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Channel: 花譜の館
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謹賀新年・2015・⑴-宮地岳神社-今日の一景(189)-福津市宮司元町

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謹賀新年
 
元朝や神の御座の千木高き
(がんちゃうやかみのみくらのちぎたかき)
元朝とは冬1月の季語で元日の朝
「みくら」とは神の御座所の意「みてくら」とも
「ちぎ」とは
古代の建築で、屋根の棟の両端に交差させて突き出させた二本の木。
神社建築にその形式を残す。
 
宮地嶽神社
本殿
 
 
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 花譜の館・別館」へようこそ。
 
 
Happy New Year 2015
 
 
昨年中の、ご訪問ならびにコメント、心より御礼申し上げます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
 
(山塔梨雨)
こと
ルリの川蝉
 

謹賀新年・2015・⑵-椿(つばき)-今日の一景(190)

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謹賀新年
 
年返る岨道行くや花明かり
(としかへるそばみちゆくや花明かり)
[注・それぞれ古語で、「としかへる」とは、「年改まる」と同意で新年、
「そばみち」とは「そはみち」ともいい、険しい道、
「花明かり」とは、花の色て明るい、の意]
 
椿
(つばき)
 
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(山塔梨雨)
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謹賀新年・2015・⑶-到津(いとうづ)八幡神社-今日の一景(191)-小倉北区上到津

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謹賀新年
 
参道に追ひ風のあり初詣
(さんどうにおひかぜのありはつまうで)
注・「おひかぜ」とは古語で、後方から吹いてくる風
「はつもうで」とは1月の季語で
年が明けて神社仏閣に詣でることがある。
有名な神社や寺院では、除夜の鐘が鳴り出すとともに夜を徹して参詣する人々で雑踏する。
初詣する期限について
1月以内説、15日以内説、7日以内説、期限なし説
松の内とは
門松を立てておく間のことをいう。
関東では元日から7日まで、関西では15日までとするするのがふつうである。
この間は正月気分がただよっている。
 
到津八幡神社
(いとうづはちまんじんじゃ)
 
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(山塔梨雨)
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謹賀新年・⑷・2015-雪中の山茶花(さざんか)-今日の一景(192)-八幡西区浅川台

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謹賀新年
 
山茶花を前に雪降る立ち姿
(さざんかをまへにゆきふるたちすがた)
[注・「たちすがた」とは古語で、舞の姿、の意]
 
 
 
山茶花
(さざんか)
 
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(山塔梨雨)
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謹賀新年・2015・⑸-初詣・・・岡湊(おかみなと)神社-今日の一景(193)-芦屋町船頭町

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謹賀新年
 
初詣綱は真中ぞ迷い無き
(はつまうでつなはまなかぞまよいなき)
 
岡湊神社
(おかみなとじんじゃ)
 
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改むる鈴の音色や初詣
(あらたむるすずのねいろやはつまうで)
[注・「あらたむ」とは古語で、調べる、確かめる、の意]
 
 
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東雲に神灯湿りぬ初詣
(しののめにしんとうしめりぬはつまうで)
[注・それぞれ古語で「しののめ」とは、夜明け方、東の空がほのかに明るくなる頃、
「湿る(自ラ四)」とは、火勢が衰える、の意]
 
 
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(山塔梨雨)
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ルリの川蝉
 

謹賀新年・⑹・2015-初霞…花は水仙(すいせん)-今日の一景(194)-北九州市立白野江植物公園

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謹賀新年
 
初霞山懐を神渡る
(はつがすみやまふところをかみわたる)
注・「はつがかみ」とは新年・冬の季語
新霞
(にいがすみ)
とも
正月に山野に霞のたなびくことをいう。
しかし霞の生ずる天気というのは、寒い時節ならよほど好天で、しかも暖かい日でなければならない。
だから正月に霞を見ることは珍しく心を動かされる。
 
日本水仙
(寒咲き水仙)
 
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水仙に腰の低きを学びたり
(すいせんにこしのひくきをまなびたり)
[注・「まなぶ」とは古語で、①習って行う、まねる、②学問する、勉強する、の意で、本句では①をとる}
 
 
 
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(山塔梨雨)
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ルリの川蝉
 
 

謹賀新年・⑺・2015-イギリス生まれの桜「アーコレード」=今日の一景(195)-北九州市立白野江植物公園

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謹賀新年
 
天性も境涯ひとつアーコレード
(てんせいもきゃうがいひとつアーコレード)
[注・それぞれ古語で、「てんせい」とは天から授かった性質、生まれつき、
「きゃうがい」とは因果応報の理によって各人の受ける境遇、現在の境遇、身の上、
力の及ぶ範囲内、分限、の意]
 
 
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アーコレード
 
二季咲きの桜「アーコレード」は半八重咲き淡紅色の花
学名
Prunus `Accolade'
(Prunus sargentii × Prunus subhirtella)
 
イギリス生まれの「アーコレード」
 
イギリスで
ベニヤマザクラ(オオヤマザクラの中でも花色が淡紅色のもの・Prunus sargentii)
コヒカンザクラ(prunus subhirtella)
の交配によって生まれた品種。
イギリスでは春1回の開花であるが、
日本に逆輸入され植えられたところ、日本では春4月と秋11月頃の2回咲いた。
二季咲きとなったのは気候、風土の違いからと分析されているようだ。
 
