今日の一景
(345)
「花譜の館・別館」へようこそ。
四季の風景
冬
ポインセチア
病者には眩きいろやポインセチア
(びゃうざにはまばゆきいろやポインセチア)
[注・それそれれ古語で
「びゃうざ」とは病人、「には」とは[格助詞「に」+係助詞「は」]で、・・・にとっては。
「まばゆし(形ク)」とはjまぶしい。
の意]
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ポインセチア
インターネットの みんなの花図鑑 によりますと
ポインセチア
学名
Euphrbia pulcerrima
分類
トウダイグサ科 トウダイグサ属
開花時期
10~1月
花の色
白、ピンク、赤、他
名前の読み
ぽいんせちあ
分布
原産地はメキシコ及び中央アメリカ
植物のタイプ
樹木
大きさ・高さ
5~7メートル
花の特徴
花は杯状花序 ( 花が杯状の苞に包まれて茎先につく ) である。
花弁がなく、花のようにみえるのは苞 ( 花のつけ根につく葉の変形したもの ) である。
花の色は赤いが、ピンクやクリーム色、白などの園芸品種がある。
葉の特徴
葉は楕円形で、互い違いに生える ( 互生 ) 。
実の特徴
花の後にできる実はさく果 ( 熟すると下部が裂け、種子が散布される果実 ) で、上を向く。
この花について
メキシコではノーチェ・ブエナ ( 聖夜 ) と呼ばれる。
クリスマスを飾る花として親しまれてきた。
日本へは明治時代の中期に渡来した。
和名は猩々木 ( ショウジョウボク ) である。
属名の Euphorbia はローマ時代のモーリタニア王 Juba の侍医 「 エウフォルプス ( Euphrbus ) さん 」 にちなんで名づけられた。この属の植物の1種の乳液を初めて薬に使ったことからきている。
種小名の pulchrrima は 「 非常に美しい 」 という意味である。
旨、解説されています。
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ポインセチア気分はすでにクリスマス
(ポインセチアきぶんはすでにクリスマス)
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クリスマスツリー
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俳句上
蔵書の 草木花・歳時記・冬 によりますと
季語
ポインセチア
猩々木
(しょうじょうぼく)
ポインセチア トウダイグサ科
クリスマスのころに鉢植えとして売られるほか、飾り付けやプレゼントの包装紙にもこの花のデザインがよく使われる。しかし、たまたまこの季節に葉が美しく赤化するというだけで、本来はクリスマスには何ら関係はない。
原産地のメキシコ中西部では、高さ3~5メートルになる常緑低木。熱帯地方では庭木として植えられるが、日本ではおもに鉢作りにし、寒さとともに温室に入れて育てる。日照時間が短くなると枝先に花序ができ、それを取り囲む苞葉 ( ほうよう ) が真っ赤に色づく。淡紅色や黄白色の品種もあるが、もともとは赤色で、猩々木の和名もそこから生まれた。ポインセチアの名は1833年、この植物を初めて米国に紹介した駐メキシコ大使ポインセットにちなむ。日本に入ったのは明治時代半ばである。
と、解説されています。
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ポインセチア下の葉緑が気にかかる
(ポインセチアしたのはみどりがきにかかる)
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然る後誰のものやらポインセチア
(しかるのちたれのものやらポインセチア)
[注・それぞれ古語で
「しかる」とは古語で、「しかり」(自ラ変)の連体形。「しかるのち」とはそうした後。
「やら」は不確実・・・であろうか。の意の副助詞
「たれ」とはだれ。の意]
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本ブログの全ての画像は、本年12月11日某所にて撮影したものです。
ご完読まことにありがとうございました。
梨雨