「花譜の館・別館」へようこそ。
House of flowers tablature
annex
Flower photography by Riw
№268
雁(かり)の首のよう
雁 草
(かりがねそう)
1
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カリガネソウ
学名
Caryopteris divaricate
分類
クマヅラ科 カリガネソウ属 多年草
開花時期
8月、9月
花の色
紫
名前の読み
かりがねそう
分布
北海道から九州
朝鮮半島や中国
生育地
山地の湿った林の中や林の縁
大きさ・高さ
1メートル
2
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3
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4
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[花の特徴]
花のつけ根は筒形で、先が5つに避けている。
そのうちの下につく1つの裂片が舌状に長く伸びて上側に曲がり、濃い斑点が入る。
雄しべ4本と雌しべは大きく飛出して弓形に下側へ曲がる。
[葉の特徴]
葉は幅広い卵形で、向かい合って生える ( 対生 ) 。
葉の先は鋭く尖り、縁にはぎざぎざ ( 鋸歯 ) がある。
[実の特徴]
花の後にできる実は小堅果で、先は4つに裂ける。
[その他]
和名の由来むはこの花の様子を雁の首に見立てたものである。
青紫色の花はとても美しいが、全草に強い臭気がある。
別名をホカケソウ ( 帆掛草 ) ともいう。
これは帆掛舟にたとえたものである。
属名の Caryopteris はギリシャ語の 「 Karyon ( 堅果 ) + pteron ( 翼 ) からきている。果実が小堅果で翼があるように見えることから名づけられた。
種小名の divaricate は 「 広く分枝した 」 という意味である。
5
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福智山ろく花公園
の
ホームページ
今んな花が咲いています
(平成30年9月6日更新)
によりますと
カリガネソウ
(雁草)
クマヅラ科の多年草。
北海道から九州まで広く自生していますが、生育地自体は多くないようです。
8月から10月ごろ、青色の花の特徴的な花を咲かせます。
形が雁の飛んでいる姿に似ていることからその名前がついたそうです。
実際に、雁の飛び姿を別名ホカケソウ ( 帆掛草 ) といいますが、こっちの方が「 なるほど 」という感じがします。
名前のことはそておき、色といい姿といい、清楚な花ですね。
旨、説明しています。
6
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全ての画像は、福智山ろく花公園の茶店裏の山野草園にて、撮影したものです。
撮影日は
2、4、6が、2017年9月23日
1、3、5が、2018年9月9日
です。
本日のお運びまことにありがとうございました。
梨雨