Quantcast
Channel: 花譜の館
Viewing all articles
Browse latest Browse all 1281

向日葵(ひまわり)・2014-ひまわり街道(北九州市若松区)

$
0
0
花譜の館」へようこそ。
 
渡る日に向日葵の陰争がへり
(わたるひにひまわりのかげあらがへり)
[注・それぞれ古語で、「わたる」とは一方から他方へ動き移る、「あらがふ」とは反論する、反対する、の意]
 
 
イメージ 1
 
 
 
暑中お見舞い申し上げます
2014
盛夏
(山塔梨雨)
 
花譜の館」へようこそ。
 
 
   本日の投稿のテーマの花は、さる7月16日の早朝、芦屋町の夏井ヶ浜にて浜木綿(はまゆう)を撮影後、若松区の有毛の、通称ひまわり街道の畑で雲間の青空を背景に撮影した向日葵(ひまわり)です。
   昨年8月1日、気づいて、ここ、ひまわり街道に来た時はすでに向日葵(ひまわり)は朽ち果てようとしていました。それでも、その姿を撮影し、なんとか投稿しました。来年はREVENGEと心して、時をうかがい満を持しての
撮影となりました。今年はなかなか梅雨が明けず気を揉んでいましたが、この日の早朝、雲間から青空が僅かに覗いていたことから、夏井ヶ浜から廻り、国道495号線の、有毛交差点から若松区の岩屋へ向かう東西の畑に、向日葵(ひまわり)が皆東を向いて咲き誇っており、いかんなく撮影しました。ちなみにこの日の午後は豪雨になりました。
 
7月30日
日誌
 
  本日(7月30日)は、市内全域晴れ時々曇りの空。早朝に起床。家事をあれこれとこなし、車を出した。目的地は、言わずと知れた、市立白野江植物公園。
  目的の一番は、8月3日、「今日の一景」で投稿予約の鬼百合(おにゆり)の画像の補充撮影にあった。午前10時前から撮影を開始した。ピンクの鹿の子百合、白の鹿の子百合が今全盛、鬼百合は数が半減していた。
 浜撫子(はまなでしこ)が、去年とうってかわって牡丹園や花の谷の園路の階段の石垣の根元に株がびっしりとついて賑わかせ、薄紫の花でアピールしていた。他にカリガネソウ、シモバシラ、キキョウ、ヒメオウギ、エキナセア、など併せて200画像ほどをものにした。
 
 
 
 
向日葵を見晴るかす家の耀けり
(ひまはりをみはるかすへのかかやけり)
[注・それぞれ古語で、「みはるかす」とは(とおくを)見渡す、「へ」とは家、「かかやく」とは輝く、の意]
 
 
イメージ 2
 
 
 
向日葵や鉄塔高く聳えたる
(ひまはりやてっとうたかくそびえたる)
 
 
イメージ 3
 
 
 
ヒマワリ
 
インターネットの 季節の花300 によりますと
 
向日葵
(ひまわり)
日輪草(にちりんそう) 日車(ひぐるま)
 
Sunflower
 
菊(きく)
学名
Helianthus annuus
Heianthus : ヒマワリ属
annuus : 一年草の
Helianthus(ヘリアンサス)は、ギリシャ語の「helios(太陽) + anthos(花)」が語源
'' 太陽の花 ''の意味
 
開花時期
7/10~9/10頃
 
夏の代表花。でかい花。
 
原産
北アメリカ
16世紀にイギリスに伝わり、「太陽の花」と呼ばれ始めた。
(花の形が太陽を思わせる)
 
オランダ人画家ゴッホが好んで描いた花の一つ。
(「ひまわり」という作品かありますね)
 
ロシアの国花
 
名前は、花が太陽の動きにつれてまわることから ''日まわり'' 。
しかし実際には、
「花首の柔らかい、つぼみのときだけ昼間、太陽の方向を向いて夜に向きを戻し、
成長して花が咲いてからは東を向く」、
というのが本当のようだ。
 