以上
植木屋さかちゃんのブログ
参照による
 
小寒やアーコレードは春の花
(せうかんやアーコレードははるのはな)
注・「しょうかん」とは冬1月の季語
24節季の一つで冬至のあと15日目。
1月5、6日ごろにあたる。
この日が寒の入りである。
この日から大寒までの15日間を小寒と呼びならわしているのは誤りである。
 
 
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花譜の館・別館」へようこそ。
 
 
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(山塔梨雨)
こと
ルリの川蝉
 
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今回で、謹賀新年・2015シリーズは終了いたします。
この間の、ご訪問、並びに、ナイス ! ありがとうございました。
(梨雨)
 

神社-宗像(むなかた)大社・⑴・2015・神木は楢(なら)-今日の一景(196)-宗像市田島

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今日の一景
(196)
 
花譜の館・別館」へようこそ。
 
神社
 
宗像大社
(むなかたたいしゃ)
 
正月や甍改むる丹の色に
(しゃうがつやいらかあらたむるにのゐろに)
[注・それぞれ古語で、「いらかあらたむ」とは改築する、
「に」とは赤土、黄味をおびた赤色、赤色の塗料、顔料、の意]
 
 
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本年、1月7日に、宗像大社に初詣に行き撮影しました。
実際取り込んだのは39画像で、順次紹介したいと思います。
 
 
 
宗像大社
(むなかたたいしゃ)
 
宗像本土・田島
辺津宮
(へつぐう)
主祭神
一杵島姫神
(いちきしまひめのかみ)
[注・長女の田心姫(たごりひめ)神は、沖ノ島の沖津宮に、
次女の湍津(たぎつ)姫神は大島の中津宮に祀られている。]
 
宗像大社社務所発行の 宗像大社 によりますと
 
由緒
 
   宗像三女神(さんじょしん)は「宗像神社」「厳島(いつくしま)神社」をはじめ、その土地の名前がつけられた神社、あるいは各神社の相殿神(あいどのしん)[主祭神と一緒に祀る神)として、北から南まで、全国各地にお祀りされています。その数は6200社といわれ、それらの神社の総本宮が宗像大社です。
   『日本書紀』には宗像三女神が「道主貴(みちぬしのむち)、すなわち国民のあらゆる道をお導きになる最も尊い神として崇敬を受けたことが記されています。「貴(むち)」とは最も高貴な神に贈られる尊称です。道主貴(宗像三女神以外には、伊勢神宮の大日靈貴(おおひるめむち)[天照大神(あまてらすおおみかみ)]、出雲大社の大己貴(おおなむち)[大国主命(おおくにのぬしのみこと)]のみですので、宗像三女神が皇室をはじめ人々から、いかに篤い崇敬を受けられていたかが、うかがえます。
 
   また、宗像から大陸への開路は中央政権にとっても大切な道であり、歴代天皇のまつりごとを助ける宗像三女神が、中央政権と強く結びついた国家神であったともいえます。
 
   記紀によれば、この三女神を奉(ほう)じて祀ったのは、神社に代々仕えてきた象徴で宗像氏の先祖にあたる胸肩君(むなかたのきみ)だといわれています。
 
   大化改新(たいかのかいしん)[645年]ののち、宗像郡(現在の宗像・福津[(ふくつ]両市に古賀市・若宮[わかみや]市・遠賀[おんが]郡の一部を含む地域)は九州随一の神郡(しんぐん)となり、宗像氏は大領(郡司)と神主を兼帯(けんたい)しました。
 
   平安時代になると大宮司職(だいぐうしき)が認められ、以後、戦国時代にかけて社勢をのばしました。戦国の混乱のなか、大宮司家の断絶や社領の没収がありましたが、領主になった小早川隆景(こばやかわたかかげ)、後には黒田長政(ながまさ)の寄進をうけて、宗像大社の祭祀(さいし)は継承されてきました。
 
   明治維新の後、明治4年に国幣(こくへい)中社に列格、同18年に官幣(かんぺいちゅうしゃ)、同34年に官幣大社に昇格しました。
 
   明治の御代で忘れてならないのは、同38年5月27日、沖ノ島至近の海上で我が国の連合艦隊が、ロシアのバルチック艦隊に勝利した日本海海戦です。戦後、東郷平八郎(とうごうへいはちろう)元帥は宗像三女神の神恩に感謝し、自筆の「神光照海(しんこうしょうかい)」の扁額と、自ら乗船し指揮をとった旗艦「三笠(みかさ)」の羅針儀(らしんぎ)を当大社に奉納されました。
 
   また昭和29年から三次にわたる沖ノ島学術調査は、23ヶ所の祭祀跡から8万点もの祭祀神宝が発見され、すべて国宝に指定されました。その中には朝鮮半島はじめ中国、遠くペルシアの豪華な工芸品もみられたところから、沖ノ島は「海の正倉院(しょうそういん)」とも呼ばれています。4~9世紀にわたる祭祀の全貌が明らかになり、我が国における仏教伝来以前からの祭祀の形態が学術的に明らかになりました。
 
   本殿・拝殿などの修復と境内の拡張・整備、第二宮(ていにぐう)、第三宮(ていさんぐう)をはじめとする諸施設の造営、最後に神宝館と儀式殿の建設をもって、昭和56年に一連の昭和の大造営事業は終わりました。交通の神様、安産の神様、産業の神様として、地域の人々をはじめ、全国津々浦々から厚く信仰されています。
 
