Quantcast
Viewing all articles
Browse latest Browse all 1281

四季の風景・夏-「白野江の若き紫陽花たち」-紫陽花Ⅴ-今日の一景(75)-北九州市立白野江植物公園

 
今日の一景
(75)
 
花譜の館・別館」へようこそ。
 
四季の風景
 
白野江の若き紫陽花たち
紫陽花
(あじさい)
 
 
紫陽花や青雲の志の及ばざる
(あぢさゐやせいうんのしのおよばざる)
 
 
Image may be NSFW.
Clik here to view.
イメージ 7
 
 
 
 
アジサイ
 
蔵書の 草木花・歳時記・夏 によりますと
 
紫陽花
(あぢさゐ)  (あじさい)
七変化(しちへんげ) 四葩(よひら)
 
アジサイ  アジサイ科(ユキノシタ科)
 
   梅雨時の花は紫陽花に代表される。野生のガクアジサイのなかで、装飾花ばかりになったものがアジサイである。
   花弁に見えるのは4枚のがく片で、その中心部に直径1~2ミリの花冠がある。4枚のがく片から、四葩、また花の色が日々微妙に移り変わることから七変化ともよばれる。『万葉集』には「味狭藍」または「安治佐為」と表記されており、語源については「あづ(集める)さい(真の藍)」とするほか、さまざまな説がある。紫陽花と書くのは当て字で、白楽天の詩「招賢寺に山花一樹あり 人その名を知るものなし 色は紫色に花は香気を宿し(略) よりて紫陽花と名づく」によっている。平安時代の学者・源順(みなもとのしたごう)がこの紫陽花をアジサイと解し、以後それが広まったといわれている。
   しかし、アジサイはれっきとした日本原産の園芸植物で、高さ1~2メートルの落葉性小低木である。幕末に長崎に滞在していたシーボルトが、アジサイの学名に自分の愛人だった"お滝さん"の名をとり、オタクサと命名した話は有名。
   ヨーロッパに渡ったアジサイは、改良が重ねられた系統が日本に里帰りし、西洋アジサイと呼ばれてさかんに栽培されている。装飾花が大型で花色も桃、赤、白など鮮明な単色のものが多く、日本のアジサイと趣を異にするが、植物としてはアジサイそのものである。 < 鳥居恒夫 >
 
と説明されています。
 
 
 
 
Image may be NSFW.
Clik here to view.
イメージ 1
 
 
 
 
Image may be NSFW.
Clik here to view.
イメージ 8
 
 
 
 
Image may be NSFW.
Clik here to view.
イメージ 2
 
 
 
 
あぢさゐのところどころに浅みどり
(あぢさゐのところどころにあさみどり)
 
 
Image may be NSFW.
Clik here to view.
イメージ 3
 
 
 
 
Image may be NSFW.
Clik here to view.
イメージ 4
 
 
 
 
Image may be NSFW.
Clik here to view.
イメージ 5
 
 
 
あぢさゐののちの幽みのうす化粧
(あぢさゐののちのくらみのうすげせう)
 
 
Image may be NSFW.
Clik here to view.
イメージ 6
 
 
ご完読ありがとうこざいました。
なお、登載の8画像は、いずれも先月12日、北九州市立白野江植物公園
において、咲き始めたまだ色淡い紫陽花を撮影したものです。
(梨雨)
 

Viewing all articles
Browse latest Browse all 1281

Trending Articles