「花譜の館」へようこそ。
子福桜(こぶくざくら) 谷戸の酒旗(しゅき)を風扇(あふ)ぐ
原句- 冬桜谷戸の酒旗を風扇ぐ
[注・「たにど」とは、古語で谷の入り口、の意
「しゅき」とは、晩唐の詩人杜牧の漢詩・江南の春・に出てくる熟語で、酒屋の看板になっている旗、の意]
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一本のこれで満開 子福桜(こぶくざくら)
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「花譜の館」へようこそ。
本日(11月19日)は、朝から小雨が降ったり止んだりの秋時雨の天候。
昨日夕刻、本日の投稿のテーマの花を、今月16日に北九州市門司区の市立白野江植物公園にて当初、冬桜(ふゆざくら)と思いこみ撮影した子福桜(こぶくざくら)と決め、画像の取り込みの大半終えました。本日は午後から来客のあと、内科医院への通院の予定が入っていましたが、客が帰ったあと少しの間と思い、眠ってしまいました。疲れのためか長寝しててまい、午後5時になってあわててかかりつけの内科医院に急行、受診後、薬局にて薬を貰い、帰宅したのが午後6時ごろ、それから夕食を摂り、午後7時半ごろからブログを打ち始めました。
冒頭の句は次の漢詩を参考にしました。
実際、ボタン公園の入り口にあたる玄関前広場には
甘酒を売っている店があり、甘酒と染め抜かれた幟(のぼり)もでてはためいています。
杜牧
江南春絶句
千里鶯啼映紅
水村山郭酒旗風
南朝四百八十寺
多少樓臺煙雨中
書き下し文
千里鶯(うぐいす)啼(な)きて(みどり)紅(くれない)に映(えい)ず
水村山郭(すいそんさんかく)酒旗(しゅき)の風
南朝四百八十寺(なんちょうしひゃくはちじゅうじ)
多少の樓臺(ろうだい)煙雨(えんう)の中
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コブクザクラ
(子福桜)
インターネットの
みんなの花図鑑
によりますと
バラ科 サクラ属
学名
Prunus kobuk-zakura
開花期間
10~4月
分布
園芸品種
生育地
公園樹・庭木
大きさ・高さ
2~5メートル
花の特徴
花はこぶりである。八重咲きで、花弁数は20~30枚である。花の色は白く、散り際に紅色を帯びる。
葉の特徴
葉は細長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。葉の縁には切れ込みの深い重鋸葉(大きなぎざぎざにさらに細かなぎざぎざがある)。、葉の裏表の色は、淡く短い毛がたくさん生える。
実の特徴
花の後にできる実は核果(水分を多く含み中に種が一つ)。
その他
十月桜(じゅうがつざくら)と支那実桜(しなみざくら)の雑種と考えられるが、定かではないという。和名の由来は、普通、八重咲きは結実しにくいが、1つの花に複数の雌しべがあるため複数の実をつけることからきている。
属名のPrunusは「Prum(すもも)」を意味する。
と説明されています。
ここでお詫びと訂正をさせていただきます。
当初、この桜の樹の幹に取り付けられていた名札には冬桜(ふゆざくら)と記載されていました。
ということで、ブログを、「冬桜(ふゆざくら)」で作成し11月20日未明、投稿決定しましたが
登載した、冬桜(ふゆざくら)のインターネットの 科技研 の花ビラの記事を吟味すると
冬桜(ふゆざくら)は一重
との説明により、登載の花が八重咲きであり、冬桜(ふゆざくら)ではないと思い
植物公園管理事務所に電話連絡し、協議の結果
11月8日にも投稿した、子福桜(こぶくざくら)
と決定しました。
事務所の職員は、間違いを率直に認め、名札を取り外す、ことを伝えてきました。
ということで、私もブログの大修正を余技なくされ、
題目を「子福桜Ⅱ」とし、説明文も冬桜(ふゆざくら)から子福桜(こぶくざくら)に変更しました。
さて登載の句については、冬桜(ふゆざくら)の部分をそのままにしても成立はするのですが
画像がありますので、涙を飲んで、その部分を子福桜(こぶくざくら)に修正させていただきます。
先に記事を読まれた方に対しては深くお詫び申し上げます。
11月20日・午後4時58分
(山塔梨雨)
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子福桜(こぶくざくら)ほどよく咲いて小春かな
子福桜(こぶくざくら)の開花期は10月~4月で、歳時記にも登載されておらず句の季節ははっきりしません
小春とは陰暦10月・現11月のおだやかな秋の日和(ひより)の季語であり
本句は、小春により晩秋を明確にしました。
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晩秋の季節感を醸(かも)すため、あえて紅葉の画像を挿入しました。
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泰山(たいざん)の眠り覚(さ)まさむ 子福桜(こぶくざくら)
原句
泰山(たいざん)の眠り覚(さ)まさむ 冬桜(ふゆざくら)
注・「たいざん」とは高く大きく立派な山。
歳時記によると、「山眠る」は冬12月の季語、「冬桜」は冬1月の季語。
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(梨雨)