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マンサク属・支那金縷梅(しなまんさく)-福智山ろく花公園

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花譜の館」へようこそ。

金縷梅の影も撥ねをる園生かな
(まんさくのかげもはねをるそのふかな)
[注・それぞれ古語で、「かげ」とは光、「はぬ」とは、はね上げる、「そのふ」とは庭、の意]


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2月2日
日誌
後  述







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支那金縷梅枯れ木に花の咲くがごと
(しなまんさくかれきにはなのさくがごと)


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シナマンサク


インターネットの みんなの花図鑑 によりますと

シナマンサク
[支那満作]
学名
Hamamelis mollis
分類
マンサク科 マンサク属
開花時期
1~3月
花の色
名前の読み
しなまんさく
分布
原産地は中国中部 1879年 に発見され、同年にイギリスに渡っている
生育地
庭木
植物のタイプ
庭木

花の特徴
   満作(まんさく)と区別がつきにくいが、支那万作 (しなまんさく) のほうが香りは甘く強い。また、花が咲く時期にも褐色の枯葉が残っていることが多い。リボンのような黄色い花を枝いっぱいにつける。花弁は4枚、萼片も4枚、雄しべは4本である。

葉の特徴
   葉は倒卵形で互い違いに生える ( 互生 ) 。葉の縁には縁には波状の粗いぎざぎざ ( 鋸歯 ) があり、裏面には毛が密生している。

実の特徴
   花の後にできる実はさく果 ( 熟すると下部が裂け、種子が散布される果実 )  である。

その他
   属名の hamos (似た)  +melis (りんご) からきている。種小名の molis は 「軟毛のある」という意味である。

と説明されています。



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インターネットの ウィキペディアフリー百科事典 によりますと

マンサク属
マンサク属(まんさくぞく、学名 : Hamamelis)は、マンサク科の属の一つ。
東アジアと北米に分布し、4種ほどに分けられている。

マンサク
Hamamelis japonica
日本固有種
シナマンサク
Hamamelis mollis
中国原産
花の芳香が強く、冬の枯葉が春まで落ちずに残る特徴があり、日本でもよく植栽される。
日本のマンサクとの雑種 H. ×intermedia には多くの園芸品種が作出され、よく栽培されている。
ハヤザキマンサク
Hamamelis vernalis
アメリカンマンサク(ハマメリス)
Hamameis virginiana
北米原産。
マンサクにはよく似るが、花は秋に咲く。
葉・樹皮のエキスは収斂薬(しゅうれんやく)や化粧水として古くから使われている。

と説明されています。

俳句上は、
季語
金縷梅
(まんさく)
でひとくくりiにされております。

マンサクという種は日本の固有種です。
金縷梅の中国名は、正しくはシナマンサクという中国の別種を指します。
シナマンサクもときどき庭に植えられ、花に芳香があって、花弁の内側は赤褐色になっています。

ここで、説明上漏れている、雌しべは中央2本の花柱ですがよく見えません。



まんさくに子供の声の戻りけり
(まんさくにこどものこゑのもどりけり)

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金縷梅の蕊に挑みし翁あり
(まんさくのしべにいどみしおきなあり)
注・「おきな」とは古語で、年とった男。
連れになった年長の男性と二人して風吹く中、中央の蕊を狙って、何度も撮影に挑みました。

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御完読ありがとうございました。
(梨雨)


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