蔵出しの花
(26)
2016_01-31
庭園・芦屋釜の里
資料館玄関前
花譜の館・別館
緋梅系
(ひばいけい)
緋梅性
(ひばいしょう)
の
紅梅
鹿児島紅
(かごしまこう)
1
カゴシマコウ
インターネットの 花図鑑 によりますと
鹿児島紅
(カゴシマコウ)
学名
Prunus mume 'Kagoshimakou'
梅 ( ウメ ) はバラ科サクラ属の落葉小高木である。
中国原産で、日本へは古代に渡来した。
鹿児島紅 ( カゴシマコウ ) はその栽培品種の一つである。
読み方は 「 カゴシマベニ 」 とするものもある。
樹高は3メートルから6メートルくらいである。
葉は楕円形で、互い違いに生える ( 互生 ) 。
開花時期は2月~3月である。
葉の展開に先立って花を咲かせる。
緋梅系・緋梅性の濃い紅色をした八重咲きの中輪(20~25ミリ)である。
花弁は波打たず平たい。
花は平開し、雄しべも紅色になる。
属名の Prunus 葉 「 plum ( スモモ ) 」 を意味する。
種小名の mume は 「 梅 」 のことである。
旨、解説されています。
2
資料館前の壺に活けられた梅3種です。
手前の淡いピンクが豊後系豊後性の一品種の豊後(ぶんご)です。
奥右上には、品種名不詳の緑白色の野梅(やばい)系青軸(あおじく)性の梅が咲いています。
左端の赤い一輪が、鹿児島紅です。
この花梅の3系9性(しょう)による分類
鹿児島紅
(かごしまこう)
緋梅系・緋梅性
(ひばいけい・ひばいしょう)
緋梅系
(ひばいけい)
野梅系から変化したもの。枝や幹の内部が紅い。
花は紅色、緋色のものがほとんど。
白花でも枝の髄が紅いものはこの緋梅系に入る。
葉は小さく、木の性質は野梅性に近い。
庭木や盆栽に使われるものが多い。
緋梅性
(ひばいしょう)
花色が濃い紅色~緋色をしているもの。
新梢は日焼けすると黒褐色になる。
多くは樹勢が弱い。
3
4
全ての画像は、庭園・芦屋釜の里・資料館前にて壺に入れられた梅3種と
その中の鹿児島紅の枝先に生る1輪を撮影したものです。
本画像は再掲出です。
2016年2月の投稿ですから、約2年経っており、並べ替えての投稿です。
本日のお運びまことにありがとうございました。
梨雨