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四季の風景・冬-スノードロップ-今日の一景(155)-福智山ろく花公園

今日の一景
(155)
 
花譜の館・別館」へようこそ
 
四季の風景
 
スノードロップ
 
 
来む年の幸せ固めむスノードロップ
(こむとしのしあわせかためむスノードロップ)
[注・それぞれ古語で「かたむとし」とは来年、「かたむ」とは堅く約束する、の意]
 
 
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スノードロップ
 
インターネットの ウイキペディアフリー百科事典 によりますと
 
スノードロップ
ユリ・Lililales
ヒガンバナ・Amaryllidaceae
Galanthus
学名
Galanthus L
英名
Snowdrop
 
スノードロップ
 スノードロップ(snowdrop)は、ヒガンバナ科ガランサス(Galanthus、スノードロップ属、マツユキソウ属)の総称。ガランサスとも。
 
   マツユキソウ(松雪草)ということもあるが、マツユキソウはガランサス属の1種 Galanthus nivalis (common snowdrop) の和名でもある。
 
   北米では希に、キンポウゲ科アネモネ属のAnemone quinquefolia を呼ぶことがある。また、エゴノキ科ハレーシア属 Halesia を snowdrop treeと総称することがある。
 
   スノーフレークは名前が似ているが別属である
 
特徴
   球根で育つ。種子から育てることもできるが、花が咲く大きさの球根に育つまで数年かかる。
 
   冬の終わりから春先にかけ花を咲かせ、春を告げる花として知られる。
 
   花は白で、3枚ずつ長い外花被と短い内科被を持つ6弁花。いくつかの種では内花被に緑色の斑点がある。
 
   夜になると花を閉じ、昼間吸収した暖かい空気を保管する。
 
栽培
   耐寒性は強いが、土壌を選ぶ
 
分類
   約20種が属する。
 
   よく知られた種は Galanthus nivalis (common snowdrop)。
 
 
階の枯葉纏ふてスノードロップ
(きだはしのかれはまとふてスノードロップ)
[注・「きだはし」とは古語で、階段、の意]
 
 
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分化
   日本では1月1日などの誕生花である。花言葉き「希望、慰め、逆境のなかの希望、恋の最初のまなざし。」
 
   スノードロップは聖燭節との関係゛深く、修道院の庭でよくそだてられていたため、修道院の跡地などに自生していることが多い。
 
   自生地はイギリスとされるが、修道僧がイタリアから持ち帰ったものが定着したとも考えられている。
 
   聖燭節の日に巣の穂ドロップをボウルに集積して持ち帰ると家が清められるという言い伝えが、イギリスの縁フォード・ビーコン近隣で伝わっている。
 
   一方で、イギリスの一部の農村部では『恋人の死を知った乙女けるケルマは、スノードロップを摘んで彼の傷の上に置きました。それはそれは彼わ目覚めさせませんでした。しかし触れた途端、彼の肉体は雪の片(スノードロップ)になってしまいました』という言い伝えがあり、このことから死を象徴する花として扱われることがある言い伝えのある地方では、死者が纏う死に装束を連想させる花として嫌われ、家の中に持ち込むと不幸が起こると言われている。これらのことから、人への贈り物にすると『死』を『希望』することとなり、「あなたの死を望みます」という意味に取られることがあるので注意が必要である。
 
   エデンを追われたアダムとイヴをある天使が励ました際、降っていた雪を天使がスノードロップに変えたという伝説がある。
 
   ドイツには、雪が自らに色がないため色を分けてくれるように花に頼んだが拒まれ、唯一それに応じたのがスノードロップだった、という言い伝えがある。
 
  ロシアの詩人マルシャークの『森は生きている』は、少女が大晦日に継母からこの花を探して積んで来るように、という無理難題を言いつけられたのが話の始まりである。
 
と説明されています。
 
 
 
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マルシャーク(ロシア)の童話劇
『森は生きている』
結末
 
   花が咲いているはずもない吹雪の大晦日に、意地悪な継母にスノードロップを探してくるように言いつけられた少女が森を彷徨っていると、そこへ12月の精が現われて、スノードロップの花を見つけることができた少女に幸運がおとずれるという話。
   スコットランドでは、新年が来る前にこの花を見つけるとその翌年は幸せになるという言い伝えがある。
  
 
入園受付の卓の白ボードには
 
スノードロップ
開花 11/7
 
年内に花を見ると幸せになります。
上のひろばに登る階段の左側に咲いています。
 
と書かれていました。
途中園長と会い、その花の場所を、階段の左横と教えると
私を連れて行き、その場で枯葉を払いのけました。
すると、可愛らしい白い3輪の
スノードロップ
が表れました。
 
園長は、
「年内に見ると幸せになれると言われている。
それほど見つけるのは難しく、翌年の幸せは約束される花だ。」
と言われました。
 
私は、俯せに横たわりその花の丈に合わせて
カメラのファインダーを覗き
シャッターを夢中に切りました。
 
私の来年の幸せは約束されたのでしょうか・・・
 
  
 
臥してより目通り叶ふスノードロップ
(ふしてよりめどほりかなふスノードロップ)
[注・それぞれ古語で、「ふす」とはうつぶす。うつむく、
「めどほり」とは目の高さ、「かなふ」とはのぞみどおりになる、の意]
 
 
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ご完読ありがとうございました。
(梨雨)
 

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