今日の一景
(63)
「花譜の館・別館」へようこそ。
四季の風景
夏
アマリリス
心得りアマリリス見て来しことを
(こころえりアマリリスみてきしことを)
[注・「こころう」とは古語で、気づく、の意]
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アマリリス
蔵書の 草木花・歳時記・夏 によりますと
季語
アマリリス
アマリリス ユリ科(ヒガンバナ科)
幅広でつやのある濃緑色の葉をもち、太い茎の先に、ユリのような大きな6弁花を咲かせる。花期は5~6月。かつては花壇に植えられた球根草花だが、近年では鉢植えで育てる人が多く、園芸店でも早春の鉢花として売られている。
原種はブラジルとペルーを中心とした南米に分布し、アマリリスはそれらを交雑させて作られた園芸種群の総称である。約70種を数える原種はかつてアマリリス属に分類され、後に現在のヒッペアストルム属に編入されたが、園芸の世界ではかつての名前のままでよばれている。ちなみに、アマリリス属は南アフリカ原産の本アマリリスの一種だけがあり、ペラドンナ・リリーともよばれて栽培されている。
アマリリスは、日本には江戸時代末期の天保年間(1830~44年)にフランス領ギアナからペルーまで分布する原種が、弘化年間(1844~48年)にブラジル原産種が渡来し、それぞれ金山慈姑(きんさんじこ)、ジャガタラ水仙(ずいせん)とよばれた。世界では18世紀末にイギリスで初めて交雑種がつくられた。現在では大輪から中輪、小輪、花色や花数にさまざまなものがある。 < 鳥居恒夫 >
と説明されています。
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アマリリス見て半ば小学生なり
(アマリリスみてなかばしょうがくせいたり)
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ご完読ありがとうございました。
(梨雨)