今日の一景
(154)
「花譜の館・別館」へようこそ。
四季の風景
冬
寒牡丹
(かんぼたん)
初咲きに主自慢の寒牡丹
(はつざきにあるじじまんのかんぼたん)
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2
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ボタン
インターネットの ウィキぺディアフリー百科事典 によりますと
ボタン
目
ユキノシタ・Saxifragales
科
ボタン・Paeoniaceae
属
ボタン・Paeonia
種
ボタン・P. suffruticosa
学名
Paeonia suffruticosa
和名
ボタン
(牡丹)
英名
Peony
ボタン
ボタンは、ボタン科ボタン属の落葉小低木。
または、ボタン属(Paeonia)の総称。別名は「富貴草」「富貴花」「百花王」「花神」「花中の王」「百花の王」「天香国色」「名取草」「深見草」「二十日草(廿日草)」「忘れ草」「鎧草」「ぼうたん」「ぼうたんぐさ」など多数。
以前はキンポウゲ科に分類されていたが、おしべ・花床の形状の違いからクロンスキト体系ではシャクヤクとともにビワモドキ目に編入され、独立のボタン科とされた。APGⅢではユキノシタ目とされる。
概要
原産地は中国西北部。元は薬用として利用されていたが、盛唐期以降、牡丹の花が「花の王」として他のどの花よりも愛好されるようになった。たとえば『松窓雑禄』にれば、玄宗の頃に初めて牡丹が愛でられるようになったものの、当時は「木芍薬」と呼ばれていたと記載される。また隋の煬帝や初唐の則天武后が牡丹を愛でたという故事がある。ただし郭紹林はこらの故事を慎重に検討し、虚構であると結論つけている。清代以降、1929年までは中国の国花であったとされることるが、清政府が公的に制定した記録は見られない。1929年、当時の中華民国政府は国花を梅と定めた。中華民国政府が台湾に去った後、公式の国花は定められていなかった。中華人民共和国政府は近年、新しく国花を制定する協議を行い、牡丹、蓮、菊、梅、蘭などの候補が挙げられたが、決定に至らなかった。
ボタン属
シャクヤクとともにボタン属に分類され、英語ではどちらも「Peony」と呼ばれるが、木本姓のものは以下の種。
(9種略)
園芸
樹高は原種で3m、接木で作られる園芸品種で1-1.5m。
従来は種からの栽培しかできなくて正に「高嶺の花」であったが、戦後に芍薬を使用した接木が考案され、急速に普及した。
鉢植えや台木苗で市場に出回る。
園芸品種
春牡丹
春牡丹は4-5月に開花する一般的な品種
寒牡丹
春と秋に花をつける二季咲きの変種。通常は春にできる蕾は摘み取り、秋にできる蕾のみを残し10月下 旬から1月に開花させる。
冬牡丹
春牡丹と同じ品種を1-2月に開花するよう、特に手間をかけて調整したもの。寒牡丹と混同されることが多 いが、これは放置すると春咲きに戻ってしまう。
・ 日本牡丹・中国牡丹・西洋牡丹(ビオニー)
品種改良が盛んに行われ、園芸品種が非常に多い。花色も豊富(原種は紫紅色)で、花形も多彩である。
・ 赤・赤紫・紫・薄紅・黄・白む
・ 一重・八重・千重、大輪・中輪
(以下略)
と説明されています。
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俳句上
蔵書の 草木花・歳時記・冬 によりますと
季語
寒牡丹
(かんぼたん)
冬牡丹
(ふゆぼたん)
寒ボタン ボタン科
ボタンはふつうは初夏に咲くが、寒ボタンは初冬に花をつける変わりものである。実際には初夏と初冬の二季咲きの性質をもったものを使い、初夏の蕾は切り取り、早く枝を充実させる。そして初秋に葉を切り取ると、新芽が伸びて初冬に蕾ができる。これが寒ボタンの咲かせ方で、寒さで花が痛むのを防ぐため、また鑑賞のための演出でワラで霜よけをつけて咲かせる。いくつかの品種があるが花は小型で紅色のものがほとんどである。
近年、各地に出現した冬期のボタンの名所で目にするのは、じつは「冬ボタン」とよぶものである。ふつうの春咲きのボタンの品種を促成栽培によって冬に咲かせ、一時的に植え込んで見せるもので、寒ボタンのように、二季咲きの性質をもったものではない。
寒ボタンは1月から2月にかけてが見ごろで、寺院の庭などで良く見かける。牡丹の芽は春、牡丹は夏の季語
< 鳥居恒夫 >
と説明されています。
寒牡丹眺めで媼の長話
(かんぼたんながめでおうなのながばなし)
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福智山ろく花公園
の
ホームページ
の
今こんな花が咲いています
(平成26年11月4日更新)
によりますと
カンボタン
(寒牡丹)
中国西北部の原産で、春と冬に開花する2季咲きのぼたんです。
春に咲く普通のボタンは、開花のために必ず冬の寒さにあうことが必要ですが、
カンボタンはその必要がないので秋以降にも蕾ができます。
春の蕾はつみとり、夏の終わりに葉を取って開花を贈らせます。
わらの霜囲いを寒さよをすると、人工的に11月~2月ころに開花させることができます。
当公園のカンボタンの今年の咲き始めです。
これから順次咲いてくれると思います。
と説明されています。
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ご完読ありがとうございました。
なお
冬牡丹
については、本年1月29日
URL
で投稿しています。
クリックしてご覧下さい。
牡丹(春牡丹)
についても
本年4月30日、5月1日
のべ訪問者数20000名突破記念
で連続投稿していますので
クリックしてご覧ください。
(梨雨)