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今日の花-見せばや・2015-一期一会(19)-福智山ろく花公園

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一期一会
(19)

花譜の館・別館」へようこそ。

今日の花

見せばや
( みせばや )



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ミセバヤ

インターネットの ウイキペディア・フリー百科事典 によりますと

ミセバヤ
バラ・Roales
ベンケイソウ・Crassulaceae
ムラサキベンケイソウ・Hylotephium sieboldii
学名
Hylotelephium sieboldii
(Sweet ex hook)
和名
ミセバヤ
タマノヲ
英名
Siebols's stonecrope

ミセバヤ
   ミセバヤはベンケイソウ科ムラサキベンケイソウ属 ( セダムと分類されねることもある ) に分類されることもある ) に分類される他肉性の宿根草。古典園芸植物の一つであり玉緒 ( たまのお ) とも呼ばれる。

   和名は 「 見せたい 」 という意味の古語が変形したもので、高野山の法師が詠んだ和歌にちなんているといわれている。

分布
   古くから園芸用に栽培されているものが日本全国各地に見られ、それらが逸出し群馬県などで野生化している。栽培逸出でないと考えられているのは、香川県小豆島の寒霞渓のみであったが、近年奈良県内で別の自生地が発見された。変種まで含めると、エッチュウ無ミセバヤが富山県の河川上流の山岳地帯に見られる。

   命名が高野山に由しているこな゛から、古くはもっと広い地域に分布していたと考えられる。日本国外ては、中国湖北省に変種と考えられる株の自生が確認されている。その他同属の近縁種が東アジアの山岳の岩礁地帯に多く見られる。

形態
   根茎から斜め上、または下重する茎を有する。茎の長さはふつう20cmだが、ね栽培下では30cmを超える。茎には間隔をぉいて3枚の葉が輪生する。各葉の長さは1-1.5cmで葉柄がなく、葉先は円形だが基部は若干細まり、数個の低い円形鋸歯を有する。色は白みがかった緑だが、葉緑だが、葉縁は濃赤色になる。なお晩秋から冬にかけては全体が紅葉し、葉緑と同じ色になる。

   花期は10月-11月で、花茎の散房花序を無しそこに密生して開花する。色は他紅色で花径は約1cm、花弁は5枚で長さ4mmほど。裂開前の葯は濃赤紫色でよく目立つ。雌しべは花弁よりも色が濃く目立ち、基部は急に細まり柄状になる。

変種
   エッチュウミセバヤ H. sieboldii ( Ledeb. ) H.Ohba
   アオイミセバヤ H,cauticolum f. montanum
   エゾミセバヤ H.pluricaule ( Maxim. ) H.Ohba
  ツガルミセバヤ H.tsugaruense ( Hara ) H.Ohba
  
   アルタイミセバヤのみ海外産種で、それ外は日本原種である。これらも園芸種として栽培されており、特にヒダカミセバヤは本種より矮小で場所を取らないため本種より人気がある。

保護上の位置づけ
   絶滅危惧ⅠB類 ( EN )   ( 環境省レッドリスト )
  現在、自生地とされているのは香川県小豆島の寒霞渓と奈良県内のみである。しかしどちらの自生地でも個体数き少なく、また栽培逸出の可能性も完全に否定できていない。

   変種のエッチュウミセバヤも位置づけは同じ。

人間との関係
   見ごたえのある葉を有し、花も美しいので、日本では古くから鑑賞用に栽培されてきた。しかしむ最盛期は江戸時代までで、明治になるとカランコエなど他のベンケイソウ科植物が海外から導入されたので、その後の栽培は下火になっている。

   日本国外へはシーボルトによってその存在が伝えられた。学名の種小名はシーボルトの献名となっている。

栽培
   古くから栽培されているため、栽培は比較的容易である。

   鉢植えにする場合はサボテン用の用土を用いる。鉢は日当たりのよい場所に置き、水もサボテンに潅水するのと同様に少なめにする。日蔭においたり、水をやり過ぎると根腐れをおこす。施肥も3ヶ月に1度、固形肥料を置く程度で十分である。蒸し暑い環境を嫌うので、夏場は風遠しのよい場所に置く。

   病中害には強いが、稀にメイが発生することがあり注意を要する。他のベンケイソウ科植物と同様に、挿し木や株分けで容易に増殖が4できる。挿し木をする時期は夏の前がよい。耐寒性は強いのだが、冬の休眠芽には落葉を被せる程度の配慮が必要てある。

旨、解説されています。



見せばやや枢の文台しどけなき
(みせばややとぼそのぶんだいしどけなき)
[注・それぞれ古語で
「とぼそ」とは、入り口、「ぶんだい」とは机。「しどけなし」とは雑然としている。の意]


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見せばやや一日の快楽思ひ遣る
(みせばややひとひのけらくおもひやる)
[・それぞれ古語で、
「けらく」とは気持ちよく楽しいみこと。楽しみ。
「おもひやる」とは思いを晴らす。憂いを晴らす。想像する。推量する。
の意]


イメージ 5

本ブログの画像は、本年11月4日に撮影したものです。
もうすでに、一部朽ちようとしていますが、どうにか投稿には耐えうるものと判断しました。

なお、昨年(2014年)11月3日、同受付の机上で撮影し、同5日に
URL
題目、み(見)せばや
を投稿していますが、同年のが若く、今年の開花が早くすでに朽ちようとしていることが、比較検討できます。
宜しければ、クリックしてご覧ください。
地球温暖化は、喫緊の課題であると同感されるに違いありません。
ご完読あがとうございました。
梨雨


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