と説明されています。
 
 
 
 
神木は隅に眠りし龍の楢
(しんぼくはすみにねむりしゅうのなら)
 
 
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投げらるる賽銭の音の絶え間なし
(なげらるるさいせんのねのたえまなし)
 
 
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神門の皇族下乗の彫り深し
(しんもんのこうぞくげじょうのほりふかし)
[注・「げじょう」とは古語で、乗り物から降りること、
車馬に乗ったまま社寺の境内や城内へ入ることを禁ずること、
またその旨を記した表札。下馬。の意]
 
 
 
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神門の扉に耀よふ表紋
(しんもんのとびらにかかよふおもてもん)
注・「かかよふ」とは、輝く、の意
[宗像大社の表紋は「菊の御紋」、裏紋は楢(なら)の葉紋、である。
 
 
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ご完読ありがとうございました。
(梨雨)
 
 

神社-宗像大社・⑵・2015-国指定重要文化財の本殿-今日の一景(197)-宗像市田島

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今日の一景
(197)
 
花譜の館・別館」へようこそ。
 
神社
 
宗像大社
 
 
 
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七日目や巫女の歩みの粛々と
(なぬかめやみこのあゆみのしゅくしゅくと)
 
 
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境内の 表札 によりますと
 
国指定重要文化財
 
本殿・拝殿
 
   宗像三宮の総社(そうしゃ)である辺津宮(へつぐう)は往古より「第一宮(ていいちぐう)と呼ばれ、全国約6200社の宗像神を祀(まつ)る神社の総本宮です。現在の本殿と拝殿は、約500年前の弘治3(1557)年の消失により再建してものです。
   本殿は戦国時代真っ只中の大正6(1578)年時の大宮司第80代宗像氏貞(うじさだ)公が、拝殿は本殿再建の12年後の大正18(1590)年毛利元就の三男で「毛利両川(りょうせん)の一人として知られ、当時の筑前國の領主であった小早川隆景(たかかげ)公によって再建されました。本殿・拝殿ともに国の重要文化財に指定されています。
   平成25年には社殿塗装の修復が実施され、同26年12月8日には遷座祭(せんざさい)を斎行しまなした。
 
本殿
 
五間社両流造(ごけんしゃりょうながれづくり)  杮葺(こけらぶき)
 
   5間とは建物の横幅のことで1間が6尺(約1.8メートル)です。流造は屋根が流れるような曲線を描いた建築様式で、前後対称ではなく、後ろより前が長い神社独特の工夫がされた美しい建物です。全体の構造は豪壮で、戦乱の時代に建立されたとは思えないほど優美な姿は、桃山時代初期の特色がよくあらわされています。
 
 
拝殿
 
切妻造妻入(きりづまづくりつまいり)  杮葺(こけらぶき)
 
   切妻とは屋根を四方ではなく、左右二面に本を伏せたように葺き、前後を切り落としたような様式で、妻入とは裏側に入口を設けて正面とする造りです。全体的な印象は簡素かつ雄大です。
 
と説明されています。
 
 
本殿を見ずして立ち去る人のをり
(ほんでんをみずしてちさるひとのをり)
 
 
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本殿を裏から拝む初詣
(ほんでんをうらからおがむはつまうで)
 
 
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ご完読ありがとうございました。
(梨雨)
 

ゅな神社-宗像(むなかた)大社-国指定重要文化財・・・拝殿他-今日の一景(198)-宗像市田島

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今日の一景
(178)
 
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神社
 
宗像大社
 
 
初詣青雲真面に大鳥居
(はつまうであをぐもまおもにおおとりゐ)
[注・それぞれ古語で、「あをぐも」とは青味をおびた雲、「まおも」とは正面、の意]
 
 
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空蒼し参道直し初詣
(そらあをしさんどうすぐしはつまうで)
[注・「すぐし」とは古語で、真っ直ぐな゜さま、の意]
 
 
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心字池日向に鯉の集ひたる
(しんぢいけひなたにこひのつどひたる)
 
 
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手水舎(てみずや)に設置の 表札によりますと
 
ご祭神について
 
当大社は天照大神(あまてらすおおみかみ)の御子神
 
田心姫神(たごりひめのきかみ) [辺津宮]
湍津姫神(たぎつひめのかみ) [中津宮]
市杵島姫神(いちきしまひめのかみ) 「辺津宮]
 
の3女神が日本書記に伝えられているわうに天孫降臨にさきだち天照大神の御神勅(ごしんちょく)を奉じて鎮座されました。この九州北辺の要衝の地に3柱の女神が神勅された意義はまことに尊く、道主貴(みちぬしのおみ)
御別称が示すように国民道の祖神として歴代の皇室を守護され国家鎮護の国家鎮護の御神徳を発揚され今日に至っております。また古くから天照大神(あまてらすおおみかみ)をおまつりする伊勢神宮に対して裏伊勢とも
称せられ御皇室をはじめ国民の崇敬も厚いお社てす。宗像大神をおまつりする神社は全国の6千余社ありますが、当大社はその総本宮でもあります。
< 像大社社務所謹誌 >
と説明されています。
 
