今日の一景
(395)
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四季の風景
秋
日本最大級
の
蝶
紋黄揚羽
(もんきあげは)
&
ダリア
(ビショップ・オブ・ヨーク)
Ⅱ
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モンキアゲハ
和名
モンキアゲハ
(紋黄揚羽)
学名
Papilio helenus
(Linnaeus,1758)
分類
アゲハチョウ科 アゲハチョウ属
英名
The Red Helen
{ 概要 }
成虫は前翅長60-75mmほどで、日本に分布するチョウとしては
オオゴマダラやナガサキアゲハと並ぶ最大級の種類である。
夏型は春型に比べて大型になる。
翅は大きく幅広く、後翅には尾状突起がある。
色は全体的に黒いが、
後翅には和名通り大きな黄白色紋があり、
黒色系のアゲハチョウ類の中では比較的簡単に他種と区別できる。
この斑紋は羽化したばかりの時はほぼ白いが、
日数が経つにつれて黄色みを帯び、標本などでは黄色に近くなる。
また黄白色斑の周辺には小さな三日月状の赤い斑紋が並ぶ。
メスはオスに比べてこの赤斑が大きい。
また、南に行くほど配色はより鮮やかになる。
【フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』】による
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宿根草
ダリア`ビショップ オブ ヨーク'
学名
Dahlia`Bishop of York'
分類
キク科 ダリア属 多年草草本
花色はオレンジから黄色まで、環境により様々に変化し楽しめる。
花色を引き立てるブロンズ色の葉も美しい。
【おぎはら植物園・宿根草と山野草】による
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蝶の舞ふ黄金色なるダリアのへ
(てふのまふくがねいろなるダリアのへ)
「へ」とは古語で、上。
初案は
蝶が飛ぶゴウルドメタリックのダリアかな
です。
颯とダリア揺蕩へり蝶の煽るに
(さとダリアたゆとへりてふのあふるに)
注・それぞれ古語で、
「さと(副)」とは、動作・状態が急に起こったり、変化したりするさま。さっと。いちどきに。
「たゆた(と)ふ(自ハ四)」とは、あちこち揺れ動く。漂う。
「あふる(他ラ四)」とは、(扇などで)風を起こす。
の意
言問へば紋黄揚羽と応へけり
(こととへばもんきあげはとこたへけり)
注・それぞれ古語で、
「こととふ(自ハ四)」とは、尋ねる。質問する。
「こたふ(自ハ下二)」とは、返事をする。答える。
の意
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本ブログの画像はすべて、今月(10月)3日、北九州市立白野江植物公園の芝生広場にて撮影したものです。
なお、ダリア(ビショップ・オブ・ヨーク)については
2016年7月30日に
URL
で投稿しています。
宜しければご覧ください。
ご完読ありがとうございました。
梨雨