「花譜の館」へようこそ。
浜菊(はまぎく)や 大門(おほと)の戦(いくさ)往(いんじ)なる
[注・それぞれ古語で、「おほと」とは大きな海峡、「いんじ」とは過ぎ去った昔、往事、過去、の意
で具体的には、関門海峡・壇ノ浦の源平合戦、のこと]
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「花譜の館」へようこそ。
本日(11月25日)は、朝から雨雲も混じる空で、風強く、紅葉を撮影に北九州市立白野江植物公園に行くつもりでしたが、萎(な)えてしまいました。
昼過ぎには、風強く真上は水色の空いっぱいで、回りの端に雲が押しやられた格好で晴れてきました。明日、明後日は予定が詰まっており、動ける日が今日しかなく、福岡県のガイドブックを見て、朝倉市秋月の秋月城址に紅葉を撮影に行こうと決め車を出しましたが、すでに午後1時半を回っており、車のナビゲーターは2時間半かかると告げており、再び風も出てきて曇り出したため途中であきらめ引き返しました。
あきらめついでに、量販店に行き、そこで高さ約50センチのツバキ科の桃色の茶花の侘助(わびすけ)・品種名「雛侘助(ひなわびすけ)」を安く手に入れました。
ところで、白野江植物公園では紅葉と、紅葉して散った葉が、絨毯(しゅうたん)のように敷き詰められている真赤な画像が、カレンダーの絶景の被写体にもなっています。一方秋月の紅葉も見事で、黒門と合わせて撮影された画像のなんと美しいこと、これもカレンダーの被写体となっています。
紅葉(もみぢ)散り赤き絨毯(じゅうたん)影疎ら(まばら)-白野江の木漏れ日の道
秋月(あきづき)の黒門(くろもん)くぐる櫨紅葉(はぜもみぢ)-秋月城址黒門
これは創造の世界です。(以上梨雨)
ここ数日は好天には恵まれそうにもなく、紅葉シーズンの限界も迫っており、どちらか一方でも紅葉を撮れればいいような気がします。
まあ来年もあることだし、1つ画像が手に入ればそれでいいではないかと、広い気持ちになりました。
本日投稿のテーマの花の浜菊(はまぎく)は、本年10月28日に、白野江植物公園の花畑で撮影したものですが、若い画像が少なく、早期にできた句とともに温めてきたものです。画像の数は少数精鋭ということで、ご容赦お願いいたします。
浜菊(はまぎく)を眺めて漁(りょう)の仕舞(しま)ひかな
[注・「しまひ」とは古語で、(物事の)終わり、最後、の意]
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ハマギク
いつもの 花の俳句図鑑 によりますと
季語
仲秋
浜菊
(はまぎく)
ハマギク キク科
[植物・特徴]
関東北部から青森県にかけての太平洋岸、海辺の日当たりの良い崖などに自生し、また鑑賞用に栽培もされる。葉は太く、低木状、葉は肉厚の長楕円形で、ぎざぎざの葉をもつ。9~11月、径6センチほどの頭花をつける。花びら状の舌状花は白色、中心の管状花は黄色から淡い黄緑色。海岸付近に自生することからハマギクの名がある。
[作句のポイント]
その名のとおり海辺のキクなので、多くは海とのとりあわせで詠まれる。コハマギクは似ているが少し小ぶりの別の種類。
と説明されています。
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浜菊(はまぎく)の寄り添う形(なり)の愛愛(あいあい)し
[注・それぞれ古語で、「なり」とはかたち、かつこう、形状。「あいあいし」とは可愛い、の意]
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(梨雨)