一期一会
(23)
「花譜の館・別館」へようこそ。
今日の花
春
一人静
(ひとりしずか)
1
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煌煌し一人静の舞姿
(きらきらしひとりしづかのまひすがた)
[注・
「きらきらし」とは古語で、
きらきらと輝いている。端正で美しい。威儀が正しい。きわだっている。格別だ。
の意]
2
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ヒトリシズカ
インターネットの みんなの花図鑑 によりますと
ヒトリシズカ
[一人静]
学名
Chlovantus japonicus
分類
センリョウ科 センリョウ属
開花時期
4月
花の色
白
名前の読み
ひとりしずか
分布
北海道から九州。
生育地
山地の林の下や土手
植物のタイプ
多年草
大きさ・高さ
19~39センチ
花言葉
静謐、隠された美
誕生花
2月4日
花の特徴
春先に白いブラシ状の柄の上につく。
ただし、花のように見えるのは雄しべで、花弁はない。
葉の特徴
葉は楕円形で、上の方に向かい合わせに2組合計4枚の葉が輪生する。
花には光沢があり、縁には尖った鋸歯がある。
その他
「 静 」 とは静御前のことで、静御前が一人で舞っている姿を連想してつけられた名。
「 吉野静 」という別名もあり、こちらのほうは吉野山で舞う静御前の姿を連想したものである。
旨。解説されています。
3
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俳句上
蔵書の 草木花・歳時記・春 によりますと
季語
一人静
(ひしりしずか) (ひとりしづか)
吉野静(よしのしずか) 眉掃草(まゆばきそう)
ヒトリシズカ センリョウ科
春の最中、山麓の雑木林や杉林の少しばかり湿り気の多い林床に、ヒトリシズカが一本の白い花穂(かすい)を開く。『和漢三才図会(わかんさんさいずえ)』(1912年)によれば、この一本の花穂をもった草姿が、静御前(しずかごぜん)の吉野山での舞姿にたとえられて名づけられた。吉野静ともよばれる所以である。白い花に見えるのは、じつは雄しべの花糸(かし)の部分で、ルーペで見ると花にはがく片も花弁もないことがすぐわかる。その姿から眉掃草の名もある。
高さ15~30センチの多年草。ふつうの葉は、茎の上部に2対接近して咲くので輪生状に見える。花期は4~5月で、葉が開ききらないうちに咲く。サハリン、北海道から九州まで、朝鮮半島、中国に分布する。
フタリシズカはよく似ているが、花穂はふつう2本で、2対の葉の間は離れている。謡曲「二人静」の、静御前の霊に魅せられて舞う菜摘女(なつめ)になぞらえた名といわれる。花期は5月にずれこむ。北海道から九州までのほか中国中部、南部にも分布する。
旨、解説されています。
ひとりしづか山紫の景の調ほる
(ひとりしづかさんしのけいのととのほる)
[注・
「さんし」とは、
山紫水明(さんしすいめい)=日に映じて山は紫に、水は澄んで清らかに流れていること。
山水の景色の清らかで美しいこと。
の、山紫の部分
「けい」とは、景色(けしき)
「ととのほる」とは古語で、調和する。安定する。
の意]
4
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本ブログの全ての画像は、今月(4月)6日、福智山ろく花公園にて撮影したものです。
ご完読ありがとうございました。
梨雨