 
神門や新玉月に声を呑む
(しんもんやあらたまづきにこゑをのむ)
[それそ゜れ古語て、「あらちたまづき」とは1月、「こゑをのむ」とは緊張する、の意}
 
 
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国指定重要文化財
 
拝殿
 
切妻造妻入(きりづまづくりつまいり)  杮葺(こけらぶき)
 
   切妻とは屋根を四方ではなく、左右二面に本を伏せたように葺き、前後を切り落としたような様式で、妻入とは裏側に入口を設けて正面とする造りです。全体的な印象は簡素かつ雄大です。
 
と説明されています。
 
 
拝殿の扁額低し初詣
(はいでんの扁額低し初詣)
 
 
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選びしは矢羽真白き破魔矢かな
(えらびしはやはばねましろきはまやかな)
 
 
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御完読ありがとうこざいした。
(梨雨)
 

神社-宗像大社・⑷・2015-宗像大社の神紋・表紋(おもてもん)と裏紋(うらもん)-今日の一景(139)-宗像市田島

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今日の一景
(189)
 
花譜の館・別館」へようこそ。
 
神社
 
宗像大社
(むなかたたいしゃ)
 
御神紋
 
表紋
菊の御紋
裏紋
楢の葉紋
 
神門に表紋なる菊花紋
(しんもんにおもてもんなるきっかもん)
 
 
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宗像大社社務所発行の 宗像大社 によりますと
 
ブックカバー
宗像大社
表紋と裏紋
によりますと
 
宗像大社の神紋は、表紋に皇統守護の神勅(しんちょく)を戴く鎮祭の守護から「菊の御紋」を、
裏紋に歴代の宗像大宮司家の家紋である「楢(なら)の葉紋」を用いています。
この楢の木は辺津宮(へつぐう)本殿横に約550年の樹齢を重ね、ご神木として人々を見守っています。
 
と説明されています。
 
宗像大社
神紋(しんもん)裏紋
の在処について
 
売り場の神官対し、裏紋の在処を問うたとろ、何を聞き間違えたのか、神木の在処を教えました。
私は裏門に彫られてあるのかと思い行ってみましたが、ありません。
再度その神官の尋ねたところ、時間を気にしながらも、
「本殿の中にありますよ」
と言いなが
「ズームなら撮れるはずですよ。」
本殿の格子の間から撮影せよ、との教示内容でした。
見ると、それは、本殿内に立っている灯明または、本殿からぶら下がっている、灯明でした。
後で知ったのですか゜、庇からぶら下がっているのかが
燈篭(とうろう)
地上に立っているのが、
権磴:(けんとう)
ということを電話照会し同人から確認をとりました
 
以上
 
 
そこそこと御籤売り場に楢の葉紋
(そこそことみくじうりばのならのはもん)
 
 
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神木の楢の墨字のながれたれ
(しんぼくのなのすみじのながれたり)
「注・この神木の楢の木は樹齢約550年といわれています。」
 
 
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本殿内の御灯明
献灯
格子の間から、無理な態勢で撮影
 
 
 
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裏紋は控えめにしてご燈篭
(うらもんはひかえめにしてごとうろう)
 
 
 
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本殿に紺を残して黄昏るる
(ほんでんにこんをのこしてたそがるる)
 
 
 
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ご完読ありがとうございました。
(梨雨)
昨日は病気のため、投稿のタイミングに狂いが生じました。
謹んでお詫び申し上げます。
まだ、全快しておらず、明日は休養させていたたきます。
(梨雨)
 

冬牡丹(ふゆぼたん)-訪問者数のべ40000名突破記念Ⅰ-北九州市立白野江植物公園

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花譜の館」へようこそ。
 
日輪の留まる気配冬牡丹
(にちりんのとどまるけはいふゆぼたん)
 
 
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   本日(1月19日)まで、私、インフルエンザにて療養中でした。A型とのことでした。予防接種は受けたものの、あてにはできません。かんがみるに1月7日の宗像大社の初詣の時に罹患したとしか考えようがありません。
   みなさん、今のインフルエンザはA型の変異がはなはだしく、予測して免疫の為のワクチンを作るのですが予測が外れることが多く、あまり予防接種に期待しない方が良いと思います。
   医院、病院側としては、言い訳がましく、接種していたからそれくらいですんだと思いますよ。と言うのですが
明らかに、「言い訳」です。予防接種を受けようと受けまいとかかるのです。
   いかに、洗面、手洗、ウガイ、の励行が必要かが身に染みて解った次第です。
  ちなみに、母も予防接種を受けていましたが、インフルエンザにかかっています。去年の福岡県での流行は早く、9月には大流行しました。県のアピールが遅すぎました。これからいくと、予防接種は夏8月と秋11月にすべく急ぐべきでした。
 
 
冬牡丹
 
いつもの 花の俳句図鑑 によりますと
 
季語
冬牡丹
三冬
寒牡丹
(かんぼたん)
 
ボタン キンポウゲ科
 
[植物・特徴]
   ボタンは本来春から夏の花である。冬に咲く特別の種名があるというわけではなく、人工的に冬に花をつけさせたものをいう。春につぼみを取り去って花期を遅らせ冬についたつぼみに藁で霜囲いをして花を咲かせる。夏のものより花が小さい。一説には、葉のついているものが冬牡丹、葉のないものが寒ボタン、という区別があるという。
 
