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四季の風景・春-リラ=ライラック=和名は紫丁香花(むらさきはしどい)-今日の一景(258)-福智山ろく花公園


今日の一景
(258)

花譜の館・別館」へようこそ。

四季の風景

リラ
こと
ライラック


散り初めて雨降る予感リラの花
(ちりそめてあめふるよかんリラのはな)


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イメージ 1



ライラック

インターネットの ウィキペディア・フリー百科事典 によりますと

ライラック

モクセイ・Oleales
モクセイ・Oleaceae
ハシドイ・Syringa
ライラック・S.vulgaris
学名
Syringa vulgaris
和名
ムラサキハシドイ
(紫丁香花)
英名
Lilac

ライラック
   ライラックは、モクセイ科ハシドイ属の落葉樹。ライラックの呼称は英語の仮名転写に由来し、他にフランス語に由来のリラでも呼ばれる。和名はムラサキハシドイ ( 紫丁香花 ) 。

特徴
   ヨーロッパ原産。春 ( 日本では4-5月 ) に紫色・白色などの花を咲かせ、香りがよく香水の原料ともされる。

   日本には近縁種ハシドイ ( Syring reticulata ) が野生する。開花はライラックより遅く、6-7月に花が咲く。ハシドイは、俗称としてドスナラ ( 癩楢、材としてはナラより役に立ちにくい意味 ) とも呼ばれることがある。

   花言葉は友情・青春の思い出・純潔・初恋・大切な友達など。

   ハシドイの名は、木曽方言に由来する。属の学名 Syring は笛の意で、この木の材で笛を作ったことによるという。

象徴
   ライラックまたはハシドイを象徴とする日本の地方公共団体
  ・札幌市
   ・長沼市
   ・釧路市(ハシドイ)
  
 欧州の民間伝承では白い花のライラックを家に持ち込むと不吉なことが起こるとされている。

と説明されています。



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イメージ 2



咲きけるを人に知られでリラの花
(さきけるをひとにしられでリラのはな)
[注・「で」とは、古語の接続助詞で打消しの意を表す。・・・ないで、・・・なくて、・・・ずに、の意]


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インターネットの みんなの花図鑑 によりますと

ライラック
(リラ)

学名
Syringa vulgaris
分類
モクセイ科 ハシドイ属
開花時期
4~5月
花の色
白、青、紫
名前の読み
らいらっく
( りら )
分布
原産地はバルカン半島。
16世紀にヨーロッパ全体に広がった。
日本へは明治時代の中期に渡来。
生育地
庭木
植物のタイプ
樹木
大きさ・高さ
4~7m
花言葉
愛の芽生え
誕生花
6月12日

花の特徴
   先が4裂した花径1センチくらいの筒状花を密生して円錐花序 ( 枝分かれして全体が円錐状に見える ) をつくる。花序の長さは10cmから20センチくらいである。雄しべや雌しべは花冠より短い。丁香花 ( ハシドイ ) のほうは花の外に突き出ている。多くの園芸品種が作出されていて、一重咲き、八重咲きのそれぞれに白、淡青色、濃紫色がある。香りがよく、香水の原料ともされる。

葉の特徴
   葉は幅の広い卵形で、向かい合って生える ( 対生 ) 。葉の先は尖り、縁にぎざぎざ ( 鋸歯 ) はない。葉の質は革質で艶がある。

その他
   16世紀にヨーロッパ全体に広がった。日本へは明治時代の中期に渡来した。ライラックは英語名で、紫丁香花 ( ムラサキハシドイ ) という和名もある。また、ライラックは色の名前 ( 薄い紫色 ) にもなっている。

と説明されています。


黄昏の綻ぶリラにつきづきし
(たそがれのほころぶリラにつきづきし)
[注・「つきづきし」とは、古語で似つかわしい。ふさわしい。よく調和している。の意]


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イメージ 4



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俳句上

蔵書の 草木花・歳時記・春 によりますと

季語
ライラック

リラの花 紫丁香花(むらさきはしどい)

ライラック  モクセイ科

   紫色の花と甘酸っぱい芳香は、札幌など北国に春の訪れを告げる。明治時代以降に欧米から入ったためか、和名のムラサキハシドイより英名のライラック、フランス名のリラのほうがよく知られている。

   ユーラシア大陸にはこの仲間が30種以上自生し、日本にも北海道から九州中部にかけてハシドイが自生する。ライラックまたはリラとよばれて栽培されるのは、東部ヨーロッパから西アジアにかけて自生するムラサキハシドイを親にして、フランスやイギリスで改良された園芸品種を指す。

   落葉性の小高木で、庭に植えると高さ2メートル余りにしかならない。円錐花序が枝先の両側に対生してつき、4弁に分れた小花がたくさん咲く。原産地は乾季のある植物で、夏が高温多湿の南日本では育ちが悪く、夏も夜は低温となる山間地や北日本で良く育つ。園芸品種が多く、花色も紫色の濃淡のほか白色、クリーム色、紅色があり、さらに八重咲きなどもある。< 鳥居恒夫 >

と説明されています。


零しける涙の色かリラの花
(こぼしけるなみだのいろかリラのはな)


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イメージ 6


ご完読ありがとうございました。
梨雨


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