今日の一景
(392)
「花譜の館・別館」へようこそ。
四季の風景
秋
日 々 草
(にちにちそう)
1
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ニチニチソウ
[日々草]
学名
Catharanthus roseus
他名
ビンカ
分類
キョウチクトウ科 ニチニチソウ属
{特徴}
ニチニチソウには矮性、高性、這い性の3タイプがあるので、用途に合わせて品種を選んでみましょう。
近年は花形の改良が進み、風車咲きやフリンジ咲きなども流通しています。
いずれもあまり土質を選ばず、高温と日照を好む乾燥に強い丈夫な植物なので、
夏の花壇には欠かせない存在です。
ただし、濃度の高い肥料を施すと根が傷みやすいので、
1回に大量の肥料を施さないようにします。
過湿や蒸れには弱いので、水を与えすぎないことが、上手に育てるコツです。
ニチニチソウ属の植物は8種が知られており、
それらのうちの7種が、アフリカのマダガスカルに分布しています。
現在の品種群は、マダガスカル原産のロゼウス(Catharanthus roseus)を中心に改良したものです。
ニチニチソウは、ビンカと呼ばれることもありますが、
じつはビンカは別属のツルニチニチソウ属の学名です。
これらはニチニチソウ属植物とよく似た花を咲かせるつる植物で、
ビンカ・ミノール(Vinca minor)
ビンカ・マヨール(Vinca major)
種が栽培されています。
【ニチニチソウとは・育て方図鑑・みんなの趣味の園芸】による
2
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俳句上
蔵書の 草木花・歳時記・夏 によりますと
季語
日日草
(にちにちそう) (にちにちさう)
日日花(にちにちか) その日草(そのひぐさ)
ニチニチソウ キョウチクトウ科
暑くて乾燥する夏の花壇で元気に育ち、つやのある緑色の葉と桃赤色の花の対照が美しい。花は基部が筒状で、5片に裂開する。1日花で夕方には筒ごとポロリと抜け落ちるが、葉腋(ようえき)ごとに2花ずつつき、秋の半ばまで次々に咲き続ける。日本には江戸時代後期に渡来した。この花つきのよさと毎日咲き替わる様子から日日草または日日花、その日草(ひぐさ)などと呼ばれる。
熱海に広く帰化しているが、原産地はマダガスカル島で、熱帯地方では1年じゅう花を咲かせる。原産地では
下部が木質化し、高さ約70センチの低木状となるが、耐寒性がないので日本では1年草として扱う。花色には赤から桃、白色などがある。
性質が強く、道路沿いの花壇などにも植えられる。近年、野生種の根から抗ガン成分が発見され、原産地では大規模な栽培が行われているという。
と説明されています。
3
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4
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画像の「蝶」について
ヒメアカタテハ
(姫赤立羽)
学名
Vanessa cardui
(Linnaeus,1758)
分類
タテハチョウ科 アカタテハ属
{特徴}
成虫の前翅長は3cm前後。
前翅の先端は黒地に白の斑点、前翅の中央部には橙色地に黒の斑点がある。
アカタテハによく似ているが、
後翅の表側は褐色ではなく橙色で、黒い斑点が3列に、点線状に並んでいるので区別できる。
飛んでいる個体を見ても、アカタテハが黒褐色が強いのに対し、ヒメアカタテハは橙色が強い。
触角の先端が白いのはタテハチョウ科に共通する特徴である。
【ウィキペディア・フリー百科事典】による
5
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6
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願はくは一議平安日日草
(ねがはくはいちぎへいあんにちにちさう)
注・それぞれ古語で
「ねがはくは」とは、望み願うことには。
「いちぎ」とは、一言。
の意
日日草自分史の嵩堆し
(にちにちさうじぶんしのかさうづたかし)
注・それぞれ古語で
「かさ」とは、重なった物の高さ・大きさ。また、その量。
「うづたかし(形ク)」とは、高く盛り上がっている。積もって高い。
の意
7
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1~4が、8月13日、福智山ろく花公園にて、
5~7が、9月1日、北九州市立白野江植物公園、
です。
画像のニチニチソウの園芸品種名については
1~4については、現在不明にて研究中、
5~7については、
ディープ・ラベンダー
です。
なお、ニチニチソウについては
2014年8月23日
URL
で投稿していますので
宜しければご覧ください。
俳句の季語は、「夏」、ですが、撮影日時が立秋を過ぎていることから題目を、「秋」、にさせていただきました。
ご理解のほど宜しくお願い申し上げます。
ご完読ありがとうございました。
梨雨