[作句のポイント」
   春夏のように一斉に咲き乱れるわけではなく、ひっそりと咲くその姿は俳人の心を引きつける。名所には毎年多くの人が訪れる。
 
 
 
 
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菰の屋の堤に取り分く冬牡丹
(こものやのつつみにとりわくふゆぼたん)
[注・それぞれ古語で、「や」とは部屋、「つつみ」とは土手、「とりわく]とはめだつ、の意]
 
 
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御完読ありがとうございました。
(梨雨)
品種名についてはおおよそ分っていますが確定を期すため、控えさせていただきます。
この特別記念シリーズは後2回続けます。
 

冬牡丹(ふゆぼたん)-訪問者数のべ40000名突破記念Ⅱ-北九州市立白野江植物公園

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花譜の館」へようこそ。
 
静謐や開き初めたる冬牡丹
(せいひつやひらきそめたるふゆぼたん)
[注・「せいひつ・名、形動ナリ」とは古語で、世の中が治まり、騒ぎのないさま。太平。平穏。の意]
 
 
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寒ボタン と 冬ボタン
 
俳句上では厳密に区別していない。
 
蔵書の 草木花・歳時記・冬 によりますと
 
季語
寒牡丹
(かんぼたん)
冬牡丹
(ふゆぼたん)
 
寒ボタン  ボタン科
 
寒ボタン
   ボタンはふつうは初夏に咲くが、寒ボタンは初冬に花をつける変わりものである。実際には初夏と初冬の二季咲きの性質をもったものを使い、初夏の蕾は切り取り、早く枝を充実させる。そして秋に葉を切り取ると、新芽が伸びて初冬に蕾ができる。これが寒ボタンの咲かせ方で、寒さで花が痛むのを防ぐため、また鑑賞のための演出でワラで霜よけをつけて咲かせる。いくつかの品種があるが、花は小型で紅色のものがほとんどである
   寒牡丹は1月から2月にかけてが見ごろて、寺院の庭などでよく見かける。
  
冬ボタン
   近年、各地に出現した冬季のボタンの名所で目にするのは、じつは「冬ボタン」とよぶものである。ふつうの春咲きのボタンの品種を促成栽培によって冬に咲かせ、一時的に植え込んで見せるもので、寒ボタンのように、二季咲きの性質をもったものではない。
  
と説明さ;れています。
 
もう読者は気づかれたことでしょう。
寒ボタンの方が冬ボタンよりも数倍手がかかることを !
 
ただ鑑賞客にアピールする霜よけは同じで
どちらも冬に咲く花なので
初めての鑑賞客には、区別がつきません。
これが俳句上
寒牡丹・冬ボタンもひとくくりにしている理由のひとつと思われます。
 
私としては、これを厳密に取り扱いたいと思います。
現在のブログはまさしく冬ボタンのブログです。
 
高級な寒ボタンについては
福智山ろく花公園
にて栽培し、藁(わら)で霜よけも全ての花に作っていますので、
是非とも画像に収め、投稿したいと思っています。
 
 
花よりも藁の値の張る冬牡丹
(はなよりもわらのねのはるふゆぼたん)
 
 
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南山の眠り覚ますや冬牡丹
(なんざんのねむりさますやふゆぼたん)
[注・「なんざん」とは高野山の意]
 
 
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御完読ありがとうございました。
(梨雨)
 

冬牡丹(ふゆぼたん)-訪問者数のべ40000名突破記念Ⅲ-北九州市立白野江植物公園

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花譜の館」へようこそ。
 
中天の月も清けし冬牡丹
(ちゅうてんのつきもさやけしふゆぼたん)
[注・「ちゅうてん」とは天の中心、また、空の中ほど、なかぞら、中空、
「さやけし(形ク)」とは古語で、①清らかだ、澄んでいる、穢れがない、②はっきり見える、明るい、の意]
 
 
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藁(わら)屋根造り
まず竹ひごで基礎を造り、その上に藁をかぶせます。
 
 
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競ひたる色艶やかに冬牡丹
(きそひたるゐろあでやかにふゆぼたん)
 
 
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豪快に花びら散らし形柔ら
(ごうかいにはなびらちらしなりやはら)
[注・「やはら」とは古語で、しなやなさま、やわらかなさま、の意]
 
 
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ご完読ありがとうございました。
(梨雨)
今回をもちまして、訪問者数のべ40000名突破記念シリーズを終了します。
多数のご訪問ありがとうございました。
次の記念は3月1日のブログ開設2周年記念で、
花の題目についてはまだ未定ですが、一応、紅梅をと考えています。
本日はまことにありがとうございました。
(山塔梨雨)
 
 

神社-和気清麻呂(わけのきよまろ)と道鏡(どうきょう)事件-葛原八幡(くずはらはちまん)神社-今日の一景(200)-小倉北区葛原(くずはら)

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今日の一景
(200)
 
花譜の館・別館」へようこそ。
 
 
和気清麻呂
(わけのきよまろ)
道鏡
(どうきょう)
事件
 
 
神社
 
葛原八幡神社
(くずはらはちまんじんじゃ)
小倉北区・葛原4丁目
 
清麻呂の捲土重来脚癒えて
(きよまろのけんどちょうらいあしいえて)
[注・「けんどちょうらい」とは一度敗れた者が、再び勢力を盛り返してくること、
「いゆ」とは古語で病気や傷が治る、の意]
 
