「花譜の館」へようこそ。
見上ぐれば怒涛(どとう)の山茶花(さざんか)寄せ来(きた)る
[注・「どとう」とは怒り狂うような大波、の意]
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「花譜の館」へ7ようこそ。
今日(11月22日)の南の窓から見る空は晴れわたっていました。
午後から来客に続き、PC教室に通うという予定から、午前中に家事を済ますしかありませんでした。昨日小倉南区の鱒淵ダムを囲う山々の紅葉を撮影に行ったものの今一つの画像で、残念の一言でした。
PC教室では、私の念願の一景でのブログ投稿の希望に応じ、師範から画像の拡大の教養を受け、かつ訓練を行いました。
テストとして作成した、楓(かえで)の紅葉の出来がよく、師範も画像の美を褒め讃えましたのて゛、削除するまでもなくテストから本投稿に切り替え、夕刻決定しました。
さて、本日投稿の、山茶花(さざんか)は、11月14日、16日に、市立白野江植物公園で撮影し、かつ昨日(22日)小倉南区の鱒淵ダムに紅葉を撮影に行った帰路、市の近代化遺産でもある同区大字春吉の石橋の眼鏡橋を撮影に行った際、近隣の家の生垣の白の山茶花を撮影、画像がそろったこともあって、投稿を決めました。
昨日、帰宅して、夕食を摂った後、画像の取り込みを終え、作句に時間を要しましたがなんとか、出来上がりました。
こういう理由もあって、「今日(きょう)の一景」と銘うった3画像で構成の楓(かえで)の紅葉と、連続して、俳句付きの山茶花を投稿することになりました。
つたないブログではありますが、直前の楓(かえで)の紅葉とともにご購読いただければ幸いに思います。
山茶花(さざんくわ)の葉群(はむら)に白の見え隠れ
[注・「はむら」とは古語で、葉の茂り、の意]
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山茶花(さざんくわ)の散り行(ゆ)く砌(みぎり)闇の中
[注・「みぎり」とは古語で、所、場所、の意]
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サザンカ
いつもの 花の俳句図鑑 によりますと
季語
山茶花
(さざんか) (さざんくわ)
サザンカ ツバキ科
[植物・特徴]
本州西端(山口県)~゜九州、沖縄にかけての山林に自生し、また各地で鑑賞用に植えられる。葉は革質で長
楕円形。若い枝や葉柄、葉の主脈には細かい毛が生える。10~12月、枝の先に径5~8センチほどの花が咲く。野生種は白色の一重咲きだが、園芸種には淡紅色や、紅色、絞り、重弁など多くの品種がある。
[;歴史・文化]
観賞用に多く栽培されるが、盛んになったのは江戸時代のこと。『増補地錦抄』(1710)には50もの品種が解説されている。古い文献にはサザンカの名は記されておらす゛、これは、古くは、サザンカとツバキが厳密に区別されていなかったためと考えられている。実用面では、木材を細工物や、彫刻、建築などに利用し、薪材としても良質であるとされる。種子から採れる油は、食用油や髪油などに用いられる。
[作句のポイント]
温暖な土地には自生するが、現在目にするほとんどは庭などに植えられた園芸種であろう。ツバキより葉が細く、花もやや繊細な印象である。花ごと落ちずに花弁が散るのもツバキと異なる点。
と説明されています。
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閑(しづ)かさや 山茶花(さざんくわ)母屋(おもや)を抱(いだ)きたる
[注・「いだく」は古語で囲む、の意]
原句 - 閑けきや 山茶花(さざんくわ)屋敷を囲(かく)みたる
注
「や」は和歌、俳句についてはあるものごとを詠嘆的に示し、体言、連体形に接続する。
古典文法においては、「さ」は接尾語で、
形容詞、形容動詞の語幹(形容詞のシク活用は終止形)について名詞(体言)をつくり、
程度、状態を示す。
閑けしというク活用の形容詞の語幹「閑け」
または閑か(なり)の形容動詞の語幹「閑か」
の両方に「さ」は付いて用いられるため、「閑けさや」、でも、「閑かさや」、の双方ともに成立する。
ただ、芭蕉の句に、< 閑かさや岩にしみいる蝉の声 >
があるため、小生も閑かさや、をもちいることにする。
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山茶花(さざんくわ)の零(こぼ)るる湖(うみ)への脇道(よきぢ)かな
[注・「うみ」とは、鱒淵(ますぶち)のダム湖のこと、「よきぢ」とは古語で脇道、の意]
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特番
本日(11月23日)、八幡東区の北九州河内藤園にて紅葉を撮影中に、
山茶花(さざんかの低木)を見つけ、その木に生る花を、紅葉を背景
に撮影したものです。
(梨雨)