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House of flowers tablature
annex
Flower photography by Riw
№292
桔梗
(ききょう)
の
白花種
白花桔梗
(しろばなききょう)
1
2
キキョウ
[桔梗]
分類
キキョウ科 キキョウ属
学名
Platycondon grandiflorum
絶滅危惧Ⅱ類(VU) (環境省レッドリスト)
別名
オカトトキ(岡ととき)、盆花、嫁とり花、
古名
アサガオ
英名
ballon flower
3
原産地
日本(北海道~九州)、朝鮮半島、中国東北部
性状
多年草
草丈
50~100センチ
花期
6~9月
秋の七草のひとつ。
日本全土の日当たりのよい山野、乾いた草地に自生。
自生のほとんどは青紫色の一重。
つぼみは膨らました風船のような形をしていて、緑色から徐々に青紫色に変る。
花は茎の先端につき、ときに枝分かれした花茎につき、星形に5裂した広い鐘形で、花冠は4~5センチ
ふつう青紫色である。淡紫色や白色のものもある。
雌しべより先に雄しべが成熟する。
開花の後、雄しべは花粉を出し、やがて花柱から離れる。雄しべは5本。
雄しべが花柱から離れるた後、柱頭から5つに裂開し、他花受粉する。
葉は螺旋状に互生し細い披針形で長さ4~7センチ。
先端は尖り、ほとんど葉柄はない。稀に対生や3~4枚の輪生もある。
葉縁に鋸歯がある。葉裏は白味を帯びている。
根茎は黄白色で太く多肉質、少し横縞があり、長い紡鐘形で真っ直ぐに地中にのびている。
キキョウサポニンを含み、乾燥したものを漢方薬として利用する。
江戸時代には多くの園芸品種が作られ、
白花、八重、渦、絞、綿、二重などがある。
4
シロバナキキョウ
[白花桔梗]
分類
キキョウ科 キキョウ属
学名
Platycondon grandiflorum from. albifrora
別名
シロキキョウ
性状
多年草
花期
7~9月
キキョウの白花種
茎の先端に白色で鐘形の花をつける。
韓国では根を食用にするために多く栽培されている。
以上解説は、【キキョウ(桔梗)、シロバナキキョウ(白花桔梗) : 植物の生態散歩】引用
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全ての画像は、今月(2018年10月)18日、立礼席にて、西側の出窓に置かれた竹筒に
コンギクとミズヒキとともに活けられていた
シロバナキキョウ
(白花桔梗)
を撮影したものです。
本日のお運びまことにありがとうございました。
梨雨