今日の一景
(309)
「花譜の館・別館」へようこそ。
四季の風景
秋
雪華草
(ゆきはなそう)
こと
ユーフォルピア・ダイアモンド・フロスト
崖にありてこそ甲斐あれ燈台草
(ほきにありてこそかひあれとうだいぐさ)
[注・それぞれ古語で、「ほき」とはがけ。「かひ」とはききめ。効果。しるし。価値。ねうち。の意]
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ユーフォルピア・ダイアモンドフロスト
インターネットの
花と観葉植物 ( 葉っぱの岬 )
によりますと
ユーフォルピア・ダイヤモンドフロスト
学名
Euphorbia hypericifolia
別名
ユーフォルピア・ヒべりキフォリア
分類
トウダイグサ科 ユーフォルピア属
多年草
原産地
メキシコ
寒さ
弱い
(5度以上)
暑さ
強い
草丈
約30cm
花茎
1.5cm
花色
白
増やし方
挿し芽
場所
日当たりを好む。
冬は室内へ。
用途
鉢植え、寄せ植え、花壇
ポインセチアの仲間で花が咲くと苞が白くなる、苞を観賞する植物です。花は白い苞の中心に小さい花が咲いています。枝が細かく分岐しての伸び、小花がたくさん咲いているように見え、花期が長く初夏から秋まで花を咲かせ続け丈夫で育てやすいです。ユーフォルピア属は2000種類以上あり、ダイヤモンドフロストに似た花を咲かせ苞がやや大きい、ユーフォルピア・レウコセファラ ( 白雪姫 )という冬に花を咲かせる種類もあります。
と、解説されています。
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時化も嵐もたぢろがで燈台草
(しけもあらしもたぢろがでとうだいぐさ)
[注それぞれ古語で、「たぢろぐ」とは、しりごみする。ひるむ。
「で」とは打消しの意を表す。・・・ないで。・・・なくて。の意]
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一般に、トウダイグサ属 ( ユーフォルピア属 ) から、トウダイグサと呼ばれています。
よって品種名の解明に手間取りました。
別名
雪華草
(ゆきはなそう)
ともよばれることも学びました。
当初、このトウダイグサ科トウダイグサ属 ( ユーフォルピア属 ) の品種を
ユーフォルピア・レウコセファラ
( 白雪姫 )
と
軽信していましたが、急に確信がもてなくなり、時間がかかりました。
よくよく画像検索し、解説を多読し
花が一塊 ( ひとかたまり ) に咲かないこと、また白雪姫が冬に咲くということ等から
本種を
ダイアモンド・フロスト
と同定しました。
白い小花はまるでかすみ草のようにふんわり拡がります。
白いのは花びらではなく苞(ほう)で、花びらは先端にあります。
花が咲いたところからさらに2つの茎が伸びて花が咲くということを開花期間中ずっと繰り返します。
いつか、白雪姫をこの目にして投稿したいと思います。
先に白雪姫の句を作って温めているからです。
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燈台草芝生広場の鉢に生る
(とうだいぐさしばふひろばのはちになる)
初案は
燈台草ここは子供の芝生広場
事案は
燈台草海は見えで芝生広場
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ご完読ありがとうございました。
昨日は、大腸の内視鏡検査のため早朝から夕方まで病院におり、
訪問方、並びに、ナイス ! を打つことが遅れたことをお詫び申し上げます。
梨雨