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四季の風景・冬-山茶花(さざんか)・2014-今日の一景(162)-河内藤園-八幡東区河内

今日の一景
(162)
 
花譜の館・別館」へようこそ。
 
四季の風景
 
山茶花
(さざんか)
2014
 
 
山茶花に有無風の囁けり
(さざんかにありなしかぜのささやけり)
[注・「ありなしかぜ」とは古語で微風、の意]
 
 
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サザンカ
 
インターネットの みんなの花図鑑 によりますと
 
サザンカ
[山茶花]
 
学名
Camellia sasanqua
分類
ツバキ科  ツバキ属
開花時期
10~12月
花の色
白、ピンク
名前の読み
さざんか
分布
本州の山口県、四国、九州、沖縄に分布。
海外では、台湾や中国などにも分布。
生育地
山地の林の中や林の縁
植物のタイプ
樹木
大きさ・高さ
2~12メートル
 
花の特徴
  枝先や葉の脇に花茎5センチから7センチくらいの白い5弁花をつける。花は横に平らに開き、雄しべは椿(ツバキ)のように筒状にはならない。園芸品種には、花の色が赤や桃色のもの、八重咲きをするものなどがある。花弁はばらばらに散る。
 
葉の特徴
   葉は楕円形で、互い違いに生える(対生)。葉の先は尖り、縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。椿(ツバキ)の場合はぎざぎざ(鋸歯)はない。葉の質は革質で艶があり、表面は濃い緑色をしている。
 
実の特徴
   花の後にできる実は球形のさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
 
この花について
   果実から採取した油は椿油と同時に用いられる。和名の由来は、山茶花の読み「サザンカ」が訛ったものと言われている。属名の Camellia はイエスズ会の宣教師「カメル(G.J.Kamell)さん」の名からきている。マニラに住み、東アジアの植物を採集した。種小名の sasanqua は「山茶花」のことである。
 
と説明されています。
 
 
 
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山茶花や棚引き初めし雲の波
(さざんかやたなびきそめしくものなみ)
 
 
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俳句上
 
蔵書の 草木花・歳時記・冬 によりますと
 
季語
山茶花
(さざんか) (さざんくゎ)
茶梅(さざんか) 姫椿(ひめつばき)
 
サザンカ  ツバキ科
 
   晩秋から初冬の花とさるが、10月に入ればぼつぼつと咲き始める。花は霜に弱いが、関東地方南部以南の暖地の家々の庭では初冬に花盛りとなり、次々と散った花弁が木の下に積もるほどになる。
   山口県から九州、沖縄地方までと、四国の南西部に自生する日本固有の常緑樹で、高さが10メートルに達する古木もある。同じ仲間のツバキよりはやや寒さに弱い。形の上でも枝が細く葉も小さい。また花は平らに開き、雄しべは筒状にならず、花弁は一片ずつ離れて散り、花冠が丸ごと落ちるツバキと趣きを異にする。野生のものは白色の5弁花だが、改良品種の庭植えのものは、桃色や紅色で、八重咲きも多い。サザンカの名は中国名の山茶花によるが、中国で山茶花と書くとツバキのことを指す。山茶花が首位転換で茶山花となり、サザンカの名が生まれたともいう。サザンカの中国名は茶梅。
   枝葉が細やかなので、かつては生け垣に多く植えられたが、チャドクガの幼虫(毛虫)がつきやすいため、近年は生け垣はあまり見られなくなった。  < 鳥居恒夫 >
 
と説明されています。
 
 
 
山茶花の阜の紅葉服らへり
(さざんかのつかさのもみぢまつらへり)
[注・それぞれ古語で「つかさ」とは岡、「まつらふ」とは従わせる、の意]
 
 
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ご完読ありがとうございました。
(梨雨)
 

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