今日の一景
(305)
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四季の風景
秋
白花曼珠沙華
(しろばなまんじゅしゃげ)
Ⅰ
野分過ぎ阜いっぱい白彼岸
(のわきすぎつかさいっぱいしろひがん)
1
シロバナマンジュシャゲ
インターネットの みんなの花図鑑 によりますと
シロバナマンジュシャゲ
(リコリス)
[白花曼珠沙華]
学名
Lycoris albiflora
(リコリス・アルビフローラ)
開花時期
9~10月
花の色
白、ピンク
名前の読み
しろばなまんじゅしゃげ
(りこりす)
分布
本州から沖縄に分布。
海外では、朝鮮半島。中国などにも分布。
生育地
道端や土手など
植物のタイプ゜
多年草
大きさ・高さ
30~50センチ
花の特徴
花の色は白く、ピンクのぼかしの入るものもある。花びら ( 花被片 ) は6枚である。強く反り返るが、彼岸花 ( ひがんばな ) ほどは反り返らない。また、縁の皺も弱い。雄しべは6本で、先に花粉をつける。花粉をつけていないのが雌しべの花柱である。
葉の特徴
根際から生える葉は線形である。彼岸花 ( ヒガンバナ ) よりも太く、鐘馗水仙 ( ショウキズイセン ) よりも細い。葉のある時期には花は咲かず、花期には葉がない。
実の特徴
花の後にできる実はさく果 ( 熟すると下部が裂け、種子が散布される果実 ) である。結実することは稀である。
その他
鐘馗水仙 ( ショウキズイセン ) と小彼岸 ( コヒガン ) との自然交雑種である。鱗茎にはアルカロイドを含み、猛毒である。別名を白花彼岸花 ( シロバナヒガンバナ ) ともいう。
と、解説されています。
2
亡き父の頑ななるや白彼岸
(なきちちのかたくななるやしろひがん)
3
4
暮れ六つの鐘の響きや白彼岸
(くれむつのかねのひびきやしろひがん)
5
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梨雨