今日の一景
(298)
「花譜の館・別館」へようこそ。
四季の花
秋
肥後体
(ひごたい)
肥後体の野分に絶へて息を継ぐ
(ひごたいののわきにたへていきをつぐ)
[注、それぞれ古語で、「のわき」とは「にわけ」ともいう。
野の草を吹いて分けることから、二百十日、二百二十日ごろにふく激しい風。台風。
「いきをつぐ」とは、一息いれる。の意]
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2
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ヒゴタイ
インネットの みんなの花図鑑 によりますと
ヒゴタイ
[肥後体]
学名
Echinops setifer
分類
キク科 ヒゴタイ属
開花時期
7月~9月
花の色
青
名前の読み
ひごたい
分布
愛知、岐阜、広島の各県と九州の限られた地域
海外て゜は、朝鮮半島の南部にも分布
生育地
山地の草原
植物のタイプ
多年草
大きさ・高さ
1年草で15センチ~20センチくらい、
2年目で30センチ~40センチくらい。
花言葉
実らぬ恋
花の特徴
瑠璃色の小さな筒状の花が集まって、花径5センチほどのボールのような花を咲かせる。
葉の特徴
葉は縁に刺があり、羽状に切れ込み。
実の特徴
花の後にできる実はそう果 ( 熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの ) である。
この花について
日本が大陸と地続きだったころから分布する植物と言われ、植物地理学上貴重な存在である。阿蘇の草原に咲くものがよくよく知られている。貝原益軒の 「 大和本草 」 にも登場し、江戸時代の中期から栽培されていたことがわかる。環境省のレッドリスト ( 2007 ) では、絶滅危惧Ⅱ類 ( AU ) に登録されている。近縁の栽培種として、ヨーロッパ原産の瑠璃玉薊 ( ルリタマアザミ ) がある。
旨、解説されています。
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肥後体の色に出でをり朝の山
(ひごたいのいろにいでをりあさのやま)
注・「いろにいず」とは古語で、( 思っていることが ) 表情やそぶりに表れる。特に恋心が表れるのにいう。
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肥後体や海近うして舟多き
(ひごたいやうみちかうしてあねおほき)
6
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なお、2013年・7月29日、ヒゴタイを投稿しています。
URL
は
です。
また、ルリタマアザミとの相違点については、コメントのやりとりの中で、詳細に述べており参考にして下さい。
ご完読ありがとうございました。
梨雨