今日の一景
(148)
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四季の風景
秋
プリムラ・ジュリアン
ジュリアンの奥床しきも鮮らけし
(ジュリアンのおくゆかしきもあざらけし)
[注・「あざらけし」とは古語で鮮やか、の意]
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プリムラ・ジュリアン
科名
サクラソウ
学名
プリムラ・ジュリアン
(P. × juliana)
原産地
交配種
草丈
10cm-30cm
開花期
12月~4月
インターネットの ウィキペディアフリー百科事典 を抜粋しますと
プリムラ属
(Primula)
サクラソウ科サクラソウ属の園芸植物で、
日本では生産園芸、鑑賞園芸の園芸ジャンルにより、包括する範囲が多少異なる。
主にヨーロッパで品種改良されたものが多い。
この意味での「プリムラ」が多く、本記事で説明する。
このプリムラの他に、サクラソウ属に属する園芸植物として、
日本の古典園芸植物である日本桜草(にほんさくらそう、植物学上の和名はサクラソウ)がある。
サクラソウ属のラテン名Primula(本来の意味)
プリムラ(小惑星)
プリムラとはヨーロッパやアジアに自生するサクラソウ属(Primula)の原種やその変種、品種、
またそれらを交配して作られた品種群である。
主要なものを以下に記載する。
として
生産園芸4種
鑑賞園芸8種
を記載している。
プリムラ・ジュリアン
(P. × ju;iana)
は
生産園芸種に登載されており、
プリムラ・ポリアンサ(P. polyantha)とプリムラ・ジュリエ(P.juriae)との交配種。
草野総一作出。1972年(昭和47年)に坂田種苗(現坂田のタネ)より発売。
また、プリムラ・ポリアンサとプリムラ・ジュリアンをあわせて
プリムラ・プルホニケンシス・ハイブリッド
(P.pruhonicensis hybrids)
とすることもある
と説明されています。
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インターネットの みんなの趣味の園芸 を抜粋すると
もともとポリアンサは、株元から花茎を伸ばし、その先に笠のように花を咲かせる性質をもち、株元で密集して花を咲かせるジュリアンとは容易に区別できました。しかし、P・ジュリエとの交配が進むうちに、ポリアンサも株元で花を咲かせる性質に変わっていきました。今日ではこの2品種群の区別は花の大きさのみになり、大輪がポリアンサ、小輪がジュリアンとして扱われています。
と説明されています。
また
インターネットの やさしい園芸の 最後尾に
プリムラ・ジュリアン
ポリアンタにコーカサス原産のジュリアエ[P.juliae]を掛け合わせてできた品種で、日本で作出されました。
ポリアンタに比べると小型で可憐な雰囲気が魅力的で、色数も豊富です。
花びらがバラのように重なる八重咲き種もあります。
と説明されています。
なお、ここに説明されているポリアンタとは、ポリアンサのことです。
秋日傘ジュリアンの青やかなる
(あきひがさジュリアンのあをやかなる)
[注・「秋日傘」とは秋9月の季語である。
秋になっても暑い日は多い。
婦人たちは耐えがたい秋の日差しを避けるために日傘を差して外出する。
とはいっても真夏のものとはおのずから気分が異なる。
「あおやか」とは青く鮮やかなさま]
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(梨雨)