今日の一句(35)-乙女椿(おとめつばき)-鎮国寺(宗像市・吉田)
今日の一句(35)乙女椿(おとめつばき)庫裡の外は乙女椿の盛りなり(くりのとはをとめつばきのさかりなり)[注・れぞれ古語で、「くり」とは、寺院で、食事などの雑事をまかなう所。寺院で、住職やその家族の住む所。「と」とはそと。をとめつばき、の「をとめ」とは、成人した若い女性。未婚の女性。=少女子(をとめこ)。の意]12オトメツバキインターネットの みんなの花図鑑 によりますと学名Camellia...
View Article今日の一句(36)-侘助(わびすけ)の祖か-太郎冠者(たろうかじゃ)・・別名・有落(うらく)椿-北九州市立白野江植物公園
今日の一句(36)太郎冠者(たろうかじゃ)侘助の御祖なるかも太郎冠者(わびすけのみおやなるかもたらうくゎざ)[注・そぞれ古語で「みおや」のみは接頭語で、親や祖先の敬称、「かも」とは、疑いの意を表す・・・か。・・・だろうか。「くゎざ」とは「くゎんじゃ」の略で、「くゎじゃ」ともいい、「たろうくゎざ」とは、若い従者、召使の若者、の筆頭。の意]12タロウカジャインターネットの みんなの花図鑑...
View Article今日の一句(37)-花梅(はなうめ)・・鹿児島紅(かごしまこう)・2016-芦屋釜の里&北九州市立白野江植物公園
今日の一句(37)緋梅系(ひばいけい)緋梅性(ひばいしょう)の紅梅鹿児島紅(かごしまこう)芦屋釜の里の鹿児島紅(1月31日撮影)御園生に一輪ありて紅豊(みそのふにいちりんありてこうゆたか)[注・それぞれ古語で「みそのふ」とは、「み」は接頭語で「そのふ」の敬称。「ゆたか(形動ナリ)」とは、満ち足りている。豊富。ゆったりしている。おおようである。の意]1カゴシマコウインターネットの 花図鑑...
View Article今日の一句(38)-目白(めじろ)と熱海寒緋桜(あたみかんひざくら)-鎮国寺(ちんこくじ)
今日の一句(38)目白(めじろ)と熱海寒緋桜(あたみかんひざくら)1鎮国寺熱海寒緋桜(あたみかんひざくら)正式種名熱海早咲き(あたみはやざき)かアタミハヤザキ(熱海早咲)Prunus × kanzakura`Atami-hayazaki インターネットの 花図鑑 によりますとhttp://kyo-no-hana.com/blogs/kyohana/2010/03/post-160.html...
View Article今日の一句(39)-白山旗桜(はくさんはたざくら)・2016-北九州市立白野江植物公園
今日の一句(39)白山旗桜(はくさんはたざくら)鬨の声風に交じるや旗桜(ときのこゑかぜにまじるやはたざくら)[注・それぞれ古語で「とき」とは、戦いの初めに両軍があげる合図の大声。大将が「えい、えい」と二声発すると一同が「おう」と応じ、これを三度くり返すのを「鬨をつくる」という。また、敵もこれに応じて叫ぶのを、「鬨を合わす」という。「まじる」とは、ある物の中に他の物が入りまじる。の意]1ハクサンハタザ...
View Article四季の風景・春-紀州の最高級ブランド実梅・・・南高梅(なんこううめ) の花-今日の一景(372)-北九州市総合農事センター(小倉南区・横代東)
今日の一景(372)「花譜の館・別館」へようこそ。四季の風景春和歌山県・最高級・実梅ブランド南高梅(なんこううめ)の花南高の思はざる外花小さし(なんこうのおもはざるほかはなちひさし)注・それぞれ古語で「おもはざるほか」とは、意外。「ちひさし」とは、小さい。の意。12南高梅(なんこううめ)インターネットの ウィキペディア・フリー百科事典 によりますと南高梅 南高梅 ( なんこううめ )...
