今日(きょう)の一景
「花譜の館・別館」へようこそ。
主逝けど千両実る幾星霜
(ぬしゆけどせんりょうみのるいくせいそう)
[注・「いくせいそう」とは、長い年月をかけること、の意]
1
Image may be NSFW.
Clik here to view.
Clik here to view.

今日(きょう)の一景
「花譜の館・別館」へようこそ。
稔りの風景
千両
(せんりょう)
の
実
本日(1月5日)は、肌寒い、雲2割のほぼ快晴の天候でした。
早朝に起きた私は、本日投稿のテーマを千両(せんりょう)の実と決め、画像の取り込みを行いました。
午後から、いつもの庭園・芦屋釜の里へ行き、小茶室・吟風亭(ぎんぷうてい)の庭に落花している侘助(わびすけ)を、大茶室(蘆庵)にて、活け花の真紅のヤブツバキ、ニホンスイセンを撮影、庭園の順路にて白のヤブツバキ、ピンクのマユミの実、紅白の山茶花(さざんか)を撮影しました。ただ、本日休館の立礼(りゅうれいせき)の玄関前の盆栽の赤い実をつけて咲いていた黄色い花を撮影しましたが、名を解る者がなく研究の課題となりました。長寿梅(ちょうじゅばい)の名が上がりましたが・・・・
活け花の名脇役なり実千両
(いけばなのめいわきくなりみせんりょう)
なお、この活け花に対する句は
生花にも疲れの兆し三日かな
(せいかにもつかれのきざしみっかかな)
H26_1-3撮影・作句
2
Image may be NSFW.
Clik here to view.
Clik here to view.

1月3日、病棟の玄関ロビーに、鏡餅の横に、壺に活けられた生花がありました。
センリョウは、その中段から下段にかけて活けられていましたが解るでしょうか。
右下隅をクリックして、画面を拡大してご覧ください。
右下の拡大画像です。
3
Image may be NSFW.
Clik here to view.
Clik here to view.

センリョウ
蔵書の 草木花・歳時記・冬 によりますと
季語
千両
(せんりょう) (せんりゃう)
草珊瑚(くささんご) 実千両(みせんりょう)
センリョウ センリョウ科
「千両万両」と並び称されるセンリョウは、マンリョウとともに年末年始の床(とこ)を飾る花材である。なよなよとした感じの色の茎と赤い実の耀きから、草珊瑚の名もある。
高さ70~100センチの常緑低木。葉の性質もマンリョウとは違って、ふちは鋭い切れ込みはあつても波打たず、茎面には腺点がない。花期は6~7月、花はがくも花冠もないいわゆる裸花(らか)で、1つの色の球形の雌しべに白い雄しべが乗っかかったひどく変わった形をしている。果期は12~2月。果実は直径5~6ミリの球形で、冬を越しても落ちない。実が黄色に熟す品種があり、キノミセンリョウと呼ばれる。関東地方南部以西の日本のほか、台湾、朝鮮半島、中国中南部、東南アジアにも分布する。中国名も草珊瑚。 < 清水健夫 >
と説明されています。
謹 賀 新 年
Happy New Year 2014
昨年中は、ご訪問いただき心よりお礼申し上げます
本年もよろしくおねがいいたします
4
Image may be NSFW.
Clik here to view.![イメージ 4]()
Clik here to view.
キノミセンリョウ
5
Image may be NSFW.
Clik here to view.![イメージ 3]()
Clik here to view.
6
Image may be NSFW.
Clik here to view.![イメージ 5]()
Clik here to view.
(梨雨)