今日の一景
(318)
「花譜の館・別館」へようこそ。
四季の風景
秋
今、狂い咲いています。
(10月21日現在)
庭梅
(にわうめ)
梅咲くや十月半ばの大蘆庵
(うめさくやぢゅうがつなかばのだいろあん)
注・「だいろあん」とは、芦屋釜の里の大茶室
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ニワウメ
インターネットの みんなの花図鑑 によりますと
ニワウメ
[庭梅]
学名
Prunus jaonica
分類
バラ科 サクラ属
開花時期
3~4月
花の色
赤
名前の読み
にわうめ
分布
中国の北部とち用船半島に分布。
日本へはかなり古い時代に渡来。
生育地
庭木
植物のタイプ
樹木
大きさ・高さ
1~2メートル
花の特徴
葉に先立って淡い紅色の花をつける。花びらは5枚で、花の中央にたくさんの雄しべがあり、真ん中に色の子房 ( 果実や種子ができるところ ) が見え、そこから雄しべの花柱が伸びている。
葉の特徴
葉は互い違いに生える ( 互生 ) 。葉の形は卵形で先が尖り、縁のぎざぎざ ( 鋸歯 ) は 「 重鋸歯 」 でである。
重鋸歯というのは、ぎざぎざの中にぎざぎざがある二重の鋸歯を指す。葉の表面は緑色で毛がなく、裏面には毛がある。
実の特徴
直径1センチくらいの丸い核果 ( 水分を多く含み中に種が1つある ) が7~8月ごろに赤く熟する。生で食べることができ、果実酒ともされる。
この花について
属名の Prunus は 「 plum ( スモモ ) 」 を意味する。種小名の jaonica は 「 日本の 」 という意味である。
その他
万葉集にも唐棣花 ( はねず ) の名で詠まれている。種子は生薬名て郁李仁 ( いくりにん ) といい、便秘薬とされる。根し郁李根 ( いくりこん ) といい、歯ぐきが晴れたときに効く。株立状になる。
旨、解説されています。
2
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にはうめの茶室の前にて此れ棣棣
(にはうめのちゃしつのまへにてこれたいたい)
[注・「たいたい」とは、順序正しく並んで、乱れないさま。礼儀になれているさま。の意]
3
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本画像は、3は今年10月14日、1、2は、10月21日
いずれも、「芦屋釜の里・大蘆庵の前庭」にて撮影したものです。
ご完読ありがとうございました。
梨雨