今日の一景
(352)
「花譜の館・別館」へようこそ。
四季の風景
冬
蠟 梅
(ろうばい)
Ⅱ
1
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ロウバイ
俳句上
いつもの 俳句の花図鑑 によりますと
季語
蠟 梅
(ろうばい) (らふばい)
晩冬
唐梅
(からうめ)
南京梅
(なんきんうめ)
ロウバイ ロウバイ科
[植物・特徴]
中国原産で日本へは江戸初期に渡来し、鑑賞用に庭木や盆栽として栽培されている。よく枝分かれし、葉の両面はざらつく。花期は1~2月ごろ、葉に先立って枝の節ごとに数個ずつが下向きにつく。花は径2センチほどで内側は暗褐色、外側は黄色で、芳香がある。品種に大形の花をつけるダンロウバイ ( 檀蝋梅 )、香りが高く全体が黄色の花をつけるソシンロウバイ ( 素心蠟梅 )などがある。
[歴史・文化]
中国では雪中の四花として、ウメ、ツバキ、スイセンと並び称されている。宗の詩人、黄庭堅の詩にも詠まれており、この時代にはすでに観賞用に栽培されていたとみられる。
[作句のポイント]
ウメという名が入っているがウメとはまったく違う種類。蝋細工のような光沢がある花で、ランの花に似た芳香がある。盆栽としても好まれる。
と、説明されています。
蠟梅や今日は間日なる釜工房
(らふばいやけふはまびなるかまこうばう)
[注・それぞれ古語で、「けふ」とは今日。「まび」とは休日。の意]
2
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3
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4
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5
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蠟梅の錆びて広ごる空の鈍ぶ
(らふばいのさびてひろごるそらのにぶ)
[注・それぞれ古語で
「さぶ」とは(金属などが)さびつく。さびる。衰える。色などが褪せる。
「ひろごる」とは広がる。
「にぶ」とは、〔にばむ〕でにびいろになる。濃いねずみ色になる。
の意]
6
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本ブログの画像は全て、今月(12月)26日、庭園・芦屋釜の里にて撮影したものです。
なお、本年のブログの投稿は
勝手ながら、これにて打ち止めとさせていただきます。
来たる年が皆様にとって幸多き年でありますようお祈りいたします。
本年のご完読まことにありがとうございました。
来年の再開の折は、ご訪問方宜しくお願い申し上げます。
平成27年12月27日
山塔梨雨
こと
ルリの川蝉