とはいえ
「太陽の方向にくるくる回る」、
というのはわかりやすくおもしろい説ではある。
 
漢字の「向日葵」は漢名から。
 
種子は食用になる。
種子から採った油は石鹸や塗料の原料になる。
茎や葉は家畜の飼料となる。
 
別名
「日輪草」 (にちりんそう)
「日車」 (ひぐるま)
 
8月17日の誕生花
 
花言葉
「私の目はあなただけを見つめる」
 
向日葵の ゆさりともせぬ 重たさよ
北原白秋
 
髪に挿(さ)せば かくやくと射る 夏の日や 王者の花の こがねひぐるま
(ひぐるま=ひまわり)
与謝野晶子
 
< 北杜市 明野(あけの) >
甲府盆地北方の明野の「農村公園」にある、大規模ひまわり畑。
花見頃8月上旬~8月下旬。
山梨県北杜市明野。
最寄駅
JR中央本線韮崎駅から車
 
< 久喜市 菖蒲(しょうぶ) >
埼玉県中央部にある広いひまわり畑。
花見頃8月上旬~8月下旬。
埼玉県久喜市菖蒲町小林
最寄駅
JR高崎線樋川駅からバス
 
と説明されています。
 
 
 
 
イメージ 4
 
 
 
 
イメージ 5
 
 
 
 
イメージ 6
 
 
 
俳句上
 
蔵書の 草木花・歳時記・夏 によりますと
 
季語
向日葵
(ひまわり) (ひまはり)
日車(ひぐるま)  日輪草(にちりんそう)  日向葵(ひゅうがあおい)
 
ヒマワリ   キク科
 
   ヒマワリは太陽に擬せられることが多い。直径30センチを超える頭花(とうか)にはたくさんの筒状花が集まり、その周りをコロナのような黄色い舌状花が取り囲む。英名でサンフラワー(太陽花)といい、ドイツ語やフランス語でも太陽にちなんだ名がつけられている。フランスの太陽王ルイ14世の紋章もヒマワリだった。
   中国名も向日葵、貝原益軒(かいばらえきけん)の『大和本草(やまとほんぞう)』(1708年には「俗日向(ヒフガ)葵とも日マワリトモ云」とある。しかし、若い茎や咲き始めの頭花には向日性があるが、太陽に向かって開花し、太陽の動きにしたがって向きを変えるというのは俗説である。
   北米の中・西部が原産で、高さ1~3,5メートルになる1年草。日本には17世紀半ばに中国経由で渡来した。頭花の中央に集まる頭状花は結実し、無数に採れる種子には多量の油脂分が含まれる。この種子は食用にしたり、油をしぼり、北海道では油脂採取用の品種が栽培されている。ロシアやフランスでは油料作物である。
   園芸品種も数多く、八重咲きや蛇の目模様のもの、切り花用で花粉を出さないものなどがある。< 鳥居恒夫 >
 
と説明されています。
 
 
 
 
イメージ 7
 
 
 
 
イメージ 8
 
 
 
 
イメージ 9
 
 
 
向日葵の少しき雲間探りをり
(ひまはりのすこしきくもまさぐりをり)
[注・それぞれ古語で、「すこしき」とは副詞で僅か、「くもま」とは雲の晴れ間、「さぐる」とは探す、の意]
 
10
 
イメージ 10
 
 
なお
昨年、8月1日撮影、8月2日投稿のブログに登載の句は
夏来る向日葵の夏を制して
北の端の向日葵街道まっしぐら
白昼の向日葵畑僕がいる
諸々に背く一輪向日葵の花
向日葵の一門打ち出づるや北の陣
尾花にも王座奪わるる向日葵の花
向日葵の栄華一時地に伏しぬ
向日葵の顔撫づる花畑
です
URLは
です。
ご完読ありがとうございました。
(梨雨)
 
 

Viewing all articles
Browse latest Browse all 1281

Trending Articles