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四季の風景・新春-旧正月を祝って-福寿草(ふくじゅそう)・2015-今日の一景(215)-北九州市立白野江植物公園

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今日の一景
(215)

花譜の館・別館」へようこそ。

四季の風景
旧正月
旧暦元旦
(2015年は新暦では本日2月19日)
年により旧暦元旦は新暦上の日が異なる。
普通は2月の立春前後、ちなみに昨2014年は1月31日だった。
2016年が2月8日
2017年が1月28日
2018年が2月16日
である。

福寿草
(ふくじゅそう)


山峡に黄金白銀福寿草
(やまがひにこがねしろがねふくじゅさう)
[注・それぞれ古語で、「やまがひ」とは山と山の間、「こがね」とは金、黄金、「しらがね」とは銀、の意]


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フクジュソウ

インターネットの みんなの花図鑑 によりますと

フクジュソウ
[福寿草]

学名
Adonis ramosa
分類
キンポウゲ科 福寿草属
開花時期
2~4月
花の色
名前の読み
ふくじゅそう
分布
福寿草(フクジュソウ)は日本固有種である。
北海道から本州
生育地
林の中や林の縁
植物のタイプ
多年草
大きさ・高さ
15~39センチ
花言葉
幸せを招く、回想
誕生花
1月1日

花の特徴
   下部に茎を包んでいた大きな鱗片(葉の変形したもの)が残り、その脇から花茎を伸ばす。1つの花茎に1~4輪の花をつける。花の色は鮮やかな黄色である。花径は3~4センチあり、花びら(花弁)は20~30枚ある。萼片は開花時期には花弁よりも長い。成長した花では花弁と同じくらいの長さで、紫色を帯びる。雄しべと雌しべはたくさんある。

葉の特徴
   葉は羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並んで1枚の葉が構成される)で細かく裂け、互い違いに生える(互生)。人参(ニンジン)の葉に似ている。

この花について
   正月用の花は促成栽培されたもので、元日草(ガンジツソウ)とも呼ばれる。旧暦の正月に開花することからつけられた名である。乱獲によって自然のものは個体数を減らしている。環境省のレッドデータブックで、「絶滅の危険が増大している種」である絶滅危惧(VU)に登録されていたこともある。

と説明されています。




月立ちの深山隠れや福寿草
(つきたちのみやまがくれやふくじゅさう)
[注・それぞれ古語で、「つきたち」とは一日(ついたち)語源で新月の意、「みやまがくれ」とは奥山、の意]


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蔵書の 草木花・歳時記・冬 によりますと

季語
福寿草
(ふくじゅそう)  (ふくじゅさう)
元日草
(がんじつそう)

フクジュソウ  キンポウゲ科

   2月下旬から4月にかけて、里山の落葉樹林の下に、雪を割って花を咲かせる。「福寿」は幸福と長寿を意味し、おめでたい花として正月の床飾りに重宝され、ウメと一緒に植えて盆栽の根締めにもされる。元日草の名もあるが、正月に咲かせるためには、温室に入れておくなどひと工夫が必要だ。中国名は側金盞花(そくきんさんか)で、ちょっと傾いた金杯という意味である。
   高さ5~30センチの多年草、葉は羽状複葉で細かく切れ込み、枝は茎の基部から出る。花は直径3~4センチで、日が差せば開き、曇れば閉じて2週間は咲き続ける。花には黒みのある5~8枚のがく片、10数枚の花弁、多数の雄しべと雌しべがある。日本固有種で北海道、本州、四国に分布する。北海道東部にはキタミフクジュソウが見られ、この種は朝鮮半島、シベリア東部、中国東北部にも分布する。また本州、四国、九州にはミチノクフクジュソウがある。  < 清水健美 >

と説明されています




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福寿草筆も新たに小書院
(ふくじゅさうふでもあらたにせうしょいん)
[注・「しょいん」とは古語で、書斎、意]


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なお、花弁の枚数については、研究課題とさせていただきます。
御完読ありがとうございました。
(梨雨)


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