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四季の風景・秋-百日草(ひゃくにちそう)・・いわゆるZinnia(ジニア)こと(ヒャクニチソウ属-今日の一景(393)-北九州市立白野江植物公園

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今日の一景
(393)

花譜の館・別館」へようこそ。

四季の風景

百  日  草
 (ひゃくにちそう)


イメージ 1



ヒャクニチソウ属
学名
Zinnia
(ジニア)
分類
キク科
別名
ヒャクニチソウ
原産地
メキシコ
草丈
20cm~1メートル
主な開花期
7月~10月

ジニア
(ヒャクニチソウ)
とは

  メキシコを中心に南北アメリカに15種類が分布する植物です。初夏~晩秋にかけての長い期間花を咲かせるところから 「 百日草 ( ヒャクニチソウ ) 」 とも呼ばれ、親しまれています。春に種をまいて夏から秋に花を楽しむ『 春まき一年草 』 として扱います。

   最もポピュラーなのはジニア・エレガンス とその園芸品種で、日本ではヒャクニチソウの名前でおなじみです。エレガンスは 「 優美な 」 という意味です。野生種は一重咲きのおとなしいものが多く、18世紀ヨーロッパに導入された当初はさほど積極的に栽培・育種がされませんでした。19世紀になって八重咲きの品種が発見されてから様々な品種がつくられるようになりました。その後、気候の適したアメリカのカリフォルニアで盛んに栽培されるようになり20世紀に入って個性的な品種が数多くつくられました。

   日本には江戸時代末期に入ってきましたが、栽培や品種改良が盛んになったのは戦後になってからで、それまでは仏花として栽培される程度だったそうです。現在では豊富な花色と種類があり花壇などにも広く利用されています。

  草丈は高性種で1m、矮性種 ( 丈の低い種 ) は20cmほどに収まります。野生種は一重で紫系の花を咲かせますが、園芸品種の花色は豊富で赤、ピンク、黄色、白、変わったところでは緑色の花を咲かせる 「グリーン・エンビ」 や絞り咲きなどがあります。

【ヤサシイエンゲイ・ジニア(ヒャクニチソウ)とは】による


イメージ 2



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俳句上


蔵書の 草木花・歳時記・夏 によりますと

季語
百日草
(ひゃくにちそう) (ひゃくにちさう)

ヒャクニチソウ  キク科

   花の期間が長いので、この名がある。その秘密は頭花(とうか)にはたくさんの舌状花があって、外側から順に次々と咲き進んでいくこと、また一つ一つの花弁が紙質で厚く、丈夫であることにある。

   メキシコが原産で、18世紀末にスペインを経由してヨーロッパに渡り、各国で品種改良が行われた。その後米国でも数多くの園芸品種が作られた。今日では小輪から大輪まで、高さ70センチの高性種から15センチの矮性(わいせい)種まで、また花色も赤、桃、白、黄色など二色が花弁に混じったものなど、さまざまな品種が見られる。最近では学名からジニアとよぶことが多い。

   日本に最初に渡来したのは、江戸時代末の文久2(1862)年で、米国かららしい。その後も、新しい品種が次々に渡ってきた。花もちがよいので仏花としても重宝されている。

   春に種子を播いて育てるが、よい花から種子をとらないと、次第に花がみすぼらしくなり、舌状花が一並びだけのものになってしまう。

旨、解説されています。



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百日草の知るや地球の近代史
(ひゃくにちさうのしるやちきゅうのきんだいし)

捗らぬ元日の計百日草
(はかどらぬぐゎんじつのけいひゃくにちさう)



イメージ 5

本ブログの画像はすべて、本年(2016年)9月17日、
北九州市立白野江植物公園の芝生広場にて撮影したものです
なお、
品種名については不明につき研究中です。
あしからず
ご完読ありがとうございました
梨雨


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