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大島桜(おおしまざくら) - 北九州市立白野江植物公園

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花譜の館」へようこそ。
 
花白し真珠の如き雨の降る
(はなしろししんじゅのごときあめのふる)
 
 
 
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花譜の館」へようこそ。
 
 
 
   本日(3月31日)は、朝から水色の空で、晴れてはいました。
  また、当分天候が崩れるとあって、白野江植物公園の桜広場が花見で盛り上がるだろうとうかがわれました。
いつものホームページには、いきなり、染井吉野(そめいよしの)、白妙(しろたえ)、薄墨(うすずみ)、が見ごろと出ました。広場の天上が染井吉野で覆われた世界を撮影すべく早朝から車を出しました。
   広場は花見客であふれかえっておりました。それをよそに、私は入り口広場にて、花が咲いたイロハモミジ利休梅(りきゅうばい)、広場に鎮座する、天然記念物の樹齢600年以上の里桜(さとさ゛くら)の大樹を撮影、他に、ぼたん園にて、陽光桜(ようこうざくら)、花畑にて、シデコブシ、花蘇芳(はなずおう)、展望広場にて菫(すみれ)を、花の谷にて、白雪芥子(しらゆきげし)、牡丹園にて吉野躑躅(よしのつつじ)を撮影しました。
   まだ多くの花を画像を補充するための撮影を行っています。一番の撮影は源平垂れ桃(げんぺいしだれもも)だったかと思います。
  植物公園の人また人でごった返したことから、早くに帰路につき我が家の裏山中腹の閑散とした隠れた染井吉野(そめいよしの)の穴場へ上り、思う存分撮影しました。この画像は誇るに値するもので、是非投稿したいと思います。
   そうして、帰宅しました。部屋に戻ったのが午後5時半頃でした。
  本日投稿のテーマの花は、3月24、29日に、植物公園にて撮影した大島桜(おおしまざくら)です。の葉と白い花のコラボレーションをとくとお楽しみ下さい。
 
 
 
頂きへ上るや白き花の門
(いただきへのべるやしろきはなのもん)
 
 
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オオシマザクラ
 
インターネットの ウイキペディアフリー百科事典 によりますと
 
バラ・Rosales
バラ・Rosaceae
サクラ・Cerasus
オオシマザクラ・C.speciosa
学名
Cerasus speciosa (Koidz.) H.Ohba, 1992
和名
オオシマザクラ
(大島桜)
Synonyum
Prusus Speiosa (Koidz.) Nakai,1915
 
[オオシマザクラ]
   オオシマザクラ(大島桜)とはバラ科の植物の一種。春に白色の花を多数つける。野生種のサクラの一種。
[分類]
   サクラの属名は長いことPrunus、和名ではスモモ属とする分類が主流だったが、昨今の研究ではCerasus
(サクラ属)とするものがある。日本では前者、分けてもサクラ亜属(Subg. Cerasus)とするものが多かったが、近年は後者が増えてきているしかしCerasusとすることで決着した訳ではない。
[特徴]
   高さは15mに達する落葉高木。葉は長さ5cm~10cm程度で、先端が尖った倒卵形または楕円形で互生、細かい鋸歯を持つ。晩秋に紅葉する。花期は春、3月から4月にかけ、葉の成長とともに茎の先端から数個の花をつける。花弁は白色で5弁で潮風にも強いことから、庭木や公園等の植林に用いられる。晩秋に紅葉する。スミサクラの島嶼型であり、母種と比較して葉に細かい毛がないことで判別できる。また、このオオシマザクラは、多くの園芸品種を生み出したサクラでもある。また、庶民の間で食される桜餅は、このサクラの若葉を塩漬けにした物を使用する。この独特な香りの由来はクマリンと言う成分が主体で、秋の七草のフジバカマと同様の香り゜する。
[日本における生育地]
  関東以南゜の島嶼の海岸沿いから山地にかけて多く生育する。特に伊豆諸島に多く、和名の由来となっている伊豆半島、房総半島にも自生するが、製炭のため持ち込まれたものと言われている。
[特別記念物・大島のサクラ株]
   伊豆半島(東京都大島町)北東部の島津地区の山中にある本種の株。樹齢は推定800年゜であり、幹の周囲は7mに達する。主幹は高さ2mほどの部分を残して活死しているが、数本の子株が立ち上がり、樹木を維持している。1935年12月24日、天然記念物指定。また1952年3月29日に、特別記念物に指定されている。
[利用]
   果実
   熟した果実は可食であるが、常食の食用種であるセイヨウミザクラ(サクランボ)と比較してえぐみが強く、食用として流通することはない。
  葉
  葉を塩漬けとすることで特徴的な芳香を生じる。香気成分の主体はクマリンの配糖体であり、桜餅の材料とする。ヤマザクラとは比較して、葉に産毛がないため本種の葉が多く用いられる。
   樹皮
   漢方薬材料として本種の樹皮を桜皮として用いる。鎮咳、去痰効果があるとされる。磨くと光沢が出るため、工芸品として茶筒などの原料として用いられる。
   木材
  本種の材は木炭原料として用いられる。
  材の目が細かく均質であるため、浮世絵の版木として用いられた。
  健在、家具の材料として用いられる。
  園芸
  本種そのものも公園の植樹、街路樹として利用されるが、数々の園芸品種の親株となっている。例としてフユザクラは本種とマメザクラの種間雑種であるほか、ソメイヨシノは本種と「コマツオトメのようなエドヒガン系品種との交配によることが千葉大学や静岡大学の研究チームの遺伝子解析により明らかにった(参照)。また、本種は他のサクラの接ぎ木の台木にされる。
 
と説明されています。
 
 
灯台下暗し大島桜
(とうだいもとくらしおおしまざくら)
 
 
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花の山白き明かりのほつほつと
(はなのやましろきあかりのほつほつと)
 
 
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(梨雨)
 

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