今日の一景
(289)
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四季の風景
夏
桜蘭
(さくららん)
此ぞ此の桜蘭なる釜工房
(これぞこのさくららんなるかまこうばう)
[注・「これぞこの」とは古語。かつ和歌用語で、これこそがあの・・・だ。の意]
初案
人ぞ知れこれぞ桜蘭釜工房
です。
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サクララン
インターネットの みんなの花図鑑 によりますと
サクララン
[桜蘭]
学名
Hoya camosa
分類
ガガイモ科 サクララン属
開花時期
6~10月
花の色
白、赤
名前の読み
さくららん
分布
九州の南部から沖縄
台湾、中国の南部
オーストラリアなど
生育地
海岸近くの林の中など
植物のタイプ
つる性
大きさ・高さ
1~2メートル
花の特徴
葉の脇から散形花序 ( 枝先に1個ずつ花がつく ) を出し、手鞠状に白い花が集まってつく。花冠は5つに裂け、淡い紅色を帯びる。花冠の真ん中は星形に赤く色づく。花はよい香りがする。
葉の特徴
葉は楕円形で、向かい合って生える ( 対生 ) 葉の質は厚くて艶がある。
実の特徴
花の後にできる実は袋果 ( 熟すると果皮が自然に裂けて種子を放出する ) である。
この花について
気根 ( 空気中に伸びる根 ) を出し、樹幹や岩上を這い上る。
その他
和名の由来は、花の色が桃色で、葉が蘭に似ていることからきている。属名の Hoya はイギリスの園芸家 「 ホイ ( T. Hoy ) さん 」 にちなんで名づけられた。種小名の camosa は 「 肉質の 」 という意味である。
と解説されています。
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工房に匠が一人桜蘭
(こうばうにたくみがひとりさくららん)
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花房をなほ下に向けたる桜蘭
(はなぶさをなほしたにむけたるさくららん)
初案は
花房をなほ下にさし向けし桜蘭
です。
[注・それぞれ古語で、「なほ」とは、さらに。もっと。いっそう。「さしむく」とは、その方に向かせる。の意]
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一花の五稜郭がごとし桜蘭
(ひとはなのごりょうかくがごとしさくららん)
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この、鉢は芦屋釜の里の釜の復興工房の庭にて、
若い工房職人の匠の手で大切に育てられ花を咲かせたものです。
この花も匠の技なり桜蘭
この花は花期が長く夏~秋にかけてですが
撮影したのが、主に8月5日の立秋前であることから主季を夏としました。
ご完読ありがとうございました。
梨雨