今日の一景
(304)
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四季の風景
秋
スーパームーン
そして
2015年
の
十六夜
阜の花颯揺ぎをりスーパームーン
(をかのはなさとあゆぎをりスーパームーン)
注
[それぞれ古語で、「さと」とはさっと。「あゆぐ」とは動く。の意]
1
2015年9月28日午後8時35分
スーパームーン
インターネットの コトバンク によりますと
スーパームーン
Suer Moon
知恵蔵2015の解説
月が地球に最も近付いたときに、満月もしくは新月の形になった月の姿、またはその現象をスーパームーンという。2011年3月20日(日本時間)に19年ぶりに35万6577kmまで接近した満月が観測され、NASA(米航空宇宙局)の発表によれば、最も遠くにあるときの満月よりも約14%も大きく、30%も明るく見えるとのことだった。なお、同年9月28日午前には新月のスーパームーンとなった。
天体の公転軌道は、真円ではなく一般に楕円(だえん)を描く。月の公転軌道も、地球を焦点の一つとする楕円を描いているため、地球との距離が最も短い近地点では約36万キロメートル、最も離れた遠地点では約41万キロメートルとなり、近地点と遠地点は距離にして1割以上もの遠近差がある。
月が地球を周回する公転面は、太陽の引力などの影響を受け、恒星(宇宙空間)に対して一定ではない。このため近地点にある月が地球を一周回って次回の近地点に達するのは、月の公転周期よりもわずかに長く27,5日程度になる。一方で、月の満ち欠けの周期は29.5日程度なので、ある時期の近地点と次の近地点では月の満ち欠けの形がずれることになる。この結果、月が近地点を通過する時刻の前後1時間以内に、太陽_地球_月が1直線上にならび満月にならび満月になる 「 望 」 の位置に来るのは、およそ18年に1度のことになる。このようなむものを特にエクストリーム・スーパームーンと呼ぶこともあり、近年ではこの位置関係になったのは、1955年、1974年、1992年、2011年である。2011年むにはUTC(協定世界時)3月19日18時11分月か 「 望 」 の位置を通過し、同19時10分には地球から356577キロメートルの近地点に達した。
もともと 「 スーパームーン 」 とは近年になって言われた占星術の用語で、惑星直列などともに、地震が起こるなどの災禍が訪れるという風説がある。しかし、そのような事実の裏付けはなく、力学的には潮位の干満の差がわずかに大きくなる程度にすぎないと考えられる。
と、解説されています。
2
2015年9月28日午後9時50分
漂ふは妖しき雲かスーパームーン
(ただよふはあやしきくもかスーパームーン)
3
2015年9月29日午前0時28分
薄い雲が棚引いて、月の光に照らされて青く光っていました。
ここ、北九州は、この十六夜の月が上るころは雲がかかっており、
最高の赤い月「スーパームーン」をとらえることはできませんでした。
ご完読ありがとうございました。
梨雨