今日の一景
(419)
「花譜の館・別館」へようこそ。
四季の風景
初夏
中間市役所前遠賀川河川敷
の
鯉のぼり
1
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蒼穹の遠賀川原や鯉のぼり
(さうきゅうのおんがかはらやこひのぼり)
注
「さうきゅう」とは、青空。蒼天。蒼空。
「かはら」とは、川の流れにそった、ふだんは水がなくて、砂や石の多いところ。
の意
2
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3
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季寄せ
端午
(たんご)
五節句の一つで、五月五日の節句をいう。
端は初、午は五で、五月最初の五の日の意味である。
五が重なっているので重五(ちょうご)といい、また菖蒲(しょうぶ)の節句、菖蒲(しょうぶ)の日ともいう。
この日、男のいる家では、幟を立て、軒に菖蒲を葺き、武者人形を飾り、
菖蒲酒、粽(ちまき)、柏餅などを供えて祝う。
男子が生まれて、初めての節句を初節句(はつぜっく)という。
今年の端午(旧暦の五月五日)は新暦の五月三十日にあたる。
また今年の立夏が新暦の五月五日である。
新暦で五月五日を祝うならば、季節は初夏である。
その新暦五月五日は旧暦の四月十日でまだ春であり、季節感に混乱する。
新暦の節句の語感、行事の季感からも初夏のものとする。
子供の日
(こどものひ)
新暦五月五日。
昭和二十七(1948)年に新しく制定された国民の祝日の一つで、子供の人格を重んじ、
その幸福はかる日として、あてられた。
鯉幟
(こひのぼり・こいのぼり)
鯉をかたどった幟で、最近では外幟にもっとも多く用いられている。
五月の晴れた空を泳ぐ鯉幟は、いかにも日本らしい風景である。
真鯉、緋鯉と色分けしてある。五月鯉(さつきごひ)ともいう。
以上
【改訂版・ホトトギス・新歳時記/稲畑汀子編】
参照
江上に競ひ泳ぐや鯉幟
(かうしゃうにきほひおよぐやこひのぼり)
注・それぞれ古語で
「かうしゃう」とは、大河や入り江などのほとり。
「きほふ」とは、互いに張り合って勇み立つ。張り合う。
の意
4
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鯉のぼり影の泳ぎの猛きこと
(こひのぼりかげのおよぎのたけきこと)
注・それぞれ古語で
「かげ」とは、光の反対側に出る暗い像。影法師。
「たけし(形ク)」とは、気が強い。負けまいとする気がある。勇ましい。「たけき」は、その連体形。
の意。
5
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鯉のぼり泳ぎ初めて張る碧落
(こひのぼりおよぎそめてはるへきらく)
注・それぞれ古語で
「そむ(接尾マ下二型)」とは、(動詞の連用形に付いて)・・・しはじめる。はじめて・・・する。
「はる(自ラ四)」とは、一面に広がる。
「へきらく」とは、青空。大空。
の意。
8
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本ブログの画像は、全て昨日(2017年5月4日)中間市役所前河川敷にて撮影したものです。
なお、
2015年5月5日
「鯉のぼり」
を
にて投稿しています。
宜しければご覧ください。
ご訪問ありがとうございました。
梨雨