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今日の一句(47)-寒緋桜(かんひざくら)・2016-北九州市立白野江植物公園


今日の一句
(47)

花譜の館・別館」へようこそ。

寒緋桜
(かんひざくら)


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イメージ 1



風吹けば鈴の鳴るらむ花のあり
(かぜふけばすずのなるらむはなのあり)
注・
それぞれ古語で、
「ば」が已然形と接続するときは、恒常条件(・・・のときはいつも)の意となる。
「らむ(らん)」は、現在の婉曲(~ような)の意の助動詞。


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イメージ 2



カンヒザクラ

インターネットの みんなの花図鑑 によりますと

カンヒザクラ
[寒緋桜]
学名
Prunus campanulata
分類
バラ科 サクラ属
開花時期
1月~3月
花の色
名前の読み
かんひざくら
分布
原産地は台湾、中国南部
生育地
山地、庭園樹、公園樹
植物のタイプ
樹木
大きさ・
10メートル
花言葉
高貴、尊大

花の特徴
   緋紅色の花を半開した鐘状に下向きにつける。
   小輪の一重咲きで、花弁は5枚である。

葉の特徴
   葉は卵形で、互い違いに生える ( 互生 ) 。
   葉の縁には浅い重鋸歯 ( 大きなぎざぎざに更に細かなぎざぎざがある ) 。

実の特徴
   花の後にできる実は核果 ( 水分を多く含み中に種が1つある ) である。

その他
   沖縄では桜と言えばこのカンヒザクラ ( 寒緋桜 ) を指す。
   樹高が10メートルにも達する亜熱帯性の桜だが、比較的耐寒性はあって関東でも育つ。
   沖縄ではヒカンザクラ ( 緋寒桜 ) とも言われるが、本土のヒガンザクラ ( 彼岸桜 ) と混同されるためカンヒザクラと呼ぶことが多い。
   雑木で繁殖力が強い。
   俳句では 「 緋寒桜 」 が冬の季語である。
   属名の Prunus は 「 prum ( スモモ ) 」 を意味する。
   種小名の campanulata は 「 鐘形の 」 という意味である。

旨、解説されています。



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イメージ 3




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イメージ 4



碧落も驚きにけり花の緋に
(へきらくもおどろきにけりはなのひに)
注・
「へきらく」とは古語で、青空、大空。
の意


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イメージ 5



背景の、桜は大寒桜です。

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イメージ 6



白野江植物公園の管理者がこの寒緋桜の若木の幹に掛けた 
プレート 
によりますと

カンヒザクラ
(寒緋桜)
バラ科  サクラ属
学名
Cerusus campanulata
花期
3月
(九州~関東)
1月下旬~2月上旬
(南西諸島)

と説明されています。



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イメージ 7




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イメージ 8

本ブログの画像は全て、北九州市立白野江植物公園の湿性園付近にて撮影したものです。
撮影日は
1、2が2015年3月23日、
3~8は2016年3月20日、
です
なお、寒緋桜を、2014年3月14日に
URL
にて投稿しています。
宜しければご覧下さい。
ご完読まことにありがとうございました。
梨雨


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