 
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葛原八幡神社
(くずはらはちまんじんじゃ)
 
ご祭神
 
[左殿]
神宮皇后
(じんぐうこうごう)
[正殿]
応神天皇
(おうじんてんのう)
[右殿]
和気清麻呂
(わけのきよまろ)
 
 
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初詣肖りたきは至誠なる
(はつまうであやかりたきはしせいなる)
[注・「あやかる」とは古語で影響を受けて変わる、
「しせい」とは極めて誠実なこと、またその心。真心。の意]
 
 
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和気清麻呂
(わけのむきよまろ)
御神託
(ごしんたく)
 
インターネットの宇佐神宮のホームページ 和気清麻呂とご神託 によりますと
 
   神護景雲3(769)年、女帝・称徳天皇(複祚 : 孝謙天皇)の寵愛を受け、しばしば政治に介入していた 僧・弓削道鏡(ゆげのどうきょう)は皇位を狙い、「道鏡を皇位に就かせたならば国は安泰である」とするお告げが宇佐八幡大神よりおろされたと太宰主神(だざいのかんづかさ)習宣阿曾麻呂(すげのあそまろ)という者にうその奏上をさせます。
   宇佐神宮を深く崇拝になっておられた天皇は、真相を確認するため、すぐに官僚であった和気清麻呂公を派遣します。公は出発に際して次のような歌をお作りになりました。
 
西の海たつ白波の上にして なにすごすらんかりのこの世を
 
   清麻呂公は都を立って10日余りの旅程で宇佐神宮に着き、斎戒沐浴して神殿にぬかづき、神護景雲3(769)年7月11日、
      「我が国は開闢(かいびゃく)以来、君臣の分定まれり、臣を以って君となすこと未だあらざるなり。天津日嗣    (ひつぎ)は必ず皇緒を立てよ。無道の人は宜しく早く掃除(そうじょ)すべし。」
とのお告げを受けます。
   そこで八幡大伸託宣記2通を作り、1通は神宮に納め、1通を陛下へご報告するものにして、同月の21日に都に帰り着き御所へ報告しました。このとき清麻呂公は37歳でした。
 
   道鏡の怒りをかった清麻呂公は、別部穢麻呂(わけべのきたなまろ)と改名させられて脚(あし)の腱(けん)を切られた上、大隅の国へ流されました。
   その途中、暗殺を謀って送られた道鏡の刺客(しかく)から、突然の天地雷鳴や300頭あまりの猪の大群が和気清麻呂公を護り、さらに宇佐へ詣でたところ、道鏡に傷つけられた脚が回復するなど、八幡大神のご守護により数々の奇跡がおきたと伝えられています。
 
   翌年の神護景雲4(770)年8月4日、天皇が西宮神殿で崩御、光仁天皇がご即位になって年号を宝亀と改め、同年9月6日清麻呂公は召し返され、翌宝亀2(771)年3月29日には元の位に着き、9月16日に薩摩の国員外の介に任ぜられたが、間もなく豊前の守(かみ)に還されました。
   公は古事にも通じ「民部省令(みんぶしょうれい)」や「和氏譜(わしふ)」を著し、当時の大事業である平安遷都の大功を残しました。又道鏡は冠位をはがれ、下野の国薬師寺別当として赴任(ふにん)させられましたが、宝亀3年4月7日にその生涯を閉じました。
 
   このようにして、宇佐神宮の国体擁護のご神徳と、和気公の至誠(しせい)の精神とが皇室をご守護することとなりました。
   この後、宇佐神宮への勅使を宇佐使(うさづかい)また和気使(わけづかい)といい、和気氏が派遣されるのが例となりました。
   清麻呂公は当宮末社、御皇(ごおう)神社に祭祀されています。
 
 
と説明されています。
 
 
雷雲や命賭けなる猛抗議
(らいうんやいのちがけなるもうこうぎ)
 
 
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清麻呂も初日拝みぬ足立山
(きよまろもはつひをがみぬあだちやま)
日本後記、水鏡によりますと
大隅から流れ着いた清麻呂公に宇佐の八幡神は
「之より西方17里の企救郡竹和山の山麓に温泉があり此処に浴せば脚は必ず癒(いえ)る」
とお教えになりました。
清麻呂公が、その神託のままにまに温泉に浴すと数日にして足が立ち、
それからこの山を「足立山(あだちやま)」と呼ぶようになりました。
湯川水神社の境内に今も湧き出ています。
と説明されています。
右手の高い山が足立山
左手の山が妙見山と思われます。
 
 
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新年や清麻呂公屹立する
(しんねんやきよまろこうきつりつする)
[注・「きつりつ」とは高く堂々と聳え立つ、の意]
 
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御完読ありがとうございました。
(梨雨)
画像は、2009年9月13日のものでお見苦しきは何とぞご容赦お願い致します。
(山塔梨雨)
こと
ルリの川蝉
 
 

四季の風景・冬-寒桜(かんざくら)-今日の一景(201)-北九州市立白野江植物公園

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今日の一景
(201)
 
花譜の館・別館」へようこそ。
 
四季の風景
 
寒桜
(かんざくら)
 
 
寒桜二輪のみして制空権
(かんざくらにりんのみしてせいくうけん)
[注・「せいくうけん」とは、航空兵力などをもって一定範囲の上空を支配する力、の意]
 
