花 譜 の 館
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Ⅰ
曼珠沙華
こと
彼 岸 花
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ヒガンバナ
(彼岸花)
分類
ヒガンバナ科 ヒガンバナ属
学名
Lycoris radiata
(L'Her) Herb
全草有毒な多年生の球根性植物。
散形花序で6枚の花弁が放射状につく。
[特徴]
道端などに群生し、9月中旬に赤い花をつけるが、稀に白いものもある。
その姿は独特で、夏の終わりから秋の初めにかけて、
高さ30-50cmの秋も葉も節もない花茎が地上に突出し、
その先端に苞に包まれた花序が一つだけ付く。
苞が破れると5-7個前後の花が顔を出す。
花は短い柄があって横を向いて開き、全体としてはすべての花が輪生状に外向きに並ぶ。
花弁は長さ40mm、幅5mmと細長く、大きく反り返る。
開花終了の後、晩秋に長さ30-50cmの線形の細い葉をロゼット状に出す。
葉は深緑でつやがある。
葉は冬中は姿が見られるが、翌春になると枯れてしまい、秋が近づくまで地表には何も生えてこない。
欧米では園芸品種が多く開発されている。
園芸品種には赤のほか白、黄色の花弁をもつものがある。
【ヒガンバナ-Wikipedia】による
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【インターネットの みんなの花図鑑 によりますと】
マンジュシャゲ
(ヒガンバナ)
[曼珠沙華]
開花時期
9月
花の色
名前の読み
まんじゅしゃげ
(ひがんばな)
分布
日本全土に分布
生育地
人里に近い川岸や田の縁などに生える。
植物のタイプ
多年草
大きさ・高さ
30~60センチ
花言葉
情熱
誕生花
9月13日
花の特徴
花茎の先に赤い花をつける。
花被片は6枚で強く反り返り、長い雄しべが目立つ。
鱗茎にリコリンというアルカロイドを含み、有毒植物とされている。
漢方では鱗茎を ( 石蒜 ) と言い、去痰、催吐薬にする。
また鱗茎中には大量のデンプンが含まれ、水にさらすと食用になる。
葉の特徴
花の咲く時には葉はなく、花の後に線状の葉が出て、翌春に枯れる。
この花について
「曼珠沙華」は梵語で「紅色の花」を意味するという。
彼岸花(ヒガンバナ)、死人花(シビトバナ)などの別名がある。
古い時代に中国から渡来した帰化植物といわれ、万葉集にも「いちしのはな」として詠まれている。
と解説されています。
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蔵書の 草木花・歳時記・秋 によりますと
季語
曼珠沙華
(まんじゅしゃげ) (まんじゅさげ)
彼岸花(ひがんばな) 死人花(しびとばな) 墓花(はかばな)
ヒガンバナ ユリ科(ヒガンバナ科)
秋の彼岸のころ、田の畔や土手などにヒガンバナの真紅の花がいっせいに燃え立つ。別名の曼珠沙華とは、梵語(ぼんご)で天上に咲く赤い花の意味だという。10月に入ると何時の間にか花はすっかり消え、代わって束になった帯状の緑の葉が現われる。葉は越冬し、翌年の初夏には姿を消す。葉のあるときには花はなく、花のあるときには葉はない。花は咲いても実はできない。別名の死人花というのはそんな淋しさから生まれたのだろう。墓場に多い花でもあることから墓花の名もある。ほかにも数多くのよび名をもつが、俳句では曼珠沙華の名が人気が高いようだ。
高さ30~50センチの鱗茎(りんけい)のある多年草。鱗茎に多様なアルカロイドをもつ有毒植物である。日本全国の人里地域に限って分布するので、中国原産の史前帰化植物と考えられている。日本のものは種子ができないが、原産地の中国では種子ができるものもある。
と説明されています。
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闘魂の燃ゆるは何に曼珠沙華
(とうこんのもゆるはなににまんじゅしゃげ)
それでいてリボン絡まぬ曼珠沙華
(それでいてリボンからまぬまんじゅしゃげ)
曼珠沙華今日の風に吹かれましょう
(まんじゅさげけふのかぜにふかれませう)
家居との間合ひ相応し曼珠沙華
(いへゐとのまあひふさはしまんじゅさげ)
天上にも赤い花咲く曼珠沙華
(てんじゃうにあかいはなさくまんじゅさげ)
暗ければ更に赤るや曼珠沙華
(くらければさらにあかるやまんじゅさげ)
曼珠沙華人里に生まれし時より
(まんじゅさげひとざとにうまれしときより)
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本ブログは昨年(2015年)に撮影した未公開のものです。
撮影日時場所は
1~3、15が、9月20日、北九州市立白野江植物公園
その他、4~14、16が、9月19日、遠賀郡芦屋町田屋の農業地帯
です。
過去赤いマンジュシャゲを
2013年9月27日
2014年9月19日
2015年9月26日
の各URLで
また白いマンジュシャゲ(アルビフローラ)
2015年10月9日
2015年10月13日
の各URLで
投稿していますので宜しければご覧下さい。
なお、本ブログの続版について、エノコログサとのコラボレーションのⅡを考えています。
その際は宜しくお願いいたします。
本日は長々とご覧いただきありがとうございました。
梨雨