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四季の風景・秋-陰暦9月13日の十三夜=後の月(のちのつき)・2017-今日の一景(430)


 
今日の一景
(430)

四季の風景

十三夜
(じゅうさんや)
こと
 後の月
(のちのつき)

(11月1日の夜の月)
 
一天の弛さ愛でたき十三夜
(いつてんのたゆさめでたきじゅうさんや)
注・それそれれ古語で
「いってん」とは、この世の全てのこと
「たゆし(ク)」とは、心配りがいらない。のんびりしている。
「めでたし(ク)」とは、賞美すべきである。すばらしい。みごとだ。すぐれている。
の意
この十三夜の月が欠けていることから、満月に対して不完全ととらえた。
完全を気が張りつめている(潔癖)とみると、のんびり、ゆったりと気を使わないことを表す
言葉はないかと探し、この弛(ゆるむ)の字を探し出し、
古語では「たゆし」と読むことが解った。




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イメージ 1

2017年11月1日、午後7時20分撮影



後の月


蔵書の 現代歳時記・金子淘汰、黒田杏子、夏石番矢、編・成星出版社 によりますと

季語
後の月
(のちのつき)
十三夜、栗名月、豆名月

陰暦9月13日の月。
名月に対する後の月のことである
名月の時と同じように枝豆、栗、薩摩芋などを供える。
名月の頃とは気候も変わり、月の印象も別である。

と説明されています。




悲願成就一時の後の月
(ひがんじょうじゅいっときののちのつき)



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イメージ 2

2017年11月1日、午後7時21分撮影


完全よりも不完全か・・・
本日はお運びまことにありがとうございました。
梨雨



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