 
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今月1月18日
北九州市立白野江植物公園
にて、今年初めて花をつけた、
寒桜
(かんざくら)
2輪
を撮影したものです。
 
カンザクラ
 
インターネットの 科学技術研究所(カギケン) によりますと
 
カンザクラ
(寒桜)
 
別名
カンザクラ
(元日桜)
学名
Prunus Kanzakura
(ブラナス・カンザクラ)
分類名
植物界・被子植物門・双子葉植物綱・バラ亜綱・バラ目・バラ科・サクラ属・サクラ亜属
別名
ガンジツザクラ
原産地
中国
開花期
1~3月
花色
薄桃色
花の咲き方
一重
花の大きさ
小輪
 
カンザクラとは
   カンザクラ(寒桜)とは、バラ目、バラ科・サクラ属の落葉小高木です。別名でガンジツザクラ(元日桜)と呼ばれる早咲きの桜で1月頃から咲き初めます。花は一重で、桃色の小花を咲かせます。
   ソメイヨシノ(染井吉野)はオオシマザクラ(大島桜)エドヒガン(江戸彼岸)の交雑種ですが、このカンザクラ(寒桜)はオオシマザクラ(大島桜)ヒカンザクラ(緋寒桜)orカンヒザクラ(寒緋桜)の交雑種です。
 
と説明されています。
 
 
 
昨年の満開時2月9~13日の天候にめぐまれず、いい画像が撮れませんでした。
カンヒザクラ系の桜の撮影には背景の青空は必須条件なのです。
今年の碧空に賭けたいと思います。
(梨雨)
明日は、福智山ろく花公園で、寒牡丹(かんぼたん)を狙います。
 
 

四季の風景・冬-REVENGE・素心蝋梅(そしんろうばい)-今日の一景(202)-北九州市立白野江植物公園

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今日の一景
(202)
 
花譜の館・別館」へようこそ。
 
四季の風景
 
 
REVENGE
素心蠟梅
(そしんろうばい)
 
蝋梅の能ふべき物I間保ちつつ
(ろうばいのあたふべきものあひたもちつつ)
注・「あたふ」とは適当な、「ものあい」とは距離、の意]
 
 
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ソシンロウバイ
 
インターネットの みんなの花図鑑 によりますと
 
ソシンロウバイ
[素心蠟梅]
 
学名
Chimonanthus praecox var. lutea
分類
ロウバイ科  ロウバイ属
開花時期
1~2月
花の色
黄、紫
名前の読み
そしんろうばい
分布
原産地は中国 日本へは明治時代に渡来
生育地
庭木
植物のタイプ
樹木
大きさ・高さ
2~5メートル
 
花の特徴
   葉の展開に先立って、花径2センチくらいの花をたくさんつける。花被片はたくさんある。蠟梅(ロウバイ)は内側の花被片が濃い紫色になるのだが、素心蠟梅(ソシンロウバイ)は花被片全体が黄色くなる。
 
葉の特徴
   葉は卵形で、向かい合って生える (対生) 。
 
実の特徴
   花の後にできる実はさく果 (熟すると下部が裂け、種子が散布される果実) である。
 
その他
  花の少ない時期に咲くので珍重されている。蝋梅(ロウバイ) の名は、蠟細工のように見える花の名の姿から来ており、辺り一面に水仙に似た芳香を漂わせる。英名はウインタースイート (winter sweet) である。
 
 
と説明されいています。
 
 
 
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蝋梅の背に山茶花服へり
(ろうばいのそびらにさざんかまつろへり)
[注・それぞれ午後で、「そびら」とは、背中、背後、「まつろふ」とは服従する、の意]
 
 
 
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匹如身なる蝋梅もあり吾に似て
(するすみなるろうばいもありわれににて)
[注・それぞれの古語で、「するすみ」とは孤独、無一物、の意]
 
 
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御完読ありがとうございました。
(梨雨)
 
 

四季の風景・冬-鎮国寺(ちんこくじ)の「淡紅梅」-今日の一景(203)-宗像市吉田

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今日の一景
(203)
 
花譜の館・別館」へようこそ。
 
四季の風景
 
鎮国寺
(ちんこくじ)
淡紅梅
(たんこうばい)
 
 
梅咲くや弘法大師の屏風山
(うめさくやこうぼうだいしのびゃうぶざん)
 
 
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淡紅梅精舎の庇ぞ青々き
(たんこうばいしゃうじゃのひさしぞあをあをき)
[注・それぞれ古語で、「しゃうじゃ」とは寺、「ひさし」とは屋根、「あをあをし」とは青い、の意]
 
 
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鎮国寺
(ちんこくじ)
 
 
インターネットの 徹底探検隊 によりますと
 
鎮国寺
(ちんこくじ)
宗派
真言宗・御堂派
本尊
大日如来
 
   遣唐使船で中国に渡った空海(弘法大師)は密教を学び帰国して、まず宗像大社に参拝しました。その時、屏風山に五色の雲たなびくを見て山中の洞窟(現、奥の院)を発見し、そこに籠(こも)って修行の日々をすごされました。そして鎮護国家の根本道場として建立されたのが鎮国寺であり、真言宗最初の寺院なのです。大同元年
(西紀806年)創建。
 