View Article今日の一句(40)-黒侘助(くろわびすけ)・・・黒椿(くろつばき)こと永楽(えいらく)・Ⅱ-北九州市総合農事センター(小倉南区・横代東町)
今日の一句(40)黒 侘 助(くろわびすけ)ことヤブツバキ系黒 椿永楽(えいらく)Ⅱ大才の黒椿山に籠れり(たいさいのくろつばきやまにこもれり)[注・それぞれ古語で「たいさい」とは、非常にすぐれた才能。また、その人。「こもる」とは、物かげにかくれる。ひそむ。の意]1クロワビスケ(くろわびすけ)・ヤブツバキ系黒 椿永楽学名Cmellia japonica...
View Article今日の一句(41)-新春・・・福寿草(ふくじゅそう-福智山ろく花公園
今日の一句(41)旧正月を祝う花福寿草(ふくじゅそう)捨て置きて一念発起福寿草(すておきていちねんほっきふくじゅそう)1フクジュソウ俳句上蔵書の 草木花・歳時記・冬 によりますと季語福寿草(ふくじゅそう) (ふくじゅさう)元日草(がんじつさう)フクジュソウ キンポウゲ科 2月下旬から4月にかけて、里山の落葉樹林の下に、雪を割って花を咲かせる。「 福寿 」...
View Article訪問者のべ70000名達成感謝記念-庭園の若桜・・・河津桜(かわづざくら)-芦屋釜の里
訪問者のべ70000名達成感謝記念「花譜の館」へようこそ。河津桜(かわづざくら)御園生に聞こえ出でたる桜かな(みそのふきこえいでたるさくらかな)[注・それぞれ古語で「みそのふ」の「み」は接頭語で「そのふ」の敬称。お庭。「きこえいづ」とは噂になる。の意]1カワヅザクラインターネットの 季節の花300 によりますと河津桜(かわづざくら)バラ科学名Prunus lannesiana cv....
View Articleブログ開設3周年記念-枝垂れ梅(しだれうめ)・2016-北九州市総合農事センター
ブログ開設3周年記念「花譜の館」へようこそ。枝垂れ梅(しだれうめ)1枝垂れ梅羽衣掛くべき枝何処(しだれうめはごろもかくべきえだいづく)[注・それぞれ古語で「てんにょ」とは天上界に住むという女性の天人。「かく」とは掛ける。取り付ける。「はごろも」は天人の衣装で、天女がこれを着て飛翔するといわれる。「いづく」とはどこ。どちら。の意]2シダレウメインターネットの 科技研...
View Article今日の花-雪割草(ゆきわりそう) こと 三角草(みすみそう)-一期一会(21)-福智山ろく花公園
一期一会(21)「花譜の館・別館」へようこそ。今日の花春雪割草(ゆきわりそう)こと三角草(みすみそう)雪割草なくして春は語らじ(ゆきわりさうなくしてはるはかたらじ)注・「じ」は古語の打消し意思(~まい。~ないつもりだ。)の助動詞。1ミスミソウインターネットの みんなの花図鑑 によりますとミスミソウ(ユキワリソウ)[三角草]学名Hepatica nobilis var....
View Article四季の風景・春-ピンク猫柳(ねこやなぎ)-今日の一景(373)-福智山ろく花公園
今日の一景(373)「花譜の館・別館」へようこそ。四季の風景春ピンク猫 柳猫柳銀波金波に面馴れり(ねこやなぎぎんぱきんぱにおもなれり)[注・「おもなる」とは古語で、馴染む。の意]12ピンクネコヤナギインターネットの 花ひろば・on-line によりますとピンク猫柳(ピンクネコヤナギ)愛らしいわたわたの花。切花にも使えます。学名Salix gracilistyla分類ヤナギ科...
