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歴史遺産 - 秋月城跡の黒門(くろもん)と紅葉(もみじ) - 今日の一景(10) - 福岡県朝倉市秋月野鳥

 
今日(きょう)の一景
 
花譜の館・別館」へようこそ。
 
古(いにしへ)は武士(ぶし)の黒門(くろもん)今紅葉(もみじ)
 
 
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花譜の館・別館」へようこそ。
 
 
  12月4日、早朝に起床した私は、午前5時に起床し、約55キロ離れた朝倉市秋月へ向け車を出しました。
   地元の紅葉を撮影し続けて12月に入りました。平地では紅葉(こうよう)は限界の時期で、朝倉市秋月鳥毛の
秋月城跡(県指定史跡)の本門(ほんもん)こと黒門(くろもん)を楓(かえで)の「もみじ」とともに撮影できればといいなと、期待しての出発でした。もし「もみぢ」が散っていても、県指定の有形文化財ですので、来る桜のシーズンのアングル探しの下見の意義はあると考えていました。
  午前7時ごろ現場の駐車場に到着した時はまだ、朝の薄明かりでしたが空は晴れきっていました。
  杉の馬場の通りを歩いて左手の秋月城跡を見ながら約200メートルほと゛行くと左の黒門あたりに紅葉(もみじ)が見えてきました。そうして黒門に到着した時は、紅葉(こうよう)は終わりがけではありましたが、それなりに色を出しており、投稿に耐えうると判断し、シャッターを切り続けました。そのうちに空も開け出し、青い空が見え初めました。充分に時間をかけ黒門を撮影後、徒歩にて移動し、これまた撮影にはかかすことのできない県指定有形文化財の「眼鏡橋(めがねばし)」を撮影しました。
   そうして帰宅したのが午後0時半ころで、有意義な1日でしたが久しぶりの長距離運転に疲れが出てすぐに睡魔に襲われました。
 
 
 
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蔵書の 福岡県の歴史散歩 によりますと
 
秋月城跡
(あきづきじょうあと)
 
   筑前の小京都といわれる秋月は、標高860m余りの古処(こしょ)山麓に流れる野鳥(のとり)川沿いに形成された。戦国大名秋月氏の城下町である。豊臣秀吉の九州攻め(1587年)に島津氏と同盟を結んで抵抗した秋月種実(たねざね)は、筑前11郡36万石を領していたといわれる。秀吉に降(くだ)った種実は、日向高鍋(現・宮崎県高鍋町[たかなべちょう])に移され、秋月は小早川隆景(こばやかわたかかげ)に与えられた。関ヶ原の戦い(1600年)の後、筑前に入封(にゅうほう)した黒田長政(くろだながまさ)が没すると、その遺言に基づいて、3男長興(ながおき)に秋月5万石が分与され、1623(元和9)年、秋月藩が成立した。
 
秋月城
本門
(ほんもん)
こと
黒門
(くろもん)
 
   郷土館前バス停から南に伸びるメイン通りが杉の馬場(すぎのばば)で、その奥、左手一帯が秋月城跡-県指定史跡である。秋月城本門(黒門-県指定有形文化財)は、秋月氏時代の搦手門(からめてもん)を黒田氏秋月城
陣屋(じんや)の大手門(おおてもん)とし、廃城(はいじょう)の際に当地に移したものと伝えられている。
 
と説明されています。
 
武士(もののふ)の技(わざ)を競(いそ)ひし杉の馬場
[注・「いそふ」とは古語で競争する、の意]
で、この句は上の解説から思いついたもので、
杉の馬場での武士の「うまくらべ」を想像して詠んだものです。
 
 
 
 
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黒門を潜(くぐ)るや 高処(たかど)の冬紅葉
[注・「たかど」とは古語で高い所、の意]
 
 
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(梨雨)
 

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