今日の一景
(282)
「花譜の館・別館」へようこそ。
臨時投稿
70回目
の
広島
原爆の日
花
は
夾竹桃
(きょうちくとう)
夾竹桃広島原爆投下の日
(きょうちくとうひろしまげんばくとうかのひ)
1
第70回目
の
広島原爆の日
8月6日7時38分
NHKスペシャル
に
よりますと
人類史上初めて核兵器の惨禍に見舞われた広島は、6日、原爆投下から70年となる
「原爆の日」
を迎えました。
広島市の平和公園には多くの被爆者や遺族などが訪れ、追悼の祈りをささげています。
広島市は、70年前の今日と同じ、朝から暑い1日となっています。
原爆投下から70年の節目を迎えた平和公園には、
多くの被爆者や原爆でなくなった人の遺族などが訪れ追悼の祈りをさげています。
爆心地から1.5キロの自宅で被爆したという76歳の男性は
「核兵器を2度と使わせないことを、亡くなった人たちに誓いました。
被爆当時を知っている最後の世代としてあの日のことを伝える活動に残された時間をあてていきたい」
と話していました。
また原爆の日に合わせて初めて広島を訪れたという東京の19歳の男子大学生は
「平和に関するさまざまの議論があるなかで、原爆が投下された広島を実際に見て感じたいと思い来ました。
誰もが幸せと感じられるような社会を作っていく努力をしていきたいです」
と話していました。
6日の平和記念式典は、安部総理大臣や海外から過去最多となる100か国の代表が参列し、
このあと午前8時から始まります。
式典では、この1年間にくなった人や新たに亡くなった人や新たに死亡が確認された人、5359人の名前か書き加えられた29万7684人の原爆死没者目名簿が原爆慰霊碑に納められます。
そして、原爆が投下された午前8時15分に参列者全員で黙とうをささげます。
このあと、広島市の松井一美市長が「平和宣言」を読み上げ、核兵器を「絶対悪だ」としたうえで、
「核兵器禁止条約」の交渉開始に向けた流れを加速させるため
全力で取り組む決意を表明することにしています。
被爆者の平均年齢は、ことし初めて80歳を超え、高齢化がますます進むなか、
若い世代に被爆の惨禍をどう伝えていくかが課題となっています。
原爆投下から70年を迎えたきょうは、原爆の犠牲者を追悼するとともに、
国内外に平和な世界の実現に向けた被爆地・ヒロシマの誓いを発進する節目の日となります。
と説明されています
2
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キョウチクトウ
インターネットの みんなの花図鑑 によりますと
キョウチクトウ
[夾竹桃]
学名
Nerium indicum
分類
キョウチクトウ科 キョウチクトウ属
開花時期
6~8月
花の色
白、黄、ピンク
名前の読み
きうちくとう
分布
原産地は井戸
日本へは江戸時代に渡来
生育地
園芸品種
植物のタイプ
樹木
大きさ・高さ
3~5mメートル
花言葉
心の平和
誕生花
-
花の特徴
花は枝の先に群がってつく。花冠は筒状で、先か5つに裂けて横に開く。裂片はらせん状に重なる。園芸品種も多く、花の色は白、ピンク、黄色などさまざまで、八重咲きのものもある。
葉の特徴
葉は3枚が輪になって生える ( 輪生 ) かあるいは向かい合って生え ( 対生 )、狭い楕円形をしている。表面は濃い緑色で主脈が白く目立ち、裏面は白っぽい。
実の特徴
花の後にできる実は袋果 ( 熟すると果皮が自然に裂けて種子を放出する ) である。
その他
「 夾竹桃 」 は中国名を用いたものである。葉の形状が竹に似ていて、花が似ていることからきている。性質は剛健で、乾燥にも耐えるので、街路樹や公園木などとして植えられている。一方、毒があることで屋敷内に植えることは嫌われる地方もあるという。枝、葉、花に有毒な成分を含み、強心剤、利尿剤な゛にも利用される。俳句の季語は夏である。属名の Nerium はギリシャ語の 「 neros ( 湿った ) 」 からきている。湿地によく蘇立つことから名づけられた。種小名の indicum は 「 インドの 」 という意味である。
と解説されています。
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夾竹桃は広島市民の花
「夾竹桃」は原爆で被災した広島市で、
原爆で70年間草木も生えないと言われた焦土にいちはやく咲いた花で
市民に復興への希望を与えてくれました。
原爆犠牲者への慰霊の意もこめて昭和48年、広島市の花に選定されました。
ヒロシマの復興の証し夾竹桃
(ヒロシマのふっこうのあかしきょうちくたう)
5
第70回
広島原爆の日
によせて
被爆され亡くなられた方々、また、後遺症で亡くなられた方々に対し
謹んで哀悼の意を表します。
平成27年8月8日
山塔梨雨