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四季の風景・秋-酔芙蓉(すいふよう)・2016-今日の一景(391)-芦屋釜の里

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今日の一景
(391)

花譜の館・別館」へようこそ。

四季の風景

酔 芙 蓉
(すいふよう)

α


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暁に朋去りにけり酔芙蓉
(あかつきにともさりにけりすいふよう)



イメージ 1



スイフヨウ
 
インターネットの みんなの花図鑑 によりますと
 
スイフヨウ
(酔芙蓉)
学名
Hibiscus mutabilis Versicolor
分類
アオイ科  フヨウ属
開花時期
7月~10月
花の色
白、ピンク、赤
名前の読み
すいふよう
分布
園芸品種
生育地
庭木
植物のタイプ
樹木
大きさ・高さ
1~5メートル
花言葉
幸せの再来、心変わり、
 
 
花の特徴
   八重咲きの品種が多いが、一重のものもある。花は5弁の1日花で、花の色は朝は白、午後は桃色、夕方は紅色に変化する。
 
葉の特徴
   葉は手のひら状に浅く3つから7つに裂け、互い違いに生える (互生) 。
 
実の特徴
   花の後にできる実はさく果 (熟すると下部が裂け、種子が散布される果実) である。
 
この花について
   芙蓉 (フヨウ) の園芸品種である。暖地に生え、鑑賞用に栽培される。
 
と説明されています。 


β


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酒食みてとうところほひ酔芙蓉
(くしはみてとうところほひすいふよう)
注・それぞれ古語で
「くし」とは、酒。「はむ」とは、食う。飲む。「とうと」とは、ちょうど。「ころほひ」とは、頃合い。
の意。
解釈
朋輩(ほうばい)宅で、昼から酒肴(しゅこう)を賜ったが、飲んだ酒のせいで、ほろ酔い気分になった。
庭の木に咲いている、酔芙蓉もほの赤く花弁を染めはじめ、自分の顔色と同じくらいの色になった
のではなかろうか。ちょうど良い頃合いだろう。
です。


イメージ 4



インターネットの スイフヨウ(酔芙蓉)-植物-小さな園芸館 によりますと

{スイフヨウ}
とは
スイフヨウとは、フヨウ〔芙蓉〕の園芸品種であるが、
八重花の華やかな花と開花後に花色がすこしずつ変化いく性質が好まれ、
元祖フヨウとは独立した地位を確立しつつある花木。

※木の性質はほとんどフヨウと同じ。

スイフヨウの花は朝咲いて夜にはしぼむ1日花。
朝、白いつぼみから白い花が開花するが、
時間の経過とともにピンク色を帯びてくる。
徐々にピンク色が濃くなり、夕方になる頃には赤色に近くなる。
1つの花は短命であるが、長期間にわたって毎日次々と開花する。

スイフヨウはフヨウと同じく高さ1.5m~3mほどに成長し、
7月から9月にかけて約10~15cmほどの八重花を咲かせる。

旨、解説されています。

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色濃きに生業留めむ酔芙蓉
(いろこきになりはひとどめむすいふよう)
注・それぞれ古語で
「なりはひ」とは、仕事。家業。「とどむ」とは、止める。
で、一日の作業を終える。
の意
解釈
酔芙蓉の花色も濃くなるほどに日も暮れた。今日の仕事はもうこれでおしまいだ。
です。

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本ブログの全ての画像は、今月(9月)25日、庭園・芦屋釜の里にて撮影したものです。
撮影時刻は
αの1、2は11時25分頃
βの3~5は12時35分頃
θの6~11は16時00分~05分
で、スイフヨウの花色の変化を狙ったものです。
過去、酔芙蓉については
2013年9月21日に二部作を
2014年9月16日
2015年10月30日
の各
URL
で投稿しています。
宜しければご覧ください。
ご完読まことにありがとうございました。
梨雨


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