「花譜の館」へようこそ。
玄海の入り日を背に空木咲く
(玄海のいりひをそびらにうつぎさく)
[注・「そびら」とは古語で背、背中、の意]
1
「花譜の館」へようこそ。
日記欄
後述
更紗空木水琴窟の傍に咲く
(さらさうつぎすいきんくつのそひにさく)
[注・「そひ」とは古語で、そば、かたわら、の意]
2
3
蹲に更紗空木の花零る
(つくばひにさらさうつぎのはなこぼる)
[注・それぞれ古語で、「つくばひ」とは庭などに低くすえてある手洗い鉢
「こぼる」とは零れる、の意]
水琴窟
(すいきんくつ)
とは
庭園・芦屋釜の里の 立札 によりますと
水琴窟は、手洗鉢や蹲(つくばい)の下に小さな
洞窟を造り、その中に水を導き水音を
洞窟の壁面に反響させ、地上に漏れてくる
かすかな音を楽しむ設備で別名洞水門
とも言われています。
柄杓で蹲の下の石に2杯程度ゆっくり
水をかけると琴がかなでるようなポンポンという音が
してきます。幽玄な音の世界を
心静かにお楽しみ下さい。
と説明されています。
4
5
茶室別館・立礼(りゅうれいせき) 蹲(つくばい)と更紗空木(さらさうつぎ)
ウツギ
蔵書の 草木花・歳時記・夏 によりますと
季語
卯の花
(うのはな)
空木の花(うつぎのはな) 花卯木(はなうつぎ)
ウツギ アジサイ科
小学校唱歌、「夏は来ぬ」 に 「卯の花の匂う垣根に・・・・」とあるように、初夏のころ、農家などの生け垣に
小さな白い花を円錐状にたくさん咲かせる。旧暦4月の卯月(うづき)に咲くから卯の花というが、植物学上はウツギの花のことである。ウツギは枝が成長すると枝の中心部の髄(ずい)が中空になることに由来し、空木の意味。
硬い材が木釘に使われたので打木(うちぎ)にちなむとする異説もある。
夏の到来を告げる時鳥(ほととぎす)との取り合わせが妙で、『万葉集』には
ほととぎす鳴く声聞くや卯の花の咲き散る岳(おか)に田葛(くず)引く乙女
など、両者が詠み込まれた歌は18首もあり、先の唱歌『夏は来ぬ』もそうである。また垣根や畑などの境界に植えられるなど、昔から農家には馴染み深い木である。
高さ1~3メートルの落葉低木。花期は5月下旬から7月。枝先に細い円錐花序を出し、20~30個の白色5弁花が密集して咲くが、匂いはない。北海道から九州までのほか、中国にも分布する。 < 清水健夫 >
と説明されています。
6
7
サラサウツギ
インターネットの 春の樹木・5月-樹木の部屋 によりますと
サラサウツギ
(更紗空木)
花期
5月~6月
果期
9月~10月
サラサウツギ(ユキノシタ科)
[ウツギ属]
公園や庭木として良く植えられる落葉低木。樹高1.5メートル~2メートルで根元から枝分かれし、葉は単葉で
対生し長さ4センチ~8センチの楕円形~倒楕円形、葉先は尖り葉縁には細かい鋸歯がある。花は八重咲きで枝の先に横向き~下向きにつけ、花弁の外側が淡紅紫色で内側が白色をする。名前は更紗(木綿地に人物、花、鳥獣の模様を多色で染め出したもの)で、空木(茎が中空である)ことによる。樹木は強健で挿し木で繁殖し、大型の鉢植えなどにも適しているそうです。
と説明されています。
卯の花の白み持て行く垣根かな
(うのはなのしらみもていくかきねかな)
[注・それぞれ古語で、「しらむ」とはしらじらと明るくなる、
「もていく」とは動詞の連用形に接続して、だんだん・・・・になっていく、の意]
8
9
10
11
ご覧いただき有難うございました。
(梨雨)