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稔りの風景・秋-檸檬(レモン)-今日の一景(325)-北九州市立白野江植物公園

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今日の一景
(325)

花譜の館・別館」へようこそ。

稔りの風景

檸檬
(れもん)


懐かしき青き檸檬の回顧録
(なつかしきあをきれもんのかいころく)


イメージ 1



レモン

インターネットの みんなの花図鑑 によりりますと

レモン
[lemon]
学名
Citrus limon
分類
ミカン科 ミカン属
開花時期
5月~6月
花の色
名前の読み
れもん
分布
原産地はインドのアッサム地方
十字軍の遠征でヨーロッパに持ち帰られた。
今では地中海沿岸地方が主産地となっている。
日本へは明治時代に渡来
生育地
果樹
植物のタイプ
樹木
大きさ・高さ
1~3m
花言葉
愛に忠実、心からの思慕、熱意、誠実


花の特徴
   葉の脇に総状花序 ( 柄のある花が花茎に均等につく ) を出し、香りのよい白い5弁化を咲かせる。

葉の特徴
   葉の脇には刺がある。葉は長い楕円形ないし披針形で、互い違いに生える ( 互生 ) 。葉は先が尖り、縁には
ぎざぎざ ( 鋸歯 ) がある。

実の特徴
   果期は10月から12月である。果実は長楕円形て両端がとがり、レモン色に熟す。

その他
   コロンブスの航海にもビタミンCの供給源として持参されたという。古くから、飲料や香料に利用されてきた。漢字では 「 檸檬 」 と書く。

旨、解説されています。


イメージ 2



俳句上

蔵書の 草木花・歳時記・秋 によりますと

季語
檸檬
(れもん)
レモン

レモン ミカン科

   コロンブスは新大陸から多くの植物を持ち帰ったが、逆にヨーロッパからはレモンを伝えた。レモンは当時、航海中の重要なビタミンC源であった。日本への渡来は明治の初めとされるが、貝原益軒 ( かいばらえきけん ) の『 大和本草 ( やまとほんぞう ) 』 ( 1708年 ) には 「 リマン 」 の名で 「 味好からず、ただ切りて酒の肴とす、味酸し 」 などとある。レモンを食べたのではないか。果実は縦長で長さ10センチ前後、先端が乳頭状に突き出て独特の形になる。果肉は多汁で酸味が強く、芳香があり、レモンジュースは清涼感がある。果皮からレモン油をとる。

   インド原産とされるが、野生は確認されていない。高さ5~6メートルになる常緑樹で、ふつうは枝に刺が多い。ミカン科に特徴的な葉柄 ( ようへい ) の翌 ( よく ) がない。暖地では花や実が同時に見られるが、寒さに弱く、日本では果実の越冬はむずかしい。花は日本では夏に咲く。

旨、解説されています。



イメージ 3



苗なるも嵩は変はらじこの檸檬
(なへなるもかさはかはらじこのれもん)
[注・それぞれ古語で、「かさ」とは大きさ。「じ」とは打消し意思~まい。の意の助動詞]



イメージ 4

青いレモンの味がする・・・
ご完読ありがとうございました。
梨雨


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