今日の一景
(203)
「花譜の館・別館」へようこそ。
四季の風景
冬
鎮国寺
(ちんこくじ)
の
淡紅梅
(たんこうばい)
梅咲くや弘法大師の屏風山
(うめさくやこうぼうだいしのびゃうぶざん)
1
淡紅梅精舎の庇ぞ青々き
(たんこうばいしゃうじゃのひさしぞあをあをき)
[注・それぞれ古語で、「しゃうじゃ」とは寺、「ひさし」とは屋根、「あをあをし」とは青い、の意]
2
3
鎮国寺
(ちんこくじ)
インターネットの 徹底探検隊 によりますと
鎮国寺
(ちんこくじ)
宗派
真言宗・御堂派
本尊
大日如来
遣唐使船で中国に渡った空海(弘法大師)は密教を学び帰国して、まず宗像大社に参拝しました。その時、屏風山に五色の雲たなびくを見て山中の洞窟(現、奥の院)を発見し、そこに籠(こも)って修行の日々をすごされました。そして鎮護国家の根本道場として建立されたのが鎮国寺であり、真言宗最初の寺院なのです。大同元年
(西紀806年)創建。
護摩堂には弘法大師作と伝えられ霊験あらたな「身代わり不動」と呼ばれる不動明王立像(重要文化財)が安置されており、毎年4月28日の紫灯大護摩供(さいとうだいごまく)の日に御開帳されます。
本堂にも5体の仏像が安置されており、中央の3体(大日如来、釈迦如来、薬師如来)は、弘法大師作と伝えられています。
正月頃に開花する早咲きの梅、早春の椿、春の桜は染井吉野から御所桜まで4月いっぱい咲き乱れ、つつじ、ユリ、蓮の花、晩秋の紅葉と年中美しい自然を楽しませてくれるところです。
と説明されています。
4
淡紅梅
(たんこうばい)
早咲きの紅梅で、花弁に肉厚感があり、ふっくらとした感じがあり色も淡いためソフトなイメージ。
昨日の時点では、この「淡紅梅」の開花状況は、5~6分咲きといったところでした。
5
淡紅梅五色の雲見ゆ空海に
(たんこうばいごしきのくもみゆくうかいに)
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御完読ありがとうございました。
(梨雨)