View Article今日の一句(42)-沈丁花(じんちょうげ)・2016-芦屋釜の里
今日の一句(42)「花譜の館・別館」へようこそ。沈丁花(じんちょうげ)沈丁に顔寄する男あり(ぢんちゃうにかんばせよするをとこあり)1ジンチョウゲ俳句上蔵書の 草木花・歳時記・春 によりますと季語沈丁花(じんちょうげ) (ぢんちゃうげ)沈丁(じんちょう) 丁子(ちょうじ)ジンチョウゲ ジンチョウゲ科...
View Article四季の風景・春-河津桜(かわずざくら)・Ⅱ・2016-今日の一景(北九州市立白野江植物公園
今日の一景(374)「花譜の館・別館」へようこそ。四季の風景春白野江植物公園ボタン園の一本桜河津桜(かわずざくら)絢爛極むるがごとき桜かな(けんらんきはむるがごときさくらかな)初案は絢爛かくの如し河津桜です123カワズザクラインターネットの 「ストーンフィールドの世界」 によりますとhttp://all.sakura.ne.jp/flowerkawazuzakura.htmlかわずざくら河津桜[...
View Article今日の一句(43)-白木蓮(はくもくれん)・Ⅰ・2016-芦屋釜の里
今日の一句(43)「花譜の館・別館」へようこそ。白木蓮(はくもくれん)白蓮や確定申告極めける(はくれんやかくていしんこくきはめける)[注・「きはむ(他マ下二)」とは古語で、終わらせる。つくす。の意]初案は白蓮や確定申告粛々とです。1ハクモクレン学名Magnolia...
View Article四季の風景・春-白木蓮(はくもくれん)・Ⅱ・2016-今日の一景(375)-芦屋釜の里
今日の一景(375)「花譜の館・別館」へようこそ。四季の風景春白木蓮(はくもくれん)Ⅱ1閑かさやとうど紐解く白木蓮(しづかさやとうどひもとくはくもくれん)[注・それぞれ古語で、「とうど(副)」とは、ゆったりと。「ひもとく」とは、花の蕾が開く。の意]2ハクモクレンインターネットの 季節の花300 によりますとhttp://www.hana300.com/hakumo.html白木蓮(はくもくれん)(...
View Article今日の一句(44)-花桃(はなもも)-福智山ろく花公園他
今日の一句(44)「花譜の館・別館」へようこそ。花桃(はなもも)こと桃の花(もものはな)頑なに暦固むる桃の花(かたくなにこよみかたむるもものはな)[注・それぞれ古語で「かたくな(形動ナリ)」とは、頑固でものわかりが悪い。「こよみ」とは、月齢をもとにして日付などを記したもの。「かたむ」とは、硬く約束する。の意]ちなみに本年の陰暦の桃の節句は陽暦でいうと4月9日です。十分に間に合う花の咲き方ですが、温暖...
View Article花譜の館・特別企画-祝・第88回選抜高等学校野球大会-月桂樹&オリーブ
「花譜の館」特別企画祝第88回選抜高等学校野球大会VICTORY頂きに紫紺の大旗凌ぎあれ(いただきにしこんのたいきしのぎあれ)[注・「しのぐ」は古語では、障害・困難を乗り越える。苦労する。努力する。口語では、困難を乗り越える。他をおさえてぬきんでる。凌駕する。の意]初案は戴きに月桂冠や凌ぎ敢へです。月桂樹(げっけいじゅ)1学名Laurus nobilis L.分類クスノキ目 クスノキ科...
View Article今日の一句(45)-紅辛夷(べにこぶし)=幤辛夷(しでこぶし)の変種-福智山ろく花公園
今日の一句(45)「花譜の館・別館」へようこそ。幣辛夷(しでこぶし)の変種紅辛夷(べにこぶし)風吹けば思ひ揺るぐや紅辛夷(かぜふけばおもひゆるぐやべにこぶし)[注・「ゆるぐ」とは古語で、揺れ動く。ゆらゆら揺れる。心が動く。「おもひ」とは、思うこと。考え。思慮。いつくしみ。いとおしみ。愛情。恋い慕う気持ち。の意]12ベニコブシインターネットの みんなの花図鑑...
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