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四季の風景・春-いわゆる流通種・「ミモザ」の花=ギンヨウアカシア-今日の一景(232)-到津(いとうづ)の森公園-小倉北区上到津

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今日の一景
(232)

花譜の館・別館」へようこそ。

四季の風景

到津の森公園
(いとうづのもりこうえん)
咲く
流通名
ミモザ
ギンヨウアカシア

春なれや霞の中より花ミモザ
(はるなれやかすみのうちよりはなミモザ)
[注・「なれや」とは古語で、{組成・断定の助動詞「なり」の已然形+係助詞「や」}原因・理由を疑う意を表す。
・・・だからなのだろうか。の意]
春、霞・花ミモザ
の春の季語3連発の自由律


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花ミモザ黄金黄金の駄目を押す
(はなミモザこがねこがねのだめをおす)
[注・それぞれ古語で、「こがね」とは金、黄金、「だめをおす」とは囲碁で、「駄目」を詰めふさぐ、の意]


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ミモザ

インターネットの ウィキペディアフリー百科事典 によりますと

ミモザは ( 英 : mimosa、独 : Mimose ) は、本来はマメ科の植物であるオジギソウを指すラテン語名。

解説
  葉に刺激を与えると古代ギリシアの身振り劇 ミモス "mimos" ( マイム、パントマイムの前身 ) のように動くことからこの名がついた。ラテン語本来の発音はミモサ、英語発音はマモゥサあるいはマイモゥサとなり、日本語のミモザはフランス語発音に由来する。ここから以下のような転用により語義が広がっている。

①マメ科オジギソウ属の植物の総称 ( オジギソウ属のラテン語名およびそれに由来する学名がMimosa ) 。源義。
②フサアカシア、ギンヨウアカシアなどのマメ科アカシア属花卉の俗称。
 イギリスで、南フランスから輸入されるフサアカシアの切花を"mimosa"呼んだ事から。アカシア属の葉は、オジギソウ属の花と類似したポンポン状の形態であることから誤用された。今日の日本ではこの用例がむしろ主流である。鮮やかな黄色で、ふわふわしたこれらのアカシアの花のイメージから、ミモザサラダや後述のカクテルの名がつけられている。
③・・・・・( 以下略 )

と説明されています。



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俳句上

蔵書の 草木花・歳時記・春 によりますと

季語
ミモザの花(はな)
花(はな)ミモザ、ギンヨウアカシア

ミモザ  マメ科

   ミモザの花は、どこか南国の楽園を想い起こさせる。早春になると伊豆半島や房総半島などの暖地では、真っ黄色の花が木全体に穂をなして咲き、あたりが明るくなるほどである。
  このミモザと呼ばれているのはアカシアの仲間で、葉の裏側が白い ギンヨウアカシア と、葉も花房もさらに大型の フサアカシア が、その代表である。
   フランスでも早春に咲き出すこの花は喜ばれ、花が咲き出すと「ミモザ祭」が行われる。フランスやイギリスでミモザとよんでいるのは、フサアカシアのほうだが日本では切花として売られるギンヨウアカシアのほうがよく知られている。どちらもオーストラリアの原産で、寒さには弱く、暖地でなくては育たない。
   なお、ミモザの名で混同されやすいものに、ミモザの学名をもつオジギソウ ( 含羞草 ) がある。またアカシアの花 ( はな ) は、ハリエンジュ ( ニセアカシア ) のことである。  < 鳥居恒夫 >

と説明されています。


ここで、私なりにまとめますと

ミモザ
とは

西洋では、フサアカシア
日本では、ギンヨウアカシア

のことをいうものと、解しました。


ここ、
北九州市小倉北区
到津の森公園
(いとうづのもりこうえん)
インターネットのホームページの
「花と緑」
コーナーにおいても、

園内いっぱいに植えている、
「ミモザ」
ギンヨウアカシア

明記しています。



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インターネットの 季節の花300 によりますと

房(ふさ)アカシア、銀葉(ぎんよう)アカシア

ミモザアカシア
(Watle, Mimosa acacia)

マメ科  

学名
Acacia :  decurense var. dealbata
(房アカシア)
Acacia baileyana
(銀葉アカシア)

Acacia : アカシア属
decurrense : 下に延びた
dealbata : 白く塗られた
baileyana : 園芸家「べイレー」さんの

Acacia ( アカシア ) は、ギリシャ語の
「Akazo ( とげのある、鋭い )」が語源。

開花時期は、3/5~4/10頃。
オーストラリア原産。
けっこう大木になる。
黄色い球形の花がびっしり咲く。

葉が銀灰色をしいるものは
「銀葉 ( ぎんよう ) アカシア」
と呼ぶ。
(でも、房アカシアと銀葉アカシアの区別がつきにくいので、同じページにしました。)


別名
「ミモザアカシア」

ミモザ ( Mimosa ) は、オジギソウなどの植物の属名 ( 学名 ) 。

料理で「ミモザサラダ」というのがあるが、トマトの上にタマゴの黄身をこまかくいっぱいかけた様子が、
この花びらをふりかけたようすに似ていることから、ということから、ということからしい。

フランスのカンヌでは、3月にミモザの「花祭り」が行われる。

南アフリカでは、樹皮からゴムなどを採取する。

オーストラリアの国花は、この房アカシアによく似た「ゴールデン・ワトル」。

と説明されています。



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本ブログの画像の花でもある
ギンヨウアカシア

インターネットの みんなの花図鑑 によりますと

ギンヨウアカシア
(ハナアカシア)
[銀葉アカシア]

学名
Acacia baileyana
分類
マメ科  アカシア属
開花時期
2~4月
花の色
名前の読み
ぎんようあかしあ
(はなあかしあ)
分布
原産地はオーストリアのニューサウスウェールズ州


花の特徴
   枝先に花径1センチに満たない球状の黄色い花を房をなしてつける。

葉の特徴
   葉は奇数羽状複葉 ( 鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並び、先に1つの小葉がついて1枚の葉が構成される ) で、互い違いに生える。小葉は20対くらいである。葉の形は幅の広い線形で、白みを帯びた青緑色をしている。

実の特徴
   花の後にできる実は豆果 ( 葉の中に種子が入るもの ) である。

その他
   別名をハナアカシア ( 花アカシア ) という。ミモザ ( Mimosa ) の名でも流通はているが、これは近縁種のフサアカシア ( 房アカシア ) のことである。属名のAcaciaはギリシャ語の 「akantha ( 刺 {とげ} )」 からきている。鋭い棘を持つものが多いことから名づけられた。種小名のbaileyanaは 「園芸家 L.H.べイレーの」 という意味である。


と説明されています。


ミモザの珠ひとつだに零すこすことなし
(ミモザのたまひとつだにこぼすことなし)
[注・「だに」とは古語の副助詞で、・・・でさえ、・・・だって、の意]

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花ミモザゆるりと廻る観覧車
(はなミモザゆるりとまはるかんらんしゃ)

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御完読ありがとうございました。
(梨雨)


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