今日の一景
(136)
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四季の風景
秋
菊咲栴檀草
(きくざきせんだんぐさ)
こと
ウインターコスモス
少しき瑞玉杯やウインターコスモス
(すこしきみづたまうきやウインターコスモス)
[注・それぞれ古語で「すこしき」とは小さい、「みづたまうき」とは杯、の意]
1
ウインターコスモス
インターネットの みんなの花図鑑 によりますと
ウインターコスモス
[winter cosmos]
学名
Bidens laevis
分類
キク科 センダングサ属
開花時期
9~12月
花の色
白、黄
名前の読み
ういんたーこすもす
分布
北アメリカ南部からグアテマラ
生育地
平地 庭植え
植物のタイプ
多年草
大きさ・高さ
20~120センチ
花言葉
調和
花の特徴
茎先に集散花序 (最初の花が枝先につき、その下に次々と側枝を出して花がつく) を出し、黄色い花(頭花)をつける。筒状花は黄色い。舌状花の色は、白やクリーム色のほか、黄色地に白の覆輪が入るものなどがある。
葉の特徴
葉は羽状に細かく裂け、互い違いに生える (互生) 。
実の特徴
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
その他
流通名にコスモスの名はつくが、コスモスではなく栴檀草(せんだんぐさ)の仲間である。また、英名ではなく和製英語である。和名はキクザキセンダングサという。日本へは園芸用に導入された。なお、センダングサ属の数種類がウィンターコスモスの名で流通している。立性のものと矮性のものがある。属名のビデンズ(Bidens)は 「bi (2) + dens(歯)」で「2本の歯」を意味する。実にある2本の刺を歯に見立てたものである。種小名のlaebisは「無毛で、なめらかな艶を持つ」という意味である。
と説明されています。
2
思ひ捨てしウインターコスモスの在処問ふ
(おもひすてしウインターコスモスのありかとふ)
[注・「おもひすつ」とは古語で、見過ごす、の意]
3
福智山ろく花公園の公式ホームページ
の
今こんな花が咲いています
更新年月日
(平成26年10月14日)
によりますと
ウインターコスモス
キク科ビデンズ属の多年草、ただし実質1年草として扱われます。コスモスの名がついていますが、属名が示すとおり、コスモスとは別の仲間の花です。属名のヒデンスはラテン語で「2本の歯」を意味し、この花の実に2本の歯のようなトゲがあることに由来します。
コスモスの花期と入れ替わるように、10月から12月にかけて、コスモスに似た黄色や白のかわいい花を咲かせることから、ウインターコスモスと呼ばれます。
別名、キクザキセンダングサ(菊咲き栴檀草)またはビデンス。
と説明されています。
4
ご完読ありがとうございました。
(梨雨)