今日の一景
(255)
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四季の風景
春
姫林檎
(ひめりんご)
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ヒメリンゴ
インターネットの みんなの花図鑑 によりますと
ヒメリンゴ
[姫林檎]
学名
Malus prunifolia
分類
バラ科 リンゴ属
開花時期
5~6月
花の色
白
名前の読み
ひめりんご
分布
原産地は中国
日本では北海道から本州の北陸地方にかけて分布
生育地
山地、鉢植え、庭植え
大きさ・高さ
30センチ~10メートル
花言葉
誘惑
誕生花
-
花の特徴
葉のある短い枝先に散形花序 ( 枝先に1個ずつ花がつく ) を出し、5~6個くらいの白い花を咲かせる。花びらは5枚で、花径は35~50ミリくらいである。花の真ん中には雄しべがたくさんある。
葉の特徴
葉は楕円形または広い楕円形で、長さは3~9センチくらいあり、互い違いに生える ( 互生 ) 。縁には不揃いなぎざぎざが ( 鋸歯 ) がある。
実の特徴
秋に赤く熟する実は直径1~2センチの球形で、食べられるが酸っぱい。
その他
⑴ 中国原産の犬林檎 ( イヌリンゴ ) の別名という説と、⑵ 犬林檎 ( イヌリンゴ ) と、蝦夷の小林檎 ( エゾノコリンゴ ) の雑種という説があるという。
と説明されています。
訪なへば撮れよ撮れよと姫林檎
(おとなへばとれよとれよとひめりんご)
[注
本ブログの姫林檎の花を見付けた経緯(いきさつ)
本年4月16日、昼から開院の歯科に通った際、
隣りの家の白い花が零れんがばかりに金網のフェンス沿いに咲き誇っているのを見て、
その花の撮影許可とその名を知るべく、治療後、その隣家の玄関のチャイムを鳴らしました。
出て来た、初老の男性は、
ヒメリンゴですよ。もう少し前はいっぱい咲いて綺麗でしたよ。
今日は曇っていて、冴えませんね。
空が青ければ、綺麗でしょうがね。
秋は、それはそれは小さい赤い実がなりますが、味は酸っぱくて食べられず、鳥も見向きもしません。
と語り
いつでも、敷地の中に入って撮影して下さい。
どうぞ。どうぞ。
と許しを得ました。
「おとなふ」とは古語で訪問する。の意]
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4月16日の曇り空での状況
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4月17日の快晴の空の下での状況
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閉まりたる病院のフェンスや姫林檎
(しまりたるびゃうヰんのフェンスやひめりんご)
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真白なる花は大きに姫林檎
(ましろなるはなはおほきにひめりんご)
[注・それぞれ古語で、「おほし(形ク)」とは大きい。
「に」とは連体形と接続する逆説確定条件(のに・けれども)の接続助詞]
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ご完読ありがとうございました。
梨雨