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稔りの風景 - 白山木(はくさんぼく) = いせび の実 - 今日の一景(11) - 芦屋釜の里

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今日(きょう)の一景
 
稔りの風景
 
白山木
(はくさんぼく)
 
花譜の館・別館」へようこそ。
 
行く年や投稿〆たる白山木
(ゆくとしやとうこうしめたるはくさんぼく)
[注・「ゆくとし」とは仲冬の季語で、歳末の日々、
〆は漢字ではなく記号であるが、「〆る」は締まると同じで、まとめてしめる、結ぶ、の意]
 
 
イメージ 8
 
 
 
 
 
花譜の館・別館」へようこそ。
 
今年
ご訪問された方々
ましてや、ナイス ! 並びに コメントを お入れ下さった方々
ありがとうございました。
来年も宜しくお願い申し上げます。
 
 
花譜の館・別館」へようこそ。
 
 
本年最後のテーマは実の生った 白山木(はくさんぼく) です。
この花は、本年5月7日に投稿しましたが、
12月26日
花が落ちた後になった赤い実とその紅葉(こうよう)があまりに美しく
新年を望むにふさわしい画像と判断し、お届けすることにしました。
 
 
ハクサンボク
 
インターネットの 花図鑑-龍 によりますと
 
ハクサンボク
(白山木)
別名
イセビ
学名
 Viburnum Japonicum
 
スイカズラ科 ガマズミ属
 
   白山木(はくさんぼく)はスイカズラ科・ガマズミ属の常緑小高木で日本固有種である。愛知県近辺の太平洋岸
伊豆諸島、山口県、九州、沖縄などに分布し、山野や海岸に生える。
   和名の由来は定かではないが、石川、岐阜県の白山に生えると誤認されたという説がある。
  樹高は2メートルから6メートルくらいになる。
   葉は幅の広い卵形で向かい合って生える(対生)。葉の表面は艶があり、浅いぎざぎざ(鋸葉)がある。
  花の後にできる実は楕円形の核果(水分を多く含み、中に種が一つある。)で秋になると真赤に熟する。
  花と葉は、乾くと特有の匂いがある。
  庭木や活け花として利用される。
   また、材は木釘に利用される。
  別名を「イセビ」という。
   属名の vibrnum  は、この属のラテン古名だが意味はわかっていない。
   小種名の japonicum  は「日本」のという意味である。
   学名は Viburnum japonicum 
 
と説明されています。
 
まずは、4~5月に咲いていた花の画像を紹介します。
 
 
別館の窓にいっぱい白山木
(べっかんのまどにいっぱいはくさんぼく)
 
 
イメージ 1
 
H25_4-25撮影
 
 
閑かさや茶室の裏にいせび生る
(しずかさやちゃしつのうらにいせびなる)
 
 
イメージ 7
 H25_5-4撮影
 
 
 
山陰にいせびの白の極めたり
(やまかげにいせびのしろのきはめたり)
 
 
イメージ 2
 
 
H25_5-4撮影
 
 
 
では、12月26日に撮影の
白山木(はくさんぼく)
の画像を紹介いたします。
 
 
別館にその実控へし白山木
(べっかんにそのみひかへしはくさんぼく)
 
 
イメージ 3
 
後方に直立しているのはマンサクです 
 
 
 
イメージ 4
 
 
 
纏ふ葉を紅に染めたりいせびの実
(まとふはをべににそめたりいせびのみ)
 
 
イメージ 5
 
 
 
 
イメージ 6
 
 
 
来る年が皆様にとって良き年でありますように
心よりお祈り申し上げます。
(山搭梨雨)
 
 

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