   護摩堂には弘法大師作と伝えられ霊験あらたな「身代わり不動」と呼ばれる不動明王立像(重要文化財)が安置されており、毎年4月28日の紫灯大護摩供(さいとうだいごまく)の日に御開帳されます。
   本堂にも5体の仏像が安置されており、中央の3体(大日如来、釈迦如来、薬師如来)は、弘法大師作と伝えられています。
 
  正月頃に開花する早咲きの梅、早春の椿、春の桜は染井吉野から御所桜まで4月いっぱい咲き乱れ、つつじ、ユリ、蓮の花、晩秋の紅葉と年中美しい自然を楽しませてくれるところです。
 
と説明されています。
 
 
 
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淡紅梅
(たんこうばい)
 
早咲きの紅梅で、花弁に肉厚感があり、ふっくらとした感じがあり色も淡いためソフトなイメージ。
 
昨日の時点では、この「淡紅梅」の開花状況は、5~6分咲きといったところでした。
 
 
 
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淡紅梅五色の雲見ゆ空海に
(たんこうばいごしきのくもみゆくうかいに)
 
 
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御完読ありがとうございました。
(梨雨)
 

雲龍梅(うんりゅうばい)・Ⅰ-福智山ろく花公園-直方市永満寺

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花譜の館」へようこそ。

白梅の覚めたる竜の荒ぶるがごと
(しらうめのさめたるりゅうのあらぶるがごと)


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1月27日
日誌



   本日(1月27日)は、早朝に起床した。本日は半年に一度の腰椎のMR検査だ。朝から小雨で傘を持って家を出た。
   病院を出る時には雨は上がっていた。午前中に帰宅、午後からの来客のため部屋を掃除した。
   この後、明日(1月28日)未明に投稿するブログのテーマの花を、1月24日、直方市永満寺の福智山ろく花公にて撮影した、雲竜梅(うんりゅうばい)と決めた。
  客が帰ったあと、この画像の取り込みを開始した。結局14画像を取り込んだ。これは1投稿上の限界の11画像を超えており、2投稿に分割して全てを搭載することにした。
   1月28日に「花譜の館」として9画像6俳句登載で、1月31日に「花譜の館・別館-今日の1景(204)」として5画像3俳句登載しての投稿予定を組み午後6時ごろからブログを打ち始めた。
  もうそれほど無理はできない。1投稿に要する時間は、撮影、画像の取り込み、作句・推敲、企画・構成、ブログのキー打ちなどを考えると、相当な時間を要している。ペースダウンはいたしかたないところである。もう寄る年波には勝てない。無理はできないのである。
  この辺のところは読者も解ってくれるだろう。



白雲を分け昇りたる梅の花
(しらくもをわけのぼりたるうめのはな)


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山々の雲居を覗く雲竜梅
(やまやまのくもゐをのぞくうんりゅうばい)
[注・「くもゐ」とは古語で、雲のある所、空、の意]


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ウンリュウバイ
[雲竜梅]

インターネットの 日本花卉(かき)ガーデンセンターのブログ によりますと

雲竜梅(うんりゅうばい)は、白色花の八重咲き中輪。
くねくね曲がった枝が特徴的で、切り花や茶花での使用が多い。

学名
Theaceae Camellia
タイプ
バラ科 サクラ属 耐寒性落葉高木
樹高
5m程度
開花期
2月~3月頃


雲竜梅の鍛されて美を誇る
(うんりゅうばいのかたされてびをほこる)
[注・「かたす」とは古語で、鍛(きた)える、の意]


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福智山ろく花公園
ホームページ
今こんな花が咲いています
平成27年1月20日更新
によりますと

ウンリュウバイ
(雲竜梅)

バラ科の落葉低木。ウメの園芸品種です。
何といっても、そのくねくねと曲がりくねった枝が珍しく、その面白さから茶花として親しまれています。
雲竜とは、雲に乗って昇天する竜。特徴的な枝の様子を、そんな竜に見立てて名付けられたのでしょう。
1月ごろには咲き始める早咲きのウメて、花色は白色。
八重咲きです。

と説明されています。

ここで気になるのはこの木が、先の日本花卉センターのブログによりますと落葉高木としていることです。
実際、私が撮影した、雲竜梅は高さ約1メートルくらいの若木でしたので何とも言えません。

枝は体花は鱗か雲竜梅
(えだはたいはなはうろこかうゅうばい)
[注・「たい」とは古語で、からだ、の意]


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かこやかなる竜がごときや梅の花
(かこやかなるりゅうがごときやうめのはな)
[注・「かこやか」とは古語で、静か、の意]


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御完読ありがとうございました。
(梨雨)

四季の風景・冬-雲竜梅(うんりゅうばい)・Ⅱ-今日の一景(204)-直方市永満寺

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今日の一景
(204)

花譜の館・別館」へようこそ。

四季の風景

雲竜梅
(うんりゅうばい)


咲き初めてより梅の香揺ぎをり
(さきそめてよりうめのかあゆぎをり)
[注・「あゆぐ」とは古語で、動く、の意]


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腰痛も忘れがちなる梅日和
(ようつうもわすれがちなるうめびより)


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柔剛を手慣らしたるや雲竜梅
(じゅうごうをてならしたるやうんりゅうばい)
[注・「てならす」とは古語で、使いこなす、の意]


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御完読ありがとうございました。
(梨雨)
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