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稔りの風景・秋-臭木(くさぎ)-今日の一景(313)-八幡西区

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今日の一景
(313)

花譜の館・別館」へようこそ。

稔りの風景

臭木
( くさぎ )


鈍色の空に慣らふや花臭木
(にびいろのそらにまねたるはなくさぎ)
注・それぞれ古語で、「にびいろ」とは、濃いねずみ色。
「ならふ」とは、なじむ。慣れ親しむ。なつく。


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クサギ

インターネットの みんなの花図鑑 によりますと

クサギ
[臭木]
学名
Clerodendron trichotomum
分類
クマヅラ科  クサギ属
開花時期
7~9月
花の色
名前の読み
くさぎ
分布
北海道から沖縄、
台湾、中国、朝鮮半島
生育地
山地の林の縁や川岸など
植物のタイプ
樹木
分類
クマヅラ科  クサギ属

花の特徴
   枝先や上部の葉の脇から長い柄のある集散花序 ( 最初の花が枝先につき、その下に次々と側枝を出して花がつく ) を出し、白い花をつける。花はとてもよい香りがする。合弁花で花冠は5つに裂け、裂片は横に開く。雄しべ4本と雌しべ1本が花の外に突き出ている。雄しべは上向きになる場合と下向きに垂れる場合がある。萼は紅紫色を帯び、5つに浅く裂ける。

葉の特徴
   葉は大きくて広い卵形で、向かい合って生える ( 対生 ) 。葉の表面は濃い実と緑色、裏面は白味を帯びた淡い緑色である。葉の先は鋭く尖り、縁はぎざぎざ ( 鋸歯 ) がないものと、低いぎざぎざ ( 鋸歯 ) があるものがある。

実の特徴
   萼片は実の時期まで残り、星形に開いて紅色に変わる。実は球形の核果 ( 水分を多く含み中に種が1つある ) で、藍色に熟する。実を染料に、若葉を食用にする。

その他
  和名の由来は、葉を揉むと独特の臭気があることからきている。俳句では、「 臭木の花 」 「 臭木の実 」 が秋の季語である。属名の Clerodendron はギリシャ語の 「 deros ( 運命 ) + dendron ( 樹木 ) に由来する。スリランカにあった同属の2種を 「 幸運の木 」 「 不運の木 」 と呼んだことからきている。種小名の trichotomum は 「 3つに分岐した 」 という意味である。
  
旨、解説されています。


堤して端の端なる花臭木
(つつみしてはしのはしなるはなくさぎ)
[注・古語の「して」は格助詞で、手段、方法を示す。・・・でもって。の意]


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今が盛りと糸引く蕊や花臭木
(いまがさかりといとひくしべやはなくさぎ)


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蔵書の 草木花・歳時記・秋 によますと

季語
臭木
(くさぎ)
常山木(くさぎ) 臭木の花(くさぎのはな)
臭木の実
(くさぎのみ)

クサギ  クマヅラ科

   クサギの葉をちぎってにおいをかぐと、何ともいやな強烈なにおいがする。臭木の名はこの臭気にちなみ、一度試したら忘れられない木だ。しかし白い花は芳香を放ち、実は瑠璃色に熟して輝く。この実は、古くは 「 常山の実 ( くさぎのみ ) 」 といって染料に用いられた。また、若葉はゆがいて煮物にすれば、独特の風味が生じておいしい。

   高さ2~3メートルの落葉低木で、川岸や原野、山間の谷間に三々五々とかたまって生える。8~9月ごろ、枝先の大きな倒円錐形の花序に、直径2~3センチの花がたくさん咲く。花冠の上方には1本の雌しべと4本の雄しべがつんつんと突き出し、下方は5片に裂けた赤いがくが囲んでいる。秋になると、がくは平開してますます赤みを増し、その上に玉のような果実がのっかる。日本全土のほか、台湾、朝鮮半島、中国に分布する。中国名の一つは臭梧桐。

旨、解説されています。


紫の苞の抱く玉臭木の実
(むらさきのはうのだくたまくさぎのみ)

宝石の籠るがごとき臭木の実
(ほうせきのこもるがごときくさぎのみ)


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深山に生りて臭木の大勲章
(みやまになりてくさぎのだいくんしょう)


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ご完読ありがとうございました。
日陰の花にもっと光を!
梨雨


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