蔵出しの花
(13)
銅葉藤袴
(どうばふじばかま)
浅黄斑に追はれて青筋揚羽かな
(あさぎまだらにおはれてあをすぢあげはかな)
1
寄る蝶は「アオスジアゲハ」です。
ドウバフジバカマ
インターネットの トッコス爺の身近な花・虫・鳥撮り によりますと
銅葉藤袴
(どうばふじばかま)
学名
Euatorium rugosum ‘Choclate’
ユーパトリウム・チョコラータ
( Ageratina aitissima )
別名
白花藤袴
(シロバナフジバカマ)
分類
キク科 フジバカマ ( ヒヨドリバナ ) 属
農産地
北ムアメリカ東北部
特徴
マルバフジバカマ ( 丸葉藤袴=帰化植物)の園芸品種 ) の園芸品種
茎の上部でよく枝分かれし
茎の上部の腋(わき)から出る花茎に小さな花が房状に咲きます。
小さい花は径5mmほどで、筒状花が数個集まっています。
茎はくすんだ緑色をしていて、葉脈と茎がチョコレート色をしています。
名前の由来
小アジア地方の「ユーパトロール王」がこの仲間の植物を薬用にしていたことから。
メモ
以前はフジバカマ ( ユーパトリウム属 ) に分類されていて
現在はアゲラティナ ( agerqtina ) 属に替えられたけど
従来からの名前のままで流通しているのだそうです。
と、解説されています。
2
この画像の、花の谷の、
「 ドウフジバカマ 」
は
この前の台風15号により、オトコエシとともに投壊し今はありません。
全画像は
昨年10月1日、近くのフジバカマに来る、蝶のアサギマダラを撮影に行った際
アサギマダラに溢れたアオスジアゲハを狙って同時撮影したものです。
雪を被ったように見えます。
藤袴に遠く離れて銅葉藤袴かな
(ふぢばかまにとおくはなれてどうばふぢばかまかな)
3
4
すでに今は昔か銅葉藤袴
(すでにいまはむかしかどうばふぢばかま)
[注・「いまはむかし」とは古語で、今から見ると昔のこと。今ではもう昔のこと。の意]
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ご完読ありがとうございました。
以上「花譜の館・別館」より
ちょうど、あれから1周年で、明日またアサギマダラを狙って撮影に行くつもりです。
梨雨