「花譜の館」へようこそ。
敷島の大和と問はば紅椿
(しきしまのやまとととはばべにつばき)
[注・「しきしまの」とは古語で、「やまと」にかかる枕詞(まくらことば)]
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「花譜の館」へようこそ。
本日(1月24日)は、朝から暖かい快晴の天候でした。
本日未明から、投稿のテーマの花・椿(つばき)=藪椿(やぶつばき)の16画像の取り込みを早朝まで行いました。これは、いつもの庭園・芦屋釜の里にて撮影し、集めたものです。午後から来客があり、客が帰宅したあと
パソコン教室に行き、塗り絵のレッスンを受けました。帰宅後、夕食を摂りながら椿の10画像の取り込みを行いました。
そして構成を終えて、午後10時半過ぎにブログを打ち始めました。
とぼ口に程良き椿大蘆庵
(とぼぐちにほどよきつばきだいろあん)
[注・「とぼぐち」とは古語で、入口、玄関、の意で、「ろあん」は、芦屋釜の里が誇る大茶室のこと]
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白梅に分を譲りて藪椿
(しらうめにぶんをゆずりてやぶつばき)
[「ぶん」とは古語で、身のほど、分際(ぶんざい)、の意]
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ほつほつと色出でにけり藪椿
(ほつほつといろいでにけりやぶつばき)
[それぞれ古語で、「ほつほつと」とは、ぼつぼつ、点々、「いろいづ」とは表情、そぶりが表れる、の意]
源句-ほつほつと色の深きに藪椿
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ツバキ
蔵書の 草木花・歳時記・春 によると
季語
椿
(つばき)
藪椿(やぶつばき) 雪椿(ゆきつばき)
山椿(やまつばき) 紅椿(べにつばき)
白椿(しろつばき) 玉椿(たまつばき)
落椿(おちつばき) つらつら椿(つばき)
ツバキの花 ツバキ科
椿の字面からして、日本の春を代表する花だろう。日本原産の花木では、世界じゅうで最も愛されているかもしれない。ツバキはかなり古くに中国に渡り、さらにヨーロッパからアメリカ、オーストラリアなどに伝わって改良された。戦後に里帰りした外国生まれのツバキは派手やかで、日本の愛好家を驚かせた。多彩なツバキができたのは、交配親に中国西南部原産のトウツバキを用いたためという。日本にも多くの園芸品種があったが、交配親は藪椿とユキツバキで、種としては同じである。
ヤブツバキは本州以南の海岸寄りに自生する常緑樹で、堅くて緻密な材を縄文人は道具や櫛に用いた。花は5弁で濃い赤色。雄しべの下部が合成して花の筒についているため、花弁が散らずに花ごと落ちる。ユキツバキは本州の積雪地に自生し、まばらな枝が横に伸びて冬には雪に埋もれる。葉柄(ようへい)に毛があり、花は水平に開く。季語の「つらつら椿」は、花が咲き連なっている様子をいう。椿の実は秋の巻を参照。
< 鈴木俊作 >
と説明されています。
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昨日行った、芦屋釜の里、の茶室別館担当の女性職員と、ツバキの花について
話しを交わしたところ
どんなツバキでも、花は風に弱く、風を受ければ黒ずむ。
黒ずんでいない美しいものを撮影したいのなら、花舗に行くか、
風を受けない藪の中に分け入り、咲いている椿を狙うしかない。
しかし、それでも、美しく黒ずみのない椿はめったになく、そんなものとこころえていた方が良い。
とのことであり、外から見える山のヤブツバキ、植えているツバキ、はほとんど、どこかしら黒ずみがある。
とのことでした。
これはホームページの解説にはない貴重な識見です。
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陽を連れて紅の零るる椿かな
(ひをつれてべにのこぼるるつばきかな)
平成10年2月3日作
[退職者を落ち椿に見立てて作句し、送辞の最後に添えた句]
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一期には椿に勝る花のなし
(いちごにはつばきにまさるはなのなし)
[注・「いちご」とは古語で、生涯、または人が死ぬ時、臨終、の意]